【新卒向け】営業職採用で効果的な自己PRを例文付きで紹介

この記事では新卒向けに営業職の自己PRを上手に行う方法について解説します。
実際にガクチカ(学生時代に頑張ったこと)をエピソードとした自己PR例文もご紹介します。ES(エントリーシート)や面接対策でぜひ参考にしてみてください。

目次

営業の自己PRでアピールするべき力は?

自己PRとは、自分の良さや強みをアピールするためのものです。自分を売り込むためのものなので実は営業と共通している部分がたくさんあります。自己PRを効果的に行って企業に自分を売り込みましょう。

まずは営業の自己PRを作成する際に効果的な能力4つを紹介します。

コミュニケーション力

人と話すことの多い営業職では、コミュニケーション能力は重要です。ここで言うコミュニケーション能力は「話上手」であることに限りません。初対面の人に臆せず話しかけられたり、言葉のキャッチボールが上手かったりといったこともコミュニケーション力と言えます。

他の力にも共通しますが、単に「コミュニケーション能力が高いです」ではなく、どういう状況でコミュニケーションを取るのが得意なのか自分の言葉で表現するようにしましょう。

ヒアリング力

コミュニケーション力に近い能力として「ヒアリング力」があります。これは相手の話を引き出す力です。自分が話すだけでなく、必要な情報を上手く引き出す能力は営業職で重宝されます。聞き上手な人、相手の言いたいことをまとめるのが上手い人、気配りができる人はヒアリング力をアピールしてみましょう。

交渉力

交渉力とは、自分と相手の利害をうまく調整してお互いが納得できるポイントを見つける力です。直接的に営業の業務に関わる能力です。交渉と聞くと押しが強い人が上手いイメージがありますが、ビジネスの場では必ずしもそうではありません。相手の利益を意識して話を進めることでスムーズに商談が進むため、交渉力をアピールする場合は相手目線も忘れないようにしましょう。

チームワーク

営業職は個人がそれぞれで業績を上げていくといったイメージが強いかもしれませんが、チームで働く側面もあります。部署内の目標を協力して達成したり、仕事を教えたりなど人との関わりもアピールポイントです。
チームワークや協調性をアピールする際には、チーム内での自分の立ち位置を明確にするようにしましょう。

営業の自己PRをうまく行うコツ

自己PRは具体性とエピソードがポイント

営業職に限らず、説得力のある効果的な自己PRには具体性と強みを発揮したエピソードが必要です。

仕事でアピールした力をいかす場面をイメージさせる

就活の自己PRのポイントは、仕事での再現性をイメージさせることです。どれだけサークルやアルバイトで活躍できても、その強みが仕事で活かされなければ意味がありません。業務の中でも自分の強みが再現できるということをアピールしましょう。

言い換えやキャッチフレーズで印象付ける

自己PRのなかで同じ言葉を繰り返し使用すると記憶には残りますが、少々不自然です。ES(エントリーシート)を読んでいる人や面接官の印象に残すためには言い換えやキャッチフレーズを用いるようにしましょう。

例えば「チームワーク」の場合、以下のような言い換えが考えられます。
・協調性
・団結力
・気配り
・人を巻き込む力

数字を使ってアピールする

最後のポイントは成果を数字を使って表現することです。定性評価ではなく定量評価を示すことでイメージがしやすく、成果の規模感が正しく伝わります。ただし、数字を使うのが難しい場合は周りの人からの評価や言われたことを盛り込むのも良いでしょう。

営業の自己PRの注意点

自己PRに盛り込むアピールは1つ

「コミュニケーション力」「主体性」「傾聴力」などアピールしたい項目がたくさんある場合も、自己PRに盛り込む力は1つに絞りましょう。たくさんの強みを一度にアピールしてしまうと、一貫性のない主張になってしまい印象にも残りません。

数字だけのアピールで終わらない

「成果を数字で表現することが大切」と説明しましたが、それだけで終わってしまうと熱意やその人らしさが伝わりにくいです。特に面接で数字だけのアピールをしてしまうと、原稿をそのまま暗記しているような印象になってしまうため、どういうところが難しかったのか、そのエピソードの際に自分はどう感じたかなど感情面でのアピールも併用しましょう。

営業の自己PR例文

例:コミュニケーション能力

私の強みは立場の異なる方との関係構築力だと自負しております。幼少期の頃から10年以上続けている自転車競技では一回り以上年の離れた方と共に練習をしてきました。その経験から年齢、性別、職業問わず幅広い交友関係を持ち、長く深くリレーションを築くことを得意とします。しかしながら弱みとして、相手との衝突を恐れ、言いたいことが言えなくなる事があります。他人の意見を尊重するがあまり消極的な発言になってしまいます。これは意識する事で克服可能であり、今では積極的に発言することで少しずつ改善しています。

参考:SMBC日興證券 2018卒,総合職内定者エントリーシート(https://internshipguide.jp/columns/view/ES2015-SMBCnikko1)

最後に

営業職採用で効果的な自己PRを作成するためには、「具体性とエピソードを盛り込むこと」「仕事での再現性をイメージさせること」「言い換えやキャッチフレーズで印象付けること」「成果を数字を使って表現すること」がポイントです。例文を参考に自己PRを作成してみましょう。


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