面接の練習はどうやったら効果的?面接対策の方法を解説!

自分は面接が得意だ、と言い切れる人はあまりいないと思います。普段とは異なる状況で、ほぼ初対面の人から評価される場だと考えると誰しも緊張してしまうものです。

しかし、事前に面接を想定した練習をすることで想像以上に本番に緊張せず、自分の考えをスムーズに伝えることができるようになります。

そこで今回は効果的な面接の練習方法やチェックポイントを解説します。

面接の練習はどうやったら効果的?面接対策の方法を解説!
目次

なぜ面接が苦手だと感じてしまうのか

そもそも私たちはなぜ面接が苦手だと感じてしまうのでしょうか?

緊張や不安

まずひとつめに、面接という「緊張感のある場」に慣れていないことが挙げられます。その面接により自分の進路が決まるのだと考えるとおのずと緊張してしまいますよね。

そしてふたつめに、ほとんどの場合初対面の相手からこれまでの自分のことを聞かれます。自分のことを知らない相手に自分の良さやこれまでやってきたことを伝えるのは難しく、うまく話せなかったらどうしようと苦手意識を持ってしまうものです。

自分の頭で考えていることを言葉にするのは難しい

自分の頭の中で考えていることを言葉にし相手に伝えることは、想像以上に難しいものです。実際に口に出して他人に伝えてみる練習を何度も行い、その相手からフィードバックをもらうことで徐々に自分のことを他人に伝えることができるようになります。

面接の苦手意識を克服するには?

面接が苦手な人は、どんな対策をすればいいのでしょう?

圧倒的に「場慣れ」している方が有利!

しかし、苦手だと感じやすい状況であるとはいえ、その苦手意識や緊張感をある程度取り除くことは可能です。

就職活動を始めたばかりの頃より、数回面接を体験してからの方が「場慣れ」してきて緊張しなくなったと話す先輩は多くいます。そのため、面接という場に慣れることで緊張感は次第に緩和できます。

練習で面接の準備や対策をする

しかし、「場慣れ」が必要だから最初の方はうまく話せなくて良いということではありません。序盤に志望度の高い企業の面接が入っていることもあると思います。

面接に慣れていない頃でも本番で言葉に詰まらないためには、面接の練習をすることが必要です。

面接対策・練習の方法はどうするのが効果的?

それでは具体的にどのように面接の練習をするのが良いのでしょうか?もちろん、本物の面接で練習ができるのがベストですが、なかなか機会がないものですよね。ポイントは第三者に聞いてもらうこと、そして事前に自分で話すことをまとめておくことです。

面接官の年齢に近い身近な人に頼もう

可能であれば、予定している面接の面接官に近い年齢の人に面接の練習をしてもらうことをおすすめします。年齢によって、捉え方や価値観などが異なり、同じ言葉でも伝わり方が変わる場合があるためです。

もし直近で予定している面接の企業が大手企業や老舗企業なら40代前後の方に、ベンチャー企業なら30代前後の方に頼むのが良いでしょう。

想定される質問は必ず何回か口にしてみよう

次に、想定される質問は必ず事前に自分の中で話すことをまとめ、紙に書きだしておき、何度か口にしておくようにしましょう。

たとえば、「志望動機」「自分のアピールポイント」などはどのような業種・企業でも必ず聞かれる質問です。紙に書いておくことで、面接の練習をしてくれた相手からのフィードバックを書き留め、その内容を推敲することができます。

他にも、その企業独自に聞かれそうなことがあれば、企業ごとに面接対策として予想される質問への回答を準備し口に出す練習をしておきましょう。

第三者から見たフィードバックはとても大切

面接の練習で最も大切なのは、練習相手からのフィードバックです。気になった箇所を指摘してもらい、本番ではバージョンアップして話すことで、より面接官に伝わりやすくなりあなたの魅力が伝わるようになります。

率直にどう感じたか聞いてみて

面接の練習ではまずは途中でストップせずに最後まで聞いてもらいましょう。そして、全ての質問と回答が終了したあとに「聞いて頂いて率直にどう感じましたか」と聞いてみましょう。

自分ではうまく話せたつもりでいても、第三者から聞くと「よくわからない」と感じる場合や、「ここの部分をもう少し知りたかった」とモヤモヤする場合があります。

わかりづらかった箇所や、もっと詳細に話してほしかった箇所、マイナスに聞こえてしまう箇所がないかなどを確認しましょう。

自分では気づかない口癖や仕草もチェック

加えて、自分ではなかなか気づくことができない口癖や仕草もチェックしてもらいます。

言葉に詰まるとつい「えー、あー」などと口にしてしまうとそれは「落ち着きのない人」としてマイナスイメージを与えてしまったり、話の内容に集中できない「ノイズ」になってしまったりすることがあります。

また、話をしている最中に髪に手をやるなどの集中力を削ぐ仕草をしていないかもチェックしてもらいましょう。

面接の練習をするには他にもこんな方法や対策がある

面接の練習に協力してくれる人が見つからない場合は次の方法を試してみてください。

面接の受け答えを録画してチェックしてみる

面接の質問を想定して、それに答えている様子を自分で録画してみるという方法もあります。スマホで簡単に録画できるので、試してみてください。

自分の姿を動画で見るのは恥ずかしいかもしれませんが、客観的に見てはじめて気がつく欠点や改善点は多いと思います。

面接練習用のアプリを使って練習してみる

「模擬面接に行く時間や余裕がない」「まずは自分一人で練習してみたい」という人は、面接用のアプリを使って練習してみるのもいいでしょう。

アプリが面接用の質問をしてくれるので、それに答えていくことで一人でも本番に近い形で面接練習をすることができます。

インターンシップに参加する

就活の面接対策として、インターンシップに参加するのもおすすめです。インターンに参加して企業を良く知ることで、実際の就活面接の時の傾向と対策も練りやすくなり、就活や面接への苦手意識を軽減することにつながります。

人事担当者の顔が分かることで面接への不安や緊張感を払拭できるというメリットもあります。インターンに参加するには面接を受ける必要があるので、本番の緊張感を体験することができ、練習や場慣れの機会として活用することもできます。

面接の練習でチェックすべきポイント

第三者に見てもらう時や自分で動画をチェックするときは、次のポイントにも気を配ってください。

入退室のマナー

入退室のマナーがきちんとできているか、動画を見ながら確認してみます。動きがぎこちなくなったり、不自然になっていないでしょうか?

慣れるまでは時間がかかるかもしれませんが、何度も練習と動画のチェックを繰り返して、スムーズな所作を身につけましょう。

身だしなみと姿勢

身だしなみや姿勢も重要なチェックポイントなので、できれば練習でも本番と同じスーツと髪型にします。服装や髪型に清潔感があるか、姿勢が悪くないかも見てもらうといいですね。

「表情がこわばっていないか」もチェックしてもらいましょう。口角を少し上げることを意識すると、自然な笑顔をキープできます。

声の大きさやトーン

自分で話していると気がつかないのが、声の大きさやトーンの問題です。声が小さいと聞き取りづらいだけでなく、自信のない印象を与えてしまうこともあります。声のトーンが暗いようなら、少しあげて明るい印象にする工夫も必要です。

最後に

面接の緊張感は、練習を繰り返すことでかなり緩和することができます。家族や友人に協力してもらったり、専門家のアドバイスなどを参考にして、しっかりと対策していきましょう。

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