【企業研究】KADOKAWAの年収はいくら?平均年収・満足度・就活対策まとめ

KADOKAWAは出版事業を中心に、デジタルコンテンツやエンタメなどを手がける企業で、就活生からの人気も高いです。就職先として、年収がどれくらいなのか、どんな環境なのかが気になっている方も多いでしょう。

ここではKADOKAWAの初任給や平均年収、社員の年収への満足度などまとめています。働き方の特徴や就活対策などもぜひ参考にしてください。

目次

KADOKAWAの概要と評判

KADOKAWAの基本情報

 社名  株式会社KADOKAWA 
 設立  2014年10月1日 
 本社所在地  東京都千代田区富士見二丁目13番3号 
 資本金  256億円 
 代表者  夏野 剛 

KADOKAWAはグループ企業も多く、ICTサービスを提供する企業として注目を集めている「KADOKAWA Connected」、ニコニコ動画で知られる「ドワンゴ」、出版・セミナー事業を行う「角川アスキー総合研究所」などがあります。

KADOKAWAとは

KADOKAWAは1945年に創業された出版社です。出版事業に留まらず、映画やゲームなどのエンタメやネット産業にも注力しています。KADOKAWAは「新しさを極め続ければ変わらないものが見えてくる。変化を恐れずに挑戦し続ける心がKADOKAWAスピリット」と定めており、既存の物で満足せず新しい物を創りだすことが重視されています。

KADOKAWAの評判は?

KADOKAWA社員による口コミを見てみると、次のようなコメントが多いです。

【良い評判】
・風通しが良い
・スピード感がある
・自由な社風
・仕事でやりがいを感じられる

【悪い評判】
・トップダウン
・古い体質が残っている
・頻繁に体制が変わる
・仕事量が多い

部署ごとに文化がまったく異なるという口コミが目立ちますが、全体的に風通しがよく、様々なことにチャレンジできる雰囲気となっています。

大企業らしく多くの人に届くメディア事業で仕事ができるため、仕事でやりがいを感じている社員が多いです。

吸収合併が多い企業なので、体制が頻繁に変わりついていくのが大変と感じる社員も少なくないようです。

ワークライフバランスのとりやすさは部署や職種により異なります。編集部は繁忙期にはかなり忙しくなりますが、管理部門などは有給も取得しやすくなっています。

KADOKAWAの年収について

幅広くエンタメを扱うKADOKAWAの年収はどれくらいなのでしょうか。平均年収や具体的な職種と年収の例、競合他社との比較を交えてKADOKAWAの年収について解説します。

平均年収、初任給

有価証券報告書によるとKADOKAWAの平均年収は833万円です。国税庁の令和元年民間給与実態統計調査結果によると、正社員の平均年収は503万円のため一般的な企業に比べて極めて高い金額です。

KADOKAWAは総合職として一括採用を行っており、初任給は大学卒、院卒一律で23万円です。令和元年賃金構造基本統計調査結果(初任給)の概況によると大学卒の初任給は男女平均21万200円、大学院修士課程修了の初任給は男女平均23万8,900円となっているため、大学卒としては高く、院卒としては平均よりも少し低い初任給となっています。

具体的な役職と年収の例

転職サイトオープンワークの口コミなどから具体的な職種と年収の具体例をご紹介します。

・編集 在籍20年以上  中途 男性 500万円
・編集 在籍5~10年  新卒 女性 500万円
・営業 在籍5~10年  中途 男性 420万円
・管理部門 在籍5~10年 中途 男性 900万円

口コミによると基本的に年次によっての昇給となっているようです。

他の企業と比較

出版業界の平均年収は699万円です。KADOKAWAの平均年収は833万円であったため平均よりも高い水準となっています。

次に同業他社と比較してみます。

・ゼンリン 568万円
・東宝 883万円
・松竹 833万円

ここからKADOKAWAの平均年収はゼンリンよりも高く、東宝よりも低く、松竹と同じ程度ということがわかりました。

KADOKAWA社員の年収についての満足度は?

KADOKAWA社員による年収についての口コミを見てみると、次のようなものが目立ちます。

【良い口コミ】
・賞与が高い
・残業代が出る

【悪い口コミ】
・年功序列
・同業他社と比較すると低いと感じる

給与には満足している人も多いですが、他社と比較すると水準は低めだと感じている人も少なくありません。

KADOKAWAの働き方

KADOKAWAへの就職を考えるなら、年収以外に働き方も知っておきたいところです。ここではKADOKAWAの働く環境や制度について紹介します。

出版にとどまらずあらゆるエンタメを創出

KADOKAWAは本の出版にとどまらず、電子書籍や広告、ゲームなどあらゆるエンタメを扱っています。特に2015年に株式会社ドワンゴと経営統合してからはIT分野にも強みを伸ばして映像作品も増えています。本だけでなく広くエンタメ作品に興味のある学生には魅力的な企業です。

新人でもやりたいことに手を挙げられる

KADOKAWAではやりたい人がやるという風潮があるため、自分が関わりたい作品には自分から手を挙げて参加できるようになっています。特に編集の場合新人から、先輩社員のメンターが付き実際の編集者の仕事を行うことになるため、実践的に仕事を覚えることができます。

人気企業で働きたい!KADOKAWAの就活対策

人気企業であるKADOKAWAの就職はかなり難易度が高いです。そんなKADOKAWAで内定を得るために実践すべきおすすめの就活対策をご紹介します。

流行やエンタメに数多く触れる

KADOKAWAの選考は「”好きすぎる”は、才能。」とキャッチフレーズ(2022年卒新卒採用)を付けているほど、エンタメへの愛情が求められます。日頃から流行しているものや自分が気になるものには積極的に触れておくとよいでしょう。

好きなものを熱量を持って話す

KADOKAWAの選考では、好きなものや嫌いなものといった自分の趣向について聞かれます。好きなものや嫌いなものの理由を説明するのはなかなか難しいものです。なぜその作品が好きなのか、もしくはなぜ嫌いなのかを言語化して伝える練習をしておきましょう。

インターンシップに参加して企業理解を深める

企業理解を深めるにはインターンシップに参加するのがおすすめです。2020年12月に実施されたのは、編集者の仕事が体験できる1Dayのオンラインインターンシップでした。

コミック、ノンフィクション、児童書、小説、アニメなどのジャンルに分けて実施され、企画やプレゼンなど編集者の仕事を体験できるものです。社員からのフィードバックや懇親会もあり、社員の方と話す機会も得られます。交流会では気になることや不安に思っていることを聞いてみるといいでしょう。

毎年インターンの内容や実施方法が変わる可能性があるので、こまめにホームページの採用ページをチェックしてみてください。

最後に

KADOKAWAの平均年収は833万円でした。ドワンゴと経営統合以来は特に事業の多角化が進んでいるため、企業研究は必須です。インターンやイベントに参加して企業理解を深めましょう。

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