グループディスカッションのクラッシャーってどんな人?どうやって対処すればいいの?

他の就活生と共に与えられたテーマについて話し合うグループディスカッション(GD)は、多くの企業が取り入れている選考方法の1つです。

そんなグループディスカッションでは議論を破壊する「クラッシャー」と呼ばれる就活生に出会ってしまうことがあります。

グループディスカッションのクラッシャーに巻き込まれずに、自分の力を発揮するにはどうしたら良いのでしょうか?今回はクラッシャーの特徴や心理から分かる対処方法を解説します。

グループディスカッションのクラッシャーってどんな人?どうやって対処すればいいの?
目次

グループディスカッションのクラッシャーとは?

自己主張が強い

クラッシャーの特徴として挙げられるのが、自己主張の強さです。グループディスカッションでは、全員で1つの答えを導き出すことが求められます。

しかし、クラッシャーは自分の意見を通すことに執着し、他の就活生の意見を理解したり、考えを曲げたりすることができません。

他の就活生の否定を繰り返す

グループディスカッションでは他の就活生との協力が不可欠。しかし、他の就活生の意見に対して否定を繰り返すクラッシャーも存在します。このクラッシャーがいるとアイデアも出にくくなり、ディスカッションが行き詰ってしまいます。

状況を読まずに仕切りたがる

リーダーや司会などに立候補し、仕切りたがるクラッシャーもいます。もちろんうまく仕切れるのであれば問題はないのですが、的外れな発言を繰り返すような人も。

議論の方向性を指し示さなかったりとリーダーとしての能力に欠けている場合が多く、結果としてチームを混乱させてしまう傾向があります。

一人で話し続ける

「目立ちたい」「自分の存在価値を示したい」という気持ちが強く、一人で話し続けるタイプのクラッシャーもいます。

グループディスカッションは時間が限られているので、クラッシャーの話をすべて聞いていると時間が足りなくなることがあります。

グループディスカッションのクラッシャーの心理とは?

とにかく目立つことが大事だと考えている

グループディスカッションで出会うクラッシャーの心理の1つが「とにかく目立ちたい」というもの。クラッシャーはいかに自分が採用担当者から注目を集められるかばかりを気にしています。

強引な自己主張は「自分はしっかりと考えを持っているんだ」という採用担当者へのアピールです。クラッシャーは採用担当者の視線しか気に留めていないため、他の就活生が困っている様子などは見えていません。

他の就活生を蹴落とすことを目的としている

他の就活生を蹴落とすことで、自分が優れていることをアピールしようとするのもクラッシャーの心理です。

もちろん、他の就活生はライバルではありますが、グループディスカッションの間だけは協力すべき存在。しかし、クラッシャーはその切り替えがうまくできず、同じチームになってもなお攻撃を続けてしまいます。

また、ライバルの欠点を指摘することで「問題点に気づける優秀な自分」を演出していることもあります。

リーダーは仕切るのが仕事だと思っている

グループディスカッションでのリーダーや司会は選考を通過しやすいと言われています。それは議論の方向性を示し、全員の意見に耳を傾け、意見をまとめていくというスキルがあるからこそなのです。

しかしクラッシャーは、「リーダーになりさえすれば選考を通過できる」と思い込んでしまいがちです。また、リーダーの仕事に対しても「とにかく仕切ればいい」と勘違いしていることもあります。

自分の能力を示すことに必死

クラッシャーは、グループディスカッションではとにかくたくさん発言をすることが重要だと思っていることが多いです。

「他の人の意見を聞く」「メンバーと協力してい議論を進める」、ということにまで頭が回っていないので、空気が読めずにとにかく話し続ける傾向があります。

グループディスカッションのクラッシャーに対処するには?

クラッシャーの意見を褒めた上で別の人に回す

自己主張が強いクラッシャーは「自分の意見に注目してほしい!」という気持ちでいっぱいです。

そのため、クラッシャーの意見に対し「〇〇という意見は参考になります」など褒めることでクラッシャーの目立ちたい心理を満たすことができます。その上で「別の視点からも意見を聞いてみたい」と別の人に回していくとスムーズに進行できます。

多様な意見があることの重要性を説明する

他の就活生の意見を否定するクラッシャーに対しては「時間も限られているので、まずは色々な意見を出してみましょう」など多様な意見を出すことの重要性を伝えます。

また、否定ばかりするクラッシャーに対しては「その問題を解決するために〇〇さんならどうしますか?」「何か良い案はありますか?」とクラッシャー自身に意見を出させることも大切です。他人の否定しか出来ないクラッシャーなら自分の意見を聞かれると黙ってしまうでしょう。

リーダーの役割をこっそり引き受ける

リーダーをやりたがるクラッシャーには、リーダーを任せてしまうのも1つの手。その代わりに本当のリーダー役は別の人がこっそり引き受けてしまいましょう。

話題の主導権を握りつつ、適度にクラッシャーに「私としては〇〇でいいと思うのですが、それで良いでしょうか?」など確認を取ることで、クラッシャーもリーダーの仕事をしている気分になれますし、チームとしても適切に議論を深めることができます。

自分がクラッシャーにならないよう注意すべきポイント

客観的な視点を忘れない

グループディスカッションでは、初対面の人と協力しなければなりません。時間が限られているため、焦ってしまうこともあります。こうした状況では、緊張や焦りから自己中心的になってしまいがちです。

グループディスカッションでは冷静になって、客観的な視点を持つことを忘れないようにしましょう。

自分の役割を理解する

グループディスカッションでは、目立つことよりも自分の役割を全うすることが大事です。リーダー役の人がいるならその人に張り合おうとせずに、自分にできる別の役割を探す必要があります。

全体を見て話をまとめる役の人がいなければ自分がその役をしてみたり、クラッシャーがいればそれとなくかわす発言をしてみてください。

チームとして結果を出すことに集中する

就活ではなんとか選考を突破したいという気持ちから、「評価されたい」「いいところを見せたい」と思ってしまうものです。

しかしグループディスカッションで見られているのは、積極性や自己主張だけではありません。それ以外にも、協調性や臨機応変な対応ができるかということも見られています。自分の評価はいったん忘れて、「チームとしていい結果を出すこと」に集中しましょう。

最後に

グループディスカッションでクラッシャーに出会ってしまうと「どうして空気を読んでくれないんだ!」とネガティブな気持ちになってしまいます。しかし、多くの人が働く企業に入社するにあたって、話がかみ合わない人と一緒に仕事をしなければならない可能性は十分にあります。

クラッシャーへの対応力をグループディスカッションで発揮できれば、採用担当者に対し協調性や調整力をアピールする良い機会にもなるでしょう。クラッシャーにめげず、チャンスだと思ってグループディスカッションに参加してみてくださいね。


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