エントリーシートの間違いに提出後に気づいた際の対処法!メールで連絡するのはあり?

提出後のエントリーシートを見返していたら、間違いを発見したという経験はありませんか?選考に不利になるのではないかと不安になったり、提出してしまったものは仕方ないと諦めてしまうかもしれません。今回は、エントリーシートの間違いに提出後に気づいた時の対処法や、ミスをなくすためのチェックポイントを詳しく解説します。

目次

エントリーシートの間違いに提出後に気づいた時の対処法

エントリーシートの間違いに、提出後に気づいた場合は、速やかに企業に連絡をしましょう。電話だと社員が訂正箇所をすぐに確認できない可能性があるので、メールにお詫びを添えて、訂正箇所を記載することをおすすめします。

企業によっては、エントリーシートを訂正する際の対処法や連絡先をHPに記載している場合もあるので、まずはHPをよく確認しましょう。

面接前にエントリーシートを見返していて、間違いに気づくという場合もあるかもしれません。その場合は、面接が始まる前に口頭で謝罪と訂正箇所を伝えましょう。

エントリーシートの間違いを訂正する時のメール例文

以下、エントリーシートの間違いを訂正する時のメール例文です。

件名:
エントリーシート訂正のお詫び / 〇〇大学(名前)

本文:
〇〇株式会社
人事部 採用担当
◯◯様

お世話になっております。◯◯大学政治経済学部学部政治学科(名前)と申します。
◯月◯日に提出したエントリーシートの「学部・学科」の欄に間違いがございました。 大変申し訳ございません。

訂正内容は以下の通りです。

正:政治経済学部政治学科
誤:政治経済学部経済学科

確認不足でご迷惑をおかけしましたことを、重ねてお詫び申し上げます。
お忙しいところ大変恐縮ではございますが、何卒よろしくお願いいたします。

エントリーシートに間違いがあるとどんな影響がある?

①多少の誤字は合否にほとんど影響しない

多くの場合、エントリーシートは内容の方が重視されるため、多少の誤字・脱字は合否に影響しません。しかし、あまりにも誤字・脱字が多いと選考に落ちてしまう可能性があります。

②他の応募者より不利になる可能性がある

誤字・脱字があると、その他の項目での評価が同じくらいの他の応募者と比べた際に不利になってしまうことがあります。エントリーシートの内容の評価が同じくらいなら、採用担当者は誤字・脱字がない方の応募者を選ぶでしょう。

③業界によってはマイナス評価になることも

金融業界やインフラ業界などは少しのミスが会社全体の信用を失うことにつながります。また、事務職など、会社全体の管理をする職種は特に扱う書類にミスがないように注意する必要があります。このような一部の業界、職種では誤字・脱字は「注意力がない」「確認不足」とみなされ、評価が下がることがあります。

エントリーシートのミスを確認する方法

①まずは自分の目で確認する

エントリーシートを書き終えたら、まずは自分の目で確認しましょう。急いで書くと誤字・脱字は多くなりがちです。また、パソコンで文章を打つと、誤変換に気づかないこともあります。声に出して読んでみると、誤字・脱字や言葉遣いが不自然な箇所、読点が多すぎる箇所などに気付きやすくなります。

②パソコンの文章校正機能を使う

文章の校正ができるツールはたくさんあります。多くの人が使っているWordでは、「校閲」機能を使ってスペルや文法、などの文章の問題を発見し、修正することができます。

また、Googleドキュメントでは、「ツール」タブからスペルや文法をチェックできます。効率的に誤字・脱字をチェックしたい時におすすめの方法です。しかし、コンピュータだけでは見つからないミスもあるので、必ず自分の目でも確認しましょう。

③他の人に添削してもらう

エントリーシートを書いた後は、必ず他の人に添削してもらうことをおすすめします。自分では気づかなかったミスや、自分では違和感なく使っているが、他の人にとっては伝わりにくい言い回しに気づくことができます。

特に注意すべきなのが、大学での専攻内容やサークルでの活動内容です。専門用語を使いすぎてしまうと、エントリーシートに目を通す採用担当者に伝わりにくくなってしまいます。他の人が読んですぐに理解できる文章になっているかを確かめるためにも、家族や先輩、友人などにES添削をしてもらいましょう。

エントリーシート提出前チェックポイント

①性別や学校名などが正しく選択されているか

エントリーシートをWeb上で提出する場合、性別や学校名は選択式になっていることがほとんどです。自分でも気づかないうちに間違ったものを選択していることは意外とよくあります。性別や学校名などの基本情報はマイページからいつでも修正できる企業もあるので、間違いに気づいたらすぐに修正しましょう。

②資格や高校名が正式名称で書けているか

資格や高校名を正式名称で書いていない人は多いかもしれません。例えば、「英検」は正しくは「実用英語技能検定」です。また、高校の正式名称は「◯◯高校」ではなく、「◯◯県立(私立)◯◯高等学校」です。正しく書けているか不安な人は必ず正式名称を調べて確認してから提出しましょう。

③連絡先に間違いはないか

住所やメールアドレス、電話番号を間違えると企業からの連絡が正しい宛先に届かなくなってしまうため、特に注意しましょう。また、休暇中(帰省中)の連絡先の記入を求める企業もあります。実家から離れて一人暮らしをしている人は、忘れずに記入しましょう。

メールアドレスは、普段使っているものや大学のメールアドレスとは別に、就活用のメールアドレスを作っておくことをおすすめします。就活中は、企業やナビサイトから毎日多くのメールが届きます。就活用のメールアドレスを作ることで、他のメールと混ざって選考結果などの重要な連絡を見落とすのを防ぐことができます。

④顔写真は正しい画像がアップされているか

エントリーシートをWeb上で提出する場合、顔写真はファイルでの提出が求められます。関係のない画像をアップロードしないように注意しましょう。

顔写真をアップロードする際の画像データの形式は「jpg」か「png」になっているか確認しましょう。また、エントリーシートに使う一般的な顔写真のサイズは「551×413px」または「40×30mm」です。規定のサイズのものでないと受け付けてもらえない場合があるので注意が必要です。

⑤言葉遣いが間違っている部分はないか

話し言葉やアルバイト敬語、「ら」抜き言葉など、間違った言葉遣いは自分でも気づかないことがよくあります。他の人に添削してもらい、間違った箇所は訂正しておくようにしましょう。顧客と直接関わる業界・職種の場合、言葉遣いが間違っているだけでも会社の信用に影響することがあるので注意が必要です。

⑥同じ言い回しを使いすぎていないか

同じ言い回しを使いすぎていると、くどい印象になってしまいます。特に文末は同じ言い回しを使いがちなので、連続して同じ表現を使うことは避けましょう。どうしても表現が思いつかない場合は、その言葉の言い換え表現を調べてみましょう。

【まとめ】ミスがないか確認してからエントリーシートを提出しよう

エントリーシートの間違いに提出後に気づいた場合は、すぐに企業の担当者にメールで連絡をしましょう。企業によってはミスがあると「確認不足だ」とみなされて合否に影響することがあります。間違っている箇所がないか事前によく確認してからエントリーシートを提出しましょう。


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