「技術職になりたい!でも、どうすれば採用担当者の目に留まる志望動機を書けるんだろう?」と困っていませんか。魅力的な技術職の志望動機を作り上げるには「技術職とは何か」を知る必要があります。
そこで今回は、まず「技術職」という職種について詳しくご説明します。また、技術職の志望動機の書き方や志望動機を書く時に押さえるべきポイントを解説すると共に、志望動機の例文もご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。
- ・技術職とは?
- ├専門知識を生かして管理体制を整える仕事
- ├間違えやすい「技能職」との違い
- └技術職の種類
- ・技術職の志望動機を書く時のポイント
- ├業界を選んだ理由を説明する
- ├企業を選んだ理由を説明する
- └入社後にどのように活躍できるかを説明する
- ・技術職の志望動機例文
- ├例文1:企業の強みや魅力をもとにした技術職の志望動機
- └例文2:インターンシップの経験をもとにした技術職の志望動機
- ・説得力のある技術職の志望動機を書くためにすべきこと
- ├企業研究をしてアピールポイントを明確にする
- ├OB・OG訪問をして技術職について知る
- └インターンシップに参加して技術職を体験する
- ・まとめ
技術職とは?
専門知識を生かして管理体制を整える仕事
技術職とは、専門知識を生かして管理体制を整える仕事がメインです。「原料に何を使うのか」「どのような手順で組み立てていくのか」など、商品を生産するまで流れを1つ1つ決定していきます。
また、生産の流れが決まっても、実際に運用する中でトラブルが起こることもあります。そのため、トラブルを解決したり、流れを作り直したりするのも技術職の大切な仕事です。
間違えやすい「技能職」との違い
技術職と間違えやすいものに「技能職」があります。しかし、技術職と技能職は全く異なる職種であるため、注意が必要です。
先ほどもご紹介した通り、技術職は管理体制を整える、いわば「マネージャー」のような仕事を任されます。一方で、技能職は現場で実際に作業を行います。つまり、技術職が考えたプランに沿って、商品生産を実現させていく役割になります。
このように技術職と技能職は異なる職種ですから、志望動機を書く時には間違えないように気を付けましょう。
技術職の種類
技術職には、次のような種類が存在します。
・研究職:商品の原材料や製造方法自体を生み出すのが「研究職」です。研究内容としては、新たな材料や技術などを発掘する「基礎研究」と基礎研究で得られたものを商品製造に生かしていく「応用研究」があります。
・開発職:研究によって得られた知識や技術をもとに、実際に商品を開発するのが「開発職」です。顧客のニーズを丁寧に聴き取るコミュニケーション能力や、形にするためのアイデア力が求められます。
・生産技術職:開発された商品を市場に流通させるための管理体制を整えるのが「生産技術職」です。効率よく低コストで生産できるよう工夫を凝らします。
同じ技術職でも、これだけ仕事内容が異なります。単に「技術職」を目指すだけでなく、その中でもどれを選ぶかをよく検討しておきましょう。
技術職の志望動機を書く時のポイント
業界を選んだ理由を説明する
商品を開発・生産・販売している業界は非常にたくさんあります。そのため、「様々な業界がある中で、この業界を選んだ理由」を説明する必要があります。
この説明が出来なければ「この業界でなくても良いのでは?」とネガティブに受け取られてしまいます。「この業界で頑張りたい」という気持ちがしっかり伝わるよう、業界研究を丁寧に行い、理解を深めておきましょう。
企業を選んだ理由を説明する
志望する業界を決定したら、次は志望する企業を選ぶことになります。企業についても「他の企業ではなく、この企業に入社したい」という熱意を伝えることが大切です。
特に新卒就活では、なかなか即戦力になるのは難しいものです。採用担当者が「この人が欲しい」と思うのは「入社したい」という気持ちの強さが大部分を占めます。
「なぜこの企業に魅力を感じたのか」「なぜ自分がこの企業に合うと思うのか」をぜひアピールしてくださいね。
入社後にどのように活躍できるかを説明する
可能であれば、「入社後にどのように活躍できるか」も説明しておくと効果的です。特に技術職は専門知識が問われますので、「自分の知識や経験が技術職で生かせる」ということを積極的に伝えておきましょう。
また、専門知識が技術職として不十分な場合でも、技術職に必要とされる「コミュニケーション能力」や「提案力」などをアピールできると、採用担当者の目に魅力的に映ります。
技術職の志望動機例文
例文1:企業の強みや魅力をもとにした技術職の志望動機
私が貴社の生産技術職を志望している理由は、貴社が提供する高品質の商品づくりに貢献したいからです。
私は貴社の商品を愛用しており、その機能性はもちろん、コストパフォーマンスの良さに感銘を受けました。
生産技術について学んでいた際に、このようなコストパフォーマンスの良さは、生産技術による効率的な体制が大きく影響していると知り、私も生産技術職の一員として働きたいと考えています。
例文2:インターンシップの経験をもとにした技術職の志望動機
私は大学時代にエンジニアとしてインターンに参加していました。その経験を生かし、貴社での開発職として貢献できると考え、志望いたしました。
また、貴社では「誰も見たことのない世界を作る」をコンセプトに、独自のシステム開発に積極的に取り組んでおられます。そのような失敗を恐れず、挑戦できる環境も魅力的だと感じています。
説得力のある技術職の志望動機を書くためにすべきこと
企業研究をしてアピールポイントを明確にする
就活の志望動機作成では、自身のアピールポイントが企業が求めることと一致していなければなりません。そのためには、企業の特徴や強み、その企業でどんな人材が活躍できるのかを知る必要があります。
企業の事業内容や方向性から、今後どんな人材が求められるのかまで調べてみましょう。企業の求める人物像を明確にすることで、説得力のある志望動機が作成できるようになります。
OB・OG訪問をして技術職について知る
志望する企業選びや職種選びで迷っているなら、OB・OG訪問をするのもいいでしょう。実際に技術職として働いている先輩に、仕事についての具体的な話を聞くことができます。
技術職の仕事についての疑問や不安がある場合は、先輩に相談してみてください。就活での活動のポイントなどについてアドバイスをもらうと参考になるはずです。
インターンシップに参加して技術職を体験する
就活中の大学生は、技術職についてわからないことも多いと思います。まずは技術職についてしっかりと理解しなければなりません。技術職について理解を深めるには、技術職のインターンシップに参加するのがおすすめです。
インターンシップの内容は企業やプログラムにより異なりますが、長期のインターンなら実際に業務を体験できることが多いです。仕事のやりがいや楽しさ、難しさに気づけたり、向き不向きを確認することもできます。
インターンシップに参加することで企業や仕事内容への理解が深まるのはもちろん、志望動機作成のヒントとなる経験もたくさんできるはずです。
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まとめ
技術職の志望動機を書くためには「技術職とは何か」を知ることが大切です。技術職と技能職は異なりますし、技術職の中にも、開発職や生産技術職などいくつかの種類があります。志望動機を書く前に、自分がどの職種を志望するのかを決めておくことが求められます。
また、効果的な志望動機を書く際には「業界や企業を選んだ理由」や「入社後にどのように活躍できるか」の2点も明確に示せるように準備しておきましょう。
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