面接で成功体験を聞かれたときの答え方!

就活において、避けては通れない道、面接。様々な質問を投げかけられる中で、「学生時代の成功体験」について聞かれることがあります。では、この質問に対してどのように答えれば良いのでしょうか。この記事では、「成功体験」を聞かれたときの企業の意図や、答え方のポイントについてお伝えしていきます。

面接で成功体験を聞かれたときの答え方!
目次

企業はなぜ、成功体験を聞くのか

はじめに、企業が成功体験を聞く理由について考えてみましょう。「成功体験」と言われると、「全国大会で優勝した」とか、「100名の部活動の部長でみんなをまとめあげた」など、派手な経験がないと良い印象を持たれないのでは…、と思う就活生のみなさんもいるかもしれません。しかし、企業は、成功体験そのものよりも、その「過程」を聞きたいと思っています。

みなさんは、「PDCA」という言葉をご存じでしょうか。PLAN(計画する)→DO(実行する)→CHECK(評価する)→ACTION(改善する)のことで、仕事をする上でPDCAサイクルを回すことが、仕事を円滑に進めるひとつの方法だと言われています。成功体験を聞くことによって、「PDCAを回せる人なのか」を含めた、みなさんの物事への取り組み方や姿勢、人間性などを判断しようとして、企業は「成功体験」を聞くのです。

伝えるべきこと

では、「成功体験」を聞かれた場合、何を答えれば好印象を面接官に与えることができるのでしょうか。3点、伝えるべきことについて説明していきます。

何に取り組んだのか

まずは、自分の「成功体験」を思い返してみましょう。何が思い浮かびましたか?大学のサークルのこと、アルバイトのこと、学業のこと、なんでもかまいません。みなさんの成功体験に対して、簡潔にタイトルをつけるとしたら何でしょうか?それが、面接で伝えるべき「結論」になる部分です。「アルバイトで新人教育を任されたことです」とか、「サークルの合宿係をおこなったことです」など、自分が取り組んだことを一言で言えるようにしましょう。

どのように取り組んだのか(過程)

成功体験そのものを伝えるだけでは、面接官が求める答えにはなりません。次に、具体的なエピソードを伝える必要があります。いつ、誰が、どこで、何を、なぜ、どのように、という「5W1H」の情報を盛り込むと良いでしょう。面接官が特に聞きたいのは、「なぜ」という動機の部分と、「何を」「どのように」という過程の部分です。面接官が、取り組みの様子を頭の中で想像できるように伝えましょう。

ここで注意したいのは、「みんなでおこなったこと」と、「自分がおこなったこと」をしっかりと区別して伝えることです。就活生のみなさんのお話を聞いていると、「みんなでがんばりました」という言葉をよく聞くのですが、それではあなた自身のお話をしたことにはなりません。サークルなど、団体で何かに取り組んだエピソードを伝えることは全く問題ありませんが、団体の中で「自分が何をしたことで、結果(結論)に繋がったのか」ということを意識して伝えるようにしましょう。

その経験で、何を得たのか

上記2点とともに、その成功体験からあなたが何を学んだのか、何を感じたのか、ということを面接官に伝えましょう。ここから面接官は、あなたの考え方や物事の感じ方、捉え方などをくみ取り、自社に合っているか、どんな仕事に適性がありそうかなどを考えます。

答え方のポイント

ここまでは、「成功体験」を答える際に、面接官に伝えるべきことについて説明してきました。続いては、答える際のポイントについて、お伝えしていきます。

小さなことでも構わない

冒頭でもお伝えしたとおり、面接官は華々しい経験を求めているわけではありません。「物事への取り組み方」を伝えられれば良いので、「他の人と比べて、地味なことしかないな…」と思う必要はないのです。他人と比べず、ご自身の中で「がんばったな」と思えることや、「ちょっとはうまくいったな」ということを、自信を持って面接官に伝えてください。

困難だったことは、包み隠さず伝える

よく、「大変だったことや苦労したことは話したくない、話さない方がいいのではないか」という考えの就活生の方にお会いすることがあります。実は、面接官は、壁にぶつかった話や、失敗した話、苦労した話は聞きたがる傾向にあるんですよ。それは、困難なことにぶち当たったときにこそ、その人の人柄や物事への取り組み方が表れるからです。

例えば、フィギュアスケートの羽生選手について考えてみましょう。オリンピック直前にケガをしてしまい、出場も危ぶまれる中、一生懸命リハビリやイメージトレーニングなどを行い、最終的には痛み止めを使い、オリンピックに間に合わせ見事金メダルを取りました。ケガを乗り越えての金メダルだったからこそ、「なんてすごいんだ」とか「さすが羽生選手だ」と、より一層思ったのではないでしょうか。

ぜひ、自分なりに大変だったことを、どう工夫して乗り越えたのか、ということを盛り込んで話の流れを作ってみてください。ただの成功体験よりも、きっと面接官の印象も良いと思いますよ。

追加質問への返答を想定しておこう

面接官は、みなさんの「成功体験」に対して、「どうしてその行動をとったの?」とか、「もうちょっとここについて詳しく教えて」といった、追加質問をしてくることも多いです。事前にすべてを想定することは難しいと思いますが、おこなったことに対して「なぜこうしたか」という動機や理由の部分は、答えられるようにしておくと良いでしょう。

最後に

今回は、面接での「成功体験」について、お伝えしてきました。面接では、他の人と比べて「自分はたいした経験してないな…」と思いがちなものです。しかし、経験の大きさや派手さで面接官は判断しているのではなく、「どのような人なのか」という観点で、みなさんの話を聞いています。経験の派手さに自信がない人ほど、面接官が頭の中で様子を思い浮かべられるよう、しっかり自分の経験を思い出し、整理してみてくださいね。みなさんの面接がうまくいくことを祈っています!


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