グループディスカッション(以下GD)は、ビジネスに必要不可欠な、コミュニケーション能力や論理性、協調性をみることができるため、選考試験に採用する企業は少なくありません。そこで、GDで落とされがちな人5パターンをまとめてみました。
役職につきたがる人
選考で有利になりたいと思うあまり、自己紹介が終わらないうちに「司会やります」と目立ちたがる人がいます。後先考えないような行動は、かえって低評価になる事もあります。役職につかなければGDを突破できないということはありません。自分に適した役割・その場で必要な役割を冷静に判断することをおすすめします。
論破してくる人、否定口調な人
ディベートの場と勘違いして、論破したり人の意見を否定したりする人がいます。自分の意見とたとえ違っていても、議論を進めるうえで大切な意見かもしれません。また、せっかく良い意見が出ても、そのたびに否定されては気持ちよく話し合いはできません。グループで議論する場、という根本を忘れないようにしましょう。
話しまくる人
目立ちたいためか、やたらと知識を語りだす人がいます。緊張している中、自分の詳しい領域のトピックが出てくると、嬉しくなる気持ちはわかります。しかし時間の無駄になることがほとんどです。心の中で喜んで、議論に必要なことだけ発言する冷静さを失わないようにしましょう。
いるだけな人
うなずいているだけで、意見を出さずメモもとらない人がたまにいます。GDに限らず、就活において消極的なことは不利になることが多いです。極度に目立ちたがる人も嫌厭されますが、自分の意見をきちんと言うことも大切です。セミナー等で練習し、積極性を持つ努力をしましょう。
最後にひらめく人
先に断わっておくと、アイディアを出せること・ひらめくことはとても良いことです。しかし、時間をかけて話し合いまとめてきたものを、残り時間3分の時に前提から覆す意見が出た場合、そのGDは失敗となることがほとんどです。GDクラッシャーと呼ばれるこの行為は、見落としていたチーム全体の責任となり、チームメイト全員が選考に不利となることもあります。GDにおいて大事なのはアイディアマンになることではなく、論理的に協調性をもって意見をまとめることです。
最後に
以上の5パターンにならないためには、「チームメイト全員で突破」という意識で臨むことが大切です。そのためにも、普段から上記のような人にならないよう心掛け、GDを突破できるようにしましょう。
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