就活の自己PRで「継続力」を上手にアピールする方法や注意点について解説します。部活、バイト、ゼミなど学生時代に頑張ったことをエピソードとした継続力のアピール例文もぜひ参考にしてください。
- ・就活の自己PRで「継続力」をアピールするのはアリ?
- ├企業は「継続力」のある人材を求めている
- ├企業に合わせたアピールを
- └継続力をアピールできる期間は?
- ・自己PRで「継続力」を効果的にアピールするコツ
- ├具体性とエピソードがポイント
- ├仕事に関連づける
- └言い換えやキャッチフレーズで「継続力」を印象付ける
- ・「継続力」をアピールするときの注意点
- ├惰性で続けたような印象を与えない
- └実績をアピールするだけにならない
- ・例文①部活のエピソードで継続力をアピール
- ├部活で継続力を発揮する場面は?
- └自己PR例文
- ・例文②バイトのエピソードで継続力をアピール
- ├バイトで継続力を発揮する場面は?
- └自己PR例文
- ・例文③ゼミ・研究のエピソードで継続力をアピール
- ├ゼミ・研究で継続力を発揮する場面は?
- └自己PR例文
- ・最後に
就活の自己PRで「継続力」をアピールするのはアリ?
企業は「継続力」のある人材を求めている
社員に物事を継続する力を求める企業は多いため、就活の自己PRで継続力をアピールするのは効果的です。継続力に自信がある人は積極的にアピールしていきましょう。
どんな仕事も一日では終わりません、数日から数週間、あるいは年単位で取り組まなければ結果が出ない仕事もあります。長い時間をかけて物事に取り組むことができるとアピールできれば、魅力的な人材と印象付けられるでしょう。
企業に合わせたアピールを
継続力を評価する企業は多いですが、企業の特徴を意識したアピールができればさらに効果的な自己PRが作成できます。
自己PRは企業の特徴や求める人材をを意識して作成することが重要です。社風や文化、その企業で活躍している人の特徴などリサーチしてみてください。
継続力をアピールできる期間は?
数日や数週間続けただけでは、継続力があるとは言えません。少なくとも数ヶ月、できれば数年続けたことが望ましいです。しかし、ただ長ければいいということでもありません。
大切なのは期間よりもプロセスや結果です。「継続のためにどんな努力をしたのか」「そこからどんなことを学んだか」などが重要だと覚えておいてください。
自己PRで「継続力」を効果的にアピールするコツ
具体性とエピソードがポイント
ただ「継続力があります」というだけでは、説得力がありません。実際に継続力を発揮したエピソードがあれば具体性が高まり、説得力も高まります。勉強やスポーツで成果をあげたこと、資格取得のために継続的に努力をした経験、長年習い事を続けていたなどの経験もいいでしょう。
「大会で優勝した」「売上一位を達成した」などの実績がアピールできるようなエピソードである必要はありません。継続力を発揮した自分なりのエピソードはないか思い返してみてください。
仕事に関連づける
就活の自己PRで大切なのは、仕事をしている自分をイメージすることです。自己PRに盛り込むエピソードは、できれば仕事でいかせる場面がイメージしやすいものがいいでしょう。
志望する職種や入社後にやってみたい仕事をイメージして、どんなシーンで「継続力」をいかすことができるか考えてみましょう。
言い換えやキャッチフレーズで「継続力」を印象付ける
就活の自己PRで「継続力」をアピールする就活生は多いです。ただ「継続力」があることを伝えるだけでは、面接官や採用担当者の印象に残りません。
できれば「コツコツと続けることが得意」「粘り強さがある」などと、ほかの言葉で言い換えてみましょう。独自のキャッチフレーズを用意しておくと、担当者の興味を引き印象付けることができます。ただし、ユニークにしようとするあまり、分かりづらいキャッチフレーズにならないようにしてください。
「継続力」をアピールするときの注意点
惰性で続けたような印象を与えない
継続力のアピールで気を付けたいのが、惰性でダラダラ続けた印象を与えないようにすることです。惰性で続けた印象を与えてしまうと、決断力が無いといった悪い印象を与えてしまう場合もあります。
なぜ続けられたのか?何のために続けたのか?長期間継続できた「目的」を明確にしておくと、ただ続けていただけではないと印象付けられます。
実績をアピールするだけにならない
「長期間継続した結果こんな成果をあげられた」と成果をアピールしたい方もいるかもしれませんが、実績はそれほど重要ではありません。企業の担当者は実績よりも、そのための努力やプロセスを重視します。
成果や実績のアピールは、ただの自慢に聞こえてしまうこともあるので注意が必要です。成果を出すためにどんな努力や工夫をしたか、どんな学びがあったか、などに焦点を当てて説明するのがいいでしょう。
例文①部活のエピソードで継続力をアピール
部活で継続力を発揮する場面は?
