【回答例あり】就活の面接で大学を選んだ理由について聞く意図は?答え方も併せて解説!

就活のES(エントリーシート)や面接で、「なぜ今の大学に進学したのですか?」と聞かれたことがある方も多いでしょう。就活ではよく聞かれる質問なので、回答を用意しておくことをおすすめします。

企業が大学を選んだ理由について聞く意図や答え方のポイントについて解説します。注意すべき点や回答例文も紹介するので参考にしてください。

目次

「今の大学を選んだ理由は?」質問の意図とは

なぜ就活で大学を選んだ理由を聞かれるのでしょうか?最初に大学を選んだ理由を聞く質問の意図を解説します。

目的意識を持って行動しているかを見ている

1つ目の意図は、学生が目的意識を持って進路を決定しているか見るためです。大学の専攻が志望している企業の仕事と直結しているかは、それほど重要ではありません。企業の採用担当者は、学生が目的を実現するために積極的に行動できるかを知りたいと考えています。

入社後に将来のキャリアや目標に向かって自ら成長することができるか、課題設定をして行動できるかは選考の上で重要なポイントです。この質問を通して学生の考え方や価値観を探ろうとしています。

アイスブレイクや雑談

2つ目は評価とは関係なく、学生の緊張をほぐすためのアイスブレイクや雑談という意図があります一見就職とは関連のないような、学生が答えやすい話題について会話をすることで、この後の質問に答えやすい雰囲気をつくろうとしているのです。

大学を選んだ理由を答えるときに意識すべきポイント

大学を選んだ理由についての回答では、次の点を意識しながら答えるといいでしょう。

前向きな理由を選択する

なるべく前向きな理由を答えるようにしましょう。「第一志望だったから」「今の大学の学部で学びたいと思っていたから」など明確で前向きな理由は、目標達成ができたという好印象になります。

入社後に活かせそうな経験を添えられるとなお良い

大学を選んだ理由と一緒に、入社後仕事で活かせそうな経験やスキルをアピールするとより好印象です。入社後のイメージを持っている学生は志望度の高さや熱意を伺うことができます。

大学で学んだ知識や資格、経験などをどのように仕事で活用できるのか具体的に説明できるように準備しておきましょう。

正直に自分の思いを話す

「企業の事業内容に関係がない」「仕事でいかせそうな分野ではない」などを気にしてしまう人がいますが、学部や学科が志望する企業の事業内容とは関連性が低くても問題ありません。企業が知りたいのは、どんな価値観や考えを持っているかということです。

大学受験当時と今で興味・関心のあることが変わっていても大丈夫です。数年の間に考えが変わることはよくあることで悪いことではありませんし、選考でマイナス評価になることもないです。大学で様々なことについて学び、興味のある分野が変わってきたと正直に話してください。

大学を選んだ理由を答えるときの注意点

大学を選んだ理由を答えるときには、注意すべきポイントがいくつかあります。ここでは気をつけるべきポイントや避けた方がいいNG回答について解説します。

「とくにありません」はNG

「理由はとくにない」「なんとなく入った」という方も多いと思います。しかし、「どこでもよかった」「なんとなく今の大学を選択した」という回答は意欲や積極性が感じられません。必ず何かしらの理由を答えるように、準備しておきましょう。

消極的な理由は避ける

中には今通っている大学が目標でなかった人もいるでしょう。しかし「他に入れる大学がなかった」「受験で偏差値がちょうどよかった」「第一志望に落ちてしまったため」などの消極的な理由はあまりいい印象を抱かれないので、避けた方が無難です。

「人に自慢できるから」「いい会社に就職できそうだから」などの回答もおすすめしません。目的意識が低い印象を与えてしまうと、採用担当者は会社に入ってからのあなたが仕事に熱心に取り組んでいるところがイメージしにくくなってしまいます。

理由が思いつかない時は、大学で得られたことや楽しかった思い出、成し遂げた成果について思い返してみてください。こうしたいい思い出をきっかけにして、できるだけ前向きな理由を考えてみるといいでしょう。

嘘をつく

「どうしても理由が思いつかない」という方もいると思いますが、嘘をつくのはNGです。多くの学生を見てきている採用担当者や面接官は、学生が嘘をついている時はなんとなくわかるものです。

嘘をつくと深掘りする質問をされてうまく答えられなかったりするので、すぐにバレてしまうことが多いです。嘘をつかない範囲内で、できるだけ前向きに聞こえるような理由を考えてみましょう。

「この大学を選んだ理由は?」の回答例

大学を選んだ理由についての質問の具体的な回答例をいくつかご紹介します。是非参考にしてみてください。

【第1志望など目標の大学に入学できた場合】
高校生の時から憧れていて今の大学に入学しました。オープンキャンパスに進路相談に乗ってくださった先輩たちの雰囲気や、専門性の高いゼミ活動に惹かれ受験に臨みました。

【明確な理由はなかった場合】
入学を決めたきっかけは当時の自分の学力に見合っていたことでした。経営学部に入学後、基礎的な講義を受けていくうちに組織心理学に興味を持ちました。企業の中で多様な価値観を持つ従業員一人ひとりのモチベーションを維持するために、どのように組織・個人は行動すべきなのかを研究テーマにしています。

この研究から組織を上手く回すためにはメンバー一人ひとりに違うアプローチをするべきであることを学び、アルバイトや就活のグループワークなどで活かしました。もし御社に入社できましたら、チームメンバーのパフォーマンスを引き出すことで御社に貢献できると考えています。

最後に

面接で大学を選んだ理由を聞くのは学生の価値観や考え方を知りたい、雑談を通じて緊張をほぐすなど様々な意図があります。簡単な質問に思えますが、マイナスな印象を抱かれないように答えるときは注意しましょう。

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