【例文あり】就活の自己PRで「真面目」をアピールする方法とは?

就活の自己PRで真面目さをアピールしようと考えている方もいるでしょう。しかし自己PRで真面目な性格をアピールする学生は多いため、差別化するには内容や表現を工夫する必要があります。

今回は、真面目さを効果的にアピールする文章構成やポイントについて解説します。エピソード別の自己PR例文や作成での注意点なども参考にしてください。

【例文あり】就活の自己PRで「真面目」をアピールする方法とは?
目次

自己PRで「真面目」をアピールしてもいい?

「真面目」とは

真面目とは、物事に真剣に取り組む姿勢や誠実な態度を指します。地道にコツコツと物事に取り組む様子も、真面目と表現することができます。

企業に評価してもらうには、「何かに真面目に取り組んだ」というだけでは不十分です。真面目に取り組んだ結果どんな成果をあげたのか、説明できてはじめて真面目さは評価されると覚えておいてください。

真面目さは社会人に必須の要素

真面目な性格であるというアピールには、ほとんどの採用担当者が好意的な印象を抱くでしょう。社会人として働くには真面目でないと務まらない場面も多いので、自己PRとしても十分有効です。

会社での仕事に真剣に取り組むことは、すべての社会人に求められる姿勢です。真面目さは社会人にとって必須の要素なので、業界や職種を限定することなくアピールすることができます。

自己PRで真面目さをアピールするときの文章構成

次のような構成で自己PRを作成するとまとまりやすいです。

①どんな強みがあるか
②具体的なエピソード
③仕事でどういかせるか

①どんな強みがあるか

はじめに結論を述べます。「私の強みは努力をコツコツ続けられる真面目さです」というように、結論はできるだけ短く簡潔にまとめましょう。だらだらと話したり、内容を詰め込みすぎるよりも、短くまとまっている方がわかりやすいです。

②具体的なエピソード

真面目な性格であるという自己PRに説得力を持たせるためには、具体的なエピソードが有効です。真面目さをアピールする就活生は少なくないため、オリジナリティを発揮して採用担当者に自分を印象付けるチャンスでもあります。

自慢できるような結果や、素晴らしい成果をあげたエピソードである必要はありません。日常の小さな行動でもいいので、あなたの人柄が伝わり真面目さをもっともよく表現できるエピソードを探してみてください。

③仕事でどういかせるか

最後に真面目さを仕事でどういかせるかアピールして、自己PRを締めくくるのが理想的です。その企業で働くことをイメージできていると、志望度が高いというアピールにもつながります。

自己PRで真面目さを効果的にアピールするコツ

言い換え表現を使って差別化する

真面目な性格をアピールする就活生は多いため、ありきたりな言葉や表現では「他の学生と同じような自己PRだな」と思われてしまう可能性が高いです。独自性を出すために、「真面目」を別の言葉で表現できないか考えてみてください。

「真面目」は次のような言葉で言い換えることもできます。

・責任感がある
・誠実である
・几帳面である
・努力家である
・途中で投げ出さない
・約束を守る

他の学生とはかぶらない自分だけのキャッチコピーを考えるのもおすすめです。言い換え表現やキャッチコピーでオリジナリティを出せば、採用担当者の記憶に残りやすくなります。

具体的な表現にする

真面目という言葉は人により解釈が異なったり、広い意味を持つ言葉でもあります。「強みは真面目な性格です」では具体性にかけるので、どんな真面目さなのかを簡単に説明するような表現を加えるといいでしょう。

具体的な説明を足すことで他の就活生との差別化もできます。自分らしさが伝わるような「真面目」の補足説明を考えてみてください。

企業に求められる人物像を意識する

企業の文化や仕事内容によって、仕事で求められることや職場で活躍できるタイプは異なります。その企業のカルチャー、求める人材、どんな人が活躍しているかをリサーチしておくと、効果的なアピールができるでしょう。

企業の求める人材を効率的にリサーチするなら、インターンシップに参加するのがおすすめです。インターンシップに参加すると、企業の文化や社内の雰囲気などがよく理解できます。社員の方を交えた座談会などもあるので、どんな人材が求められているか直接聞いてみるのもいいでしょう。

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真面目をアピールする自己PR例文6選

【例文①】誠実な対応力をアピール

誠実な対応が身についているのが私の強みです。ファーストフード店でのアルバイトでも、常に誠実な対応を心がけていました。

ファーストフード店アルバイトでのクレーム対応では、お客様の要望を理解するために、お話をしっかり聞くことに努めました。

お会計が間違っているというクレームをいただいた際、まずは丁寧に聞きご説明したところ、お配りしたクーポンの割引率をお客様が勘違いされていることがわかり、逆に謝っていただいたこともありました。

