テーマってどう決める?卒論のテーマの発想法

就活も終わって後は大学を卒業するだけという時に壁になる卒業論文(卒論)。
卒論とレポートはどう違うのでしょうか。
レポートは決められたテーマについて調べたことをまとめます。しかし卒論は自分でテーマを考え、自分で問題設定をし、自分で結論・考察を論じます。自分で最初から最後まで完結させる力が問われているのです。
そんな卒論のテーマはいつまでに、どんなものを設定すればいいのでしょうか。
そんなお悩みを抱えた大学生のために卒論のテーマの発想法についてまとめてみました。

テーマってどう決める?卒論のテーマの発想法
目次

卒論のテーマはどう決める?

卒論のテーマをどうやって決めればいいのでしょうか。卒論のテーマを考えるための発想法についてお話します。

卒論で求められていることは発見ではなく論文を形にできる力

卒業論文のテーマだと思うとものすごく大きな発見ができるテーマを考えなければいけないと思ってしまうかもしれません。しかしそんなに大きな発見ができなくてもいいのです。
卒業論文で大切なのは、「論文」の形式で書ききることができるかどうかなのです。そして論文では発見ができないことも「その方法では結果が出ない」という立派な発見になります。
成果が出るかどうかは気にしすぎず、テーマを考えてみましょう。

自分が好きなことと所属するゼミの専攻を合わせて考える。

卒論は長い期間をかけて執筆していくものです。
途中で投げ出さないためにもできるだけ、自分が好きで興味のあるテーマを見つけることが大切です。
そこで出来る発想法が「ブレーンストーミング」と「KJ法」と呼ばれる方法です。 まず「ブレーンストーミング」をします。
まずは自分の好きなものを自由に考え、付箋に1つずつ書き出してみます。
考えが止まってしまわないように本当にちょっとした「好き」でも書き出します。
自分で「こんなのはだめだ」と否定せずに全て書くのがコツです。量をたくさん出しましょう。
例えば、チョコレート、旅行、カラオケ、ハンバーグ、青空、ゲーム…などです。

次に「KJ法」を行います。
付箋をばらばらに広げて見渡してみます。
そして似ているものをグループにします。グループができたら、そのグループに名前をつけます。
先ほどの例ならチョコレートとハンバーグで「食べ物」「洋食」「茶色」などのグループ名が考えられます。自分にしっくりくるタイトルをつけましょう。
グループに入らないものは無理にいれなくて構いません。

その作業が終わったら、自分の好きや興味がどういうところにあるかを確認します。
そして、今いるゼミの専攻とつなげることができそうなものを考えてみます。
例えば心理学のゼミにいる場合は「茶色の食べ物をと緑色の食べ物の視覚的認知が与える好みへの影響」のようなテーマが考えられます。


先行研究を確認する

テーマに先行研究があるかどうか確認することは大切です。
さきほど卒論では発見よりも書き切ることが大切だとお話しましたが、0から生み出そうとするのは大変な労力が必要になります。先行研究をよく探して、先行研究で言及されていないことや違和感を覚えた点をテーマにすると書くべきものや研究の方向性を見つけることができます。

教授に確認する

ゼミの助教授や教授にテーマについて相談し、ここまで考えたテーマがきちんと卒論のスタートラインに並べているかを確認しておきましょう。
どれだけ真剣にテーマを考えてもそのテーマがゼミの方向性と全く別の方向を向いていると今後指導を受ける時に支障が出たりテーマを考え直すよう言われたりと、結局遠回りになってしまうことがあります。
また卒論テーマについて、どうしてもアイデアが出ない時にも助教授や教授に相談すれば、きっと相談にのってくれます。自分なりにどこまで考えたのか、どこで行き詰っているのかを整理して相談しましょう。

卒論のテーマを決める時の注意点

それでは卒論のテーマを決める時にはどういった点に注意すれば良いのでしょうか。注意点について確認しておきましょう。

テーマを壮大にしすぎない

卒論は当たり前ですが提出期限が決められています。研究を仕事としている人のように時間をかけて取り組むことができません。
そのように時間が限られており、論文執筆も不慣れな状態で、テーマを壮大にしすぎると書きたいことが拡散して終わらなくなる危険性があります。

例えば「日本とアメリカの文学を比較して」のようなテーマだと時代や文学の中の種類などが限定されていないため、何を比較するかが絞れず、研究することも書くことも難しくなります。
「第二次世界大戦期の日本とアメリカの戦争批判の文学についての比較」にすれば、かなりテーマが絞られたことがわかりますね。

悩んだら必ず所属ゼミの助教授や教授に相談する

テーマや方向性に悩んだら必ず所属するゼミの助教授や教授に相談しましょう。
助教授や教授は自分の研究もあるため、積極的に学生に関与することはありません。しかし、学生から相談されれば嬉しいし、自分が指導したからには卒業させてあげたいと思うものです。
ためらわずきちんと相談するようにしましょう。

最後に

卒論のテーマの発想法や注意点についてお話してきましたが、いかがだったでしょうか。
何度も言うようですが、卒論は書き切ることが大切です。
文章が破綻していたり、論理的におかしい部分があってもとにかく提出しましょう。
提出しても落とされる可能性もあるかもしれませんが、提出しなければ絶対に単位は出ないのですから。


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