部活は日々の活動そのものに継続力が求められます。基礎練習から試合・本番に向けた応用練習まで多くのことを継続的に行わないと結果に繋がらないためです。日々の練習に継続力をもって取り組み、目標を達成できたエピソードが話せると良いでしょう。
自己PR例文
私のアピールポイントは継続力です。私は大学時代に卓球部に所属しており、週6回の練習に参加していました。
きつい練習を続けることとができたのは、練習メニューで飽きない工夫をしていたからだと考えます。卓球の練習にはラリー、フットワーク、サーブ、ゲーム形式など決まった練習メニューがありますが、順番や内容を少しずつ変えていくことでいつも新鮮な気持ちで練習に取り組むことができました。
その結果、関東学生リーグという大学対抗の団体戦にレギュラーとして出場することができ、個人では全勝できました。貴社に入社してからも、自分なりに工夫と努力をすることで、日々の仕事を楽しみながら継続していきたいです。
例文②バイトのエピソードで継続力をアピール
バイトで継続力を発揮する場面は?
アルバイトは短期のものよりも数ヶ月〜数年に渡る長期アルバイトの方が継続力をアピールしやすいです。できれば何か成果をあげたアルバイトのエピソードがいいでしょう。
自己PR例文
私のアピールポイントは継続力です。大学時代に2年間続けた家電量販店での携帯電話販売のアルバイトでも、継続力を発揮して成果を上げた経験があります。
アルバイトを始めた当時は全く契約に結びつかず、先輩社員に叱られる日々が続きました。働いている以上、責任感をもって仕事をすることが重要だと思っていたので、契約を得るために以下の2つを徹底しました。
・お客様への声掛け
店員側から積極的な姿勢でお客様にお声掛けをさせていただくことで、お客様の課題に寄り添うことができるためです。
・先輩社員の観察
先輩社員がどのように声掛けから契約まで話を持っていくのかを観察する習慣をつけました。
以上を継続的に取り組んだところ、1度ではありますが店舗内で契約台数1位をとることができました。貴社に入社してからも、成果をあげるためにできることを自ら考え仕事に取り組みます。
例文③ゼミ・研究のエピソードで継続力をアピール
ゼミ・研究で継続力を発揮する場面は?
ゼミや研究で継続力を発揮する場面はやはり日々の活動です。継続力をもって日々の活動をこなし、ゼミ発表や学会発表で成果を出したエピソードが望ましいです
自己PR例文
私のアピールポイントは継続力です。大学でのAI研究では、継続力をもって研究に取り組んだ結果、国際学会で表彰していただくことができました。
研究は日々の取り組みが大切です。特に、研究対象のAIの動作をテストするためにプログラムを使っていたのですが1からコーディングしなければならず、非常に苦労しました。理論通りの結果を出すためにプログラムの試行錯誤を繰り返しました。
貴社での長期開発業務では、私が研究で培った粘り強く努力し続ける力をいかせると考えます。
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最後に
継続力のアピールで大切なのは、具体的なエピソードです。長期間にわたり努力した経験を元に、あなたらしさが伝わる自己PRを作成しましょう。
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