コンサルの選考で出題されるケース面接とは?対策や例題を紹介!

コンサルティングファームへの憧れを持っている学生の方は多いと思います。専門知識と論理的思考を活用し、企業や個人の課題を解決するコンサルはかっこいいですよね。

そんなコンサルの選考では、「ケース面接」というものが行われると聞いたことがある人も多いと思います。「ケース面接」とはどのような面接なのでしょうか?

普通の面接との違いとはどんな点なのか?考え方や答え方、対策などについてみていきましょう。

コンサルの選考で出題されるケース面接とは?対策や例題を紹介!
目次

ケース面接とは

「フェルミ推定」とは違うの?

ケース面接とは、コンサル企業特有の面接スタイルです。「フェルミ推定」とは少し異なります。すぐに答えることのできない、仮説を立てながら考えることを求められる質問をされるのが特徴です。

論理が飛躍していないか、や仮説が正しいかといったことを見て、学生のコンサルへの適性を確認します。「フェルミ推定」を用いて算出した情報をもとに、さらにもう一歩踏み込んで、課題解決のための道筋までを考えるのがケース面接です。

たとえば、「フェルミ推定」であれば、「日本には何本電柱があるでしょうか」「地球上には人が何人いるでしょうか」といった質問です。仮説を立てて説明するのは同じですが、ケース面接ではよりコンサルタント的な思考ができるかを見極められます。

正解かどうかではなく考える過程を見ている

「A駅のすぐ目の前にあるカフェの売上を3倍にするにはどうすればいいですか」といった、戦略的なことを説明しなければなりません。もちろん、売上データや集客数といった詳細なことは教えてもらえません。限られた情報の中でどれだけ答えに近づけるかを見ています。

特にケース面接では、ビジネスの実践的な問題が出されます。正解かどうかはあまり見られておらず、どのように考えたのか、まずは何をフックに応えに近づこうとしているのかなどがポイントとなります。

そのため、答えだけではなく、「なぜそのような答えに至ったのですか」といったことを深く掘り下げて聞かれます。

コンサルの選考で「ケース面接」が実施される理由

コンサルティングファームの選考では「ケース面接」が実施されることが多く、解答だけでなく面接でのやりとり(コミュニケーション)もかなり重要視されます。

コンサルティングファームの選考で「ケース面接」が重要視される理由は、コンサルタントに必要な能力や資質があるかを見ることができる面接だからです。

「ケース面接」では、コンサルタントに必要な「論理的な思考」「説明能力」「コミュニケーションスキル」などを総合的に判断することができます。

どのような考え方をすれば良いのか

ちょっと難しそうなケース面接ですがどのように考えるのが良いのでしょうか。

論理的であり、説得力のある回答

基本的には、論理的かつ、説得力のある回答をすることが求められています。詳細な情報は一切与えられませんので、「お店の特徴」や「Bコーヒーという商品が人気なので客単価は800円くらいだと予想できます」というように、自分が知っている情報を積み上げてどこまで面接官を納得させることができるかを考えましょう。

数字を使い具体的な内容であること

さらに、「たぶん、売り上げは徐々に上がります」といった漠然とした回答はNGです。根拠を示す際にも、仮説を立てる際にも必ず具体的な数字を用いることで、より正確さと説得力が増します。

ケース面接の対策はどうする?

ケース面接に備えて対策をする場合には、どのような訓練を積む必要があるのでしょうか。

問題集を解いてパターンを押さえておく

ケース面接にはいくつかのパターンがあります。多くの場合、その設定や対象が異なることはあっても、考え方は大きく変わることはありません。

そのため、ケース面接の問題集を解くことで、ある程度のパターンを押さえておくことができます。また、万が一それまで考えたことがないようなパターンの問題が出題されたとしても、いくつかのパターンを組み合わせることで答えを導き出すこともできるでしょう。

時間をおいて何度も解いてみる

分厚い問題集ではなく、薄めの問題集を何度も何度も繰り返し解くのがおすすめです。1度解いた問題であっても、時間を置いてチャレンジすることでまた別の視点や考え方ができることもあるためです。

数をこなすことも大切ですが、ひとつの問題についてじっくりとさまざまな視点で考えてみることも、ケース面接の訓練になります。

いくつもの考え方ができるように普段から意識

さらに、普段から意識していくつもの考え方ができるように心がけておくことも大切です。なんとなく通り過ぎてしまっている道にも、ケース面接の訓練となる問題はたくさん転がっています。

普段は混雑することのないお店が混雑している理由は何なのか、シャッター街の商店街はどうやったら活性化することができるのか、普段気軽に立ち寄っているコンビニではどのような意図があって商品の陳列を決めているのかなど、時折立ち止まって考えてみましょう。

何気なく見過ごしてしまいがちな生活の中に、コンサルとして求められている課題解決のヒントがあります。

ケース面接のために向上させておきたいスキル

コンサルティングファームへの就職を目指すなら、「ケース面接」の対策は必須です。とくに次のスキルを磨くことを意識してみてください。

ロジカルシンキング

ロジカルシンキングとは、物事を筋道を立てて考える力のことです。ケース面接では、「ロジカルに考えることができているか」「ロジカルに説明することができているか」を見られます。

普段からロジカルに考えたり、ロジカルに説明する、ということを意識してみるとトレーニングになるでしょう。

プレゼン力

相手を納得させるプレゼンテーション能力も大切です。難しいことを簡単に説明したり、誰にでもわかりやすく説明できるようにトレーニングしてみるといいですね。

面白い発想・アイデア力

コンサルのケース面接では、よくあるアイデアやありきたりな解決方法は評価されません。「独特な発想があるか」「面白い提案ができるか」も重要なポイントとなります。

実際にコンサルタントになったつもりで、クライアントの課題を解決することに取り組んでみてください。

最後に

コンサルタントの現場では、実はケース面接のように、詳細な情報が与えられていないけれど、自分で仮説を立てて解決への糸口を探らなければならないことが多くあります。

そんな状況でも「情報がないとわからないよ!」ではなく、自ら精度の高い仮説を立て解決方法を探っていく能力と思考力、粘り強さがコンサルには求められます。

コンサルを目指すみなさんもその能力を訓練し発揮できることを目指しましょう。