【企業研究】KADOKAWAに就職するためには?就活情報を徹底解説!

株式会社KADOKAWAとは、出版事業を行いながらもデジタルコンテンツやエンタメなど幅広い事業を行う企業です。KADOKAWAに就職するためには徹底的な企業研究が必須です。KADOKAWAの情報から就職活動対策まで徹底的に解説します!

目次
  • KADOKAWAとは
  • ├出版業界
  • ├KADOKAWAの企業理念
  • ├KADOKAWAの事業領域
  • └従業員数・平均年収
  • KADOKAWAの就職活動情報
  • ├募集している職種・採用人数
  • ├求める人物像
  • ├選考フロー
  • └ES・面接の質問の特徴
  • KADOKAWAの就職活動対策
  • ├KADOKAWAのコンテンツをビジネス面で分析してみる
  • └5分程度のプレゼンを練習する
  • 最後に

KADOKAWAとは

KADOKAWAは1945年に出版社として創業され、映画やアニメ、ゲームなど総合エンタメ企業として拡大してきました。2014年にドワンゴが経営統合されネット産業へも拡大しています。

出版業界

出版業界は出版社、取次(卸)、書店という構造になっています。2018年の出版販売金額は1兆2921億円で、紙の書籍の販売高が年々減少、対して電子書籍の市場規模が年々増加しています。
出版社の大手としては講談社(売上高1,204億円)、集英社(1,164億円)、小学館(970億円)、KADOKAWA(出版部門売上高1,139億円)が挙げられます。

KADOKAWAの企業理念

KADOKAWAの企業ページ(https://ir.kadokawa.co.jp/company/idea.php)によると企業理念は
「不易流行」
です。これは元々、松尾芭蕉が遺した俳諧理念です。俳句の表現が変わらないのが不易、好みによって斬新さを発揮したものが流行という意味でしたが、そこから転じてビジネスの世界で使われています。KADOKAWAでは「新しさを極め続ければ変わらないものが見えてくる。変化を恐れずに挑戦し続ける心がKADOKAWAスピリット」としています。

KADOKAWAの事業領域

KADOKAWAの事業領域は「IPクリエイション」、「IPEx」、「デジタル」、「プロダクトマーケティング」、「DX戦略領域」の5つです。全ての事業を通して世界にコンテンツを広く展開する”グローバル・メディアミックス”を目指しています。それぞれの事業内容は以下の通りです。

「IPクリエイション」
IPクリエイションとはIntellectual Property Creationのことで知的財産の創造を意味します。出版を主に行う事業領域ですが、紙だけでなくWebや動画でのコンテンツも含まれています。

「IPEx」
IPEとは、IPにExpansion(拡張)を足して知的財産の拡張を意味します。グッズや配信、イベント、海外事業を行うことでコンテンツの拡大を行っています。

「デジタル」
電子書籍やダウンロードゲーム、オンライン配信などデジタルを生かして新たなアプローチを行っています。 「プロダクトマーケティング」
美術・図書・博物が混ざった角川武蔵野ミュージアムやアニメホテルといった経験を重視するいわゆる”コトビジネス”を行っています。

「DX戦略領域」
DXとはデジタル・トランスフォーメーションのことです。日本経済新聞によると、高速インターネットやクラウドサービス、人工知能(AI)などのIT(情報技術)によってビジネスや生活の質を高めていくことと定義されます。KADOKAWAでは、これらの技術を経営判断のスピードアップや生産量の決定などに役立てています。

従業員数・平均年収

KADOKAWAの従業員数は158名、平均年収は791万円です。これは日本企業平均と比べて高い水準にあります。また、大卒の初任給は23万円となっています。

KADOKAWAの就職活動情報

KADOKAWAの就活情報をまとめていきます。

募集している職種・採用人数

KADOKAWAでは総合職として一括採用しています。2020年は43名(男性21、女性22)採用予定です。
KADOKAWAが募集している職種とその業務内容は以下の通りです。ジャンルによってそれぞれ分けられていて業務内容にも違いがあります。以下では概要のみ記しています。
・編集者(文芸、ライトノベル、ノンフィクション実用、コミック)
作家との打ち合わせを行い作品を作っていくことに加えて、本のデザインや宣伝プランも考えます。
・プロデューサー(実写、アニメ、イベント、グッズ)
原作選びや企画、キャスト選び、予算管理など製作スタッフのリーダーとして動きます。
・戦略スタッフ(WEBディレクター、国内・海外戦略スタッフ、営業・マーケティング)
WEBディレクターはデジタルに関するサービスの企画や運用を行います。国内・海外戦略スタッフはKADOKAWAの成長のために新たなビジネスを考案します。営業・マーケティングはマーケティングやプロモーションにより作品を売るための企画立案を行います。

求める人物像

KADOKAWAの採用サイト(https://ir.kadokawa.co.jp/recruit/2021/info/)より求める人物像は以下の通りです。
価値創造者としての力と覚悟のある人
「創り出せる人」
「戦略的に物事を考えられる人」
「とことん好きがある人」
「自然体な人」
「忍耐力がある人」
ここからKADOKAWAでは、自社の作品が好きで、既存の物で満足せず新しい物を創れる人が求められていることがわかります。

選考フロー

KADOKAWAの選考フローは以下の通りです。
ES、SPI→面接(複数回)・適正検査
本選考体験記によると、面接の回数はインターンの有無によっても変わり集団・個人ともに実施されているようです。はじめは総合職として応募しますが、選考途中から希望する業務にあわせて選考の内容が変わります。

ES・面接の質問の特徴

過去のESでは、大学生活についての設問以外にKADOKAWAとの関わりや夢中になっているモノ・コトなど、企業と自身の関係についての設問が多くなっています。
面接は個人面接の中でプレゼンがあるのが特徴的です。過去には自分の好きなものについてや新規事業について5分程度でプレゼンするという出題がされています。

KADOKAWAの就職活動対策

KADOKAWAの就活に向けて、対策をご紹介します。

KADOKAWAのコンテンツをビジネス面で分析してみる

本が好き、KADOKAWAのアニメやゲームが好きというだけでは不十分です。そのコンテンツの良いところ、好きなところを言葉で説明できるようにするのはもちろんですが、ビジネスとしてなそれが売れているのか、成功しているのかという視点で分析してみるのが効果的です。好きなものを伝えるときに、合わせて伝えると説得力が増します。

5分程度のプレゼンを練習する

KADOKAWAの選考で特徴的なのは面接の一部としてプレゼンを行うところです。いきなり話し出すと何が伝えたいのかが不明確になってしまいます。話の組み立て方や順序を事前に練習しておきましょう。KADOKAWAの事業領域やコンテンツについてこれを行うと企業理解も進められます。

最後に

KADOKAWAの企業研究と選考についてまとめていきました。KADOKAWAの選考ではどれほど自社のコンテンツが好きなのかも大事ですが、なぜKADOKAWAで働きたいのかを重視されます。他の出版社ではなくどうしてKADOKAWAなのかが答えられるように企業研究を進めましょう。

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