入社後の接客業務でも粘り強く誠実に対応することで、顧客満足度向上に貢献したいです。

【例文②】堅実さをアピール

堅実で真面目な姿勢が私の強みです。

大学の授業でSA(スチューデントアシスタント)をした際は、早めに教室に行って授業の準備をし、他のSAと一緒に分担を考え授業に臨みました。

授業の準備やセッティング、出欠確認など役割分担をしていたいので、自身の役割を確実にこなしながら、チームとしてお互いにサポートし合うことも意識していました。

1年間真面目にSAとして活動し、教授には良いチームメンバーで非常に助かったと評価していただけました。仕事でも堅実な姿勢で自身の役割をまっとうし、チームに貢献したいです。

【例文③】一生懸命さをアピール

アピールポイントは、一生懸命に物事に取り組む姿勢です。

大学ではラクロス部に所属し、大会優勝を目指して日々練習に励みました。ラクロスを大学から始めたため思うようにプレーができず、ミスをして悩むこともありました。

チームの足をひっぱるわけにはいかないと、先輩に自分の不得意な部分を分析してもらい、練習方法を見直しました。全体練習ははもちろん、自主練にも取り組んだ結果、試合で得点できるようになりチームに貢献できました。

仕事でも一生懸命取り組む姿勢を忘れず、結果が出るまで挑み続けます。

【例文④】生真面目さをアピール

私は規則を守り業務を遂行します。

コールセンターでアルバイトをしており、お客様情報のデータや申込書類などを扱う場合は細心の注意が必要でした。必ず決められた場所で管理し、不明な点があれば社員の方に確認するなどしてミスが出ないようにしていました。

個人情報を扱う御社に入社後は規則の厳守を徹底し、会社の信用を傷つけることのないように細心の注意を払います。

【例文⑤】責任感をアピール

私は最後まで責任を持ち結果を出すことができます。

バレーボールサークルのサークル長をしていた際、合宿の行先で意見が分かれ、部の雰囲気が悪くなったことがありました。

間に入りそれぞれの意見を聞いたところ、連絡ミスで気分を害した部員がいたことがわかりました。冷静に話し合ったところ誤解が解けてチームの雰囲気もよくなり、メンバーにはサークル長としての対応に感謝されました。

社会人になってからも粘り強く解決方法を模索することで、結果につなげたいです。

【例文⑥】全力で取り組む姿勢をアピール

私はどんなことにも全力で取り組みます。

学園祭たこ焼き屋を出店した際、何とかして売上をあげようとアイディアを出しました。昨年までは普通のたこ焼きのみを販売していたので、たこ焼きの味を3つ用意し、またお茶をつけて売り出すことにしました。

このような工夫をした結果、売上が昨年の2倍になりサークル費に貢献できました。仕事にも全力で取り組み、御社の売り上げに貢献します。

自己PRで真面目をアピールするときの注意点

マイナスイメージを持たれないよう注意

「真面目」という言葉に、「つまらない」「融通がきかない」「人の意見を聞かない」といったイメージを持つ人もいます。真面目さは一歩間違えると短所と捉えられてしまうので、伝え方やエピソード選びには注意してください。

「性格が暗い」「コミュニケーションが苦手」などのマイナスイメージを持っている人もいます。面接で話をするときも、真面目な顔だけでなく少し柔らかい表情を意識して明るい印象を与えましょう。

追加のアピールを考えておく

「社会人なら真面目に働くのは当然」「真面目に物事に取り組むのは当たり前」と考える人もいます。採用担当者の中には、真面目さはアピールとして弱いと感じる人もいるでしょう。

面接で、「真面目さのほかに何かいいところは?」という質問をされる可能性はあります。対策として、アピールポイントはできれば2〜3個は用意していきたいところです。

書類作成や面接での態度に注意

真面目さをアピールするなら、行動や言葉遣いからも真面目さが伝わるよう意識してください。履歴書やES(エントリーシート)の書き方がいい加減で雑だったり、敬語が正しく使えなかったりする人は真面目には思えません。

面接時には、身だしなみはもちろん、姿勢や話し方など態度にも気をつける必要があります。清潔感のある服装や髪型を意識して背筋は伸ばし、真面目さが伝わる見た目を演出しましょう。

どうアピールする?ESの自己PR・ガクチカ例文集

最後に

自己PR作成で大切なのは、企業についてよく調べることです。社風や文化に合わせて表現や伝え方を工夫するとより効果的なアピールが可能になるでしょう。

自己PR用に作成した文章を家族や友人などに聞いてもらい、どんな印象を受けるか聞いてみるのもいいでしょう。大学の就職課や先生に自己PR文を添削をしてもらうのもおすすめです。じっくりと時間をかけて、採用担当者の印象に残るような自己PRを仕上げていきましょう。


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