エントリーシートを下書きするのはあり?跡を残さないためのコツも紹介!

「手書きのエントリーシート、いきなり書くのは不安...」と書くのを躊躇っている人はいませんか?最近では、エントリーシートはWeb上での提出を求める企業がほとんどですが、手書きでの提出を求める企業もあります。今回は、手書きのエントリーシートを下書きする際に跡を残さないコツや、手書きのエントリーシートの注意点を詳しく解説します。

目次

エントリーシートを下書きするのはあり?

履歴書やエントリーシートに下書きをするのはNGという噂を聞いたことがある人も多いかもしれません。とはいえ、修正液や修正テープを使うのもNGですので、もう一度全て書き直す手間を考えると、下書きをすることをおすすめします。下書きは跡を残さず綺麗に清書できれば問題ありません。    

下書きの跡を残さないためのコツ

①回答を別の紙に書いておく

いきなり清書をすると、途中で変えたい部分があっても修正できなかったり、回答欄におさまらないといった問題が起きることがあります。そのため、回答をあらかじめ別の紙に書き、それを隣に置いて見ながら清書をすると下書きの跡を残さずに清書できます。
その際は、文字の大きさや回答が枠内におさまるかを確認するために、コピーしたエントリーシートに下書きをすることをおすすめします。

②回答をPCに打ちこんでおく

「時間がないけれどいきなり清書するのは不安」という人は、回答をPCに打ち込んでおき、それを見ながら清書するのもおすすめです。PCを使えば、書き直したい部分をすぐに直せるので効率的に下書きができます。

③下書きはシャープペンシルよりも鉛筆で

シャープペンシルは芯の先が鉛筆よりも尖っているため、下書きを消しにくく、跡が残りやすくなってしまいます。そのため、芯の先が丸い鉛筆を使うのがおすすめです。さらに、HBやBといった薄い芯よりも、2Bなど、濃い芯の鉛筆の方が軽い筆圧で書けるので跡が残りにくくなります。

④インクが完全に乾いてから消す

鉛筆で下書きをした際は、必ずボールペンでの清書が完全に乾いてから消しましょう。完全に乾く前に上から消しゴムで消すと、インクが擦れて汚くなってしまいます。インクが擦れるのを気にして極端に弱い力で消すと、下書きの跡が残ってしまうことがあります。インクが擦れるのが気になる人は、鉛筆での下書きよりも別の紙に下書きをすることをおすすめします。

なぜ手書きのエントリーシートの提出が求められるの?

①熱意がわかるから

エントリーシートを手書きにすることで、応募者の熱意がわかります。最近はエントリーシートはWeb上での提出を求める企業がほとんどです。そのため、エントリーシートが手書きというだけで面倒だと感じて応募しない人も多いのです。応募の段階で、企業への興味や熱意があるかどうかをある程度確かめることができます。

②応募者の性格がわかるから

手書きの文字や回答欄の枠の使い方、封筒の宛名の書き方、締切日までに郵送できているかなどを見れば応募者の性格や、マナーが身についているかなどが分かります。手書きのエントリーシートは手間がかかる分、Web提出のエントリーシートよりもエントリーシートの内容以外の部分で応募者の人間性が分かることが多いため、手書きでの提出が求められることがあります。

手書きのエントリーシートの注意点

①インクが擦れないようにする

手書きのエントリーシートを書くときは、インクが乾いていないうちに触ってしまうと、インクが擦れてしまうことがあります。また、インクが乾いていないうちに、鉛筆で薄く下書きをした部分を上から消しゴムで消してしまうと、インクが擦れて汚くなってしまいます。インクが擦れてしまったエントリーシートは印象が悪いですし、修正液も使えないため、最初から書き直す必要があります。そのような手間をかけないためにも、インクの擦れには十分注意しましょう。

②汚れがつかないようにする

何かを食べながらエントリーシートを書いたり、汚れた手で書いているとエントリーシートが汚れてしまう可能性があります。また、飲み物を横に置いているとエントリーシートに溢してしまうことがあるため、エントリーシートは綺麗な手で書き、机の上に必要なもの以外何も置かないようにしましょう。

机の上の汚れがエントリーシートについてしまうのも、よくある失敗の一つです。食事に使っているテーブルの上で書いていると、気づかなかった食べこぼしなどがエントリーシートについて汚れてしまうことがあります。予め机の上を綺麗に拭いてから書き始めましょう。

③字は丁寧に書く

手書きのエントリーシートは、読みやすく、綺麗な字で書きましょう。エントリーシートは企業に自分をアピールするものであるため、相手に伝わりやすい字で書くことが大前提です。それに加え、字は人の印象を左右するものであるということを覚えておきましょう。

KUMONが30代〜50代の男女600人を対象に実施した「美しい文字に関する意識調査 2018」によると、字が綺麗な人の印象は男女ともに「賢い・知的」や「好感が持てる」が上位になりました。エントリーシートでも字が綺麗な人は印象もよくなるでしょう。

④期限までに確実に郵送する

エントリーシートは、期限までに確実に郵送しましょう。様々な事情で到着予定の期日に遅れてしまうこともあるため、余裕を持って郵便局に持っていきましょう。期日に遅れると、「計画性がない」など、マイナスな印象になってしまいます。

封筒は、エントリーシートを折らずに入るサイズのものを選びましょう。エントリーシートを直接封筒に入れるのはNGです。必ずクリアファイルに入れてから、クリアファイルごと封筒に入れて封をします。封をする際は、セロハンテープではなく、必ず糊をつけましょう。

【まとめ】手書きのエントリーシートは下書きをしてミスがないようにしよう!

手書きのエントリーシートは下書きをしてから書くことをおすすめします。綺麗に消すことができれば鉛筆で薄く下書きをしても良いですが、別の紙に下書きをし、それを隣に置いて清書をすれば、下書きの跡が残る心配がありません。

清書をする際は、丁寧な字で書き、エントリーシートに汚れがつかないように注意しましょう。手書きのエントリーシートは手間がかかるため、余裕を持って取り組み、必ず期日に間に合うように郵送しましょう。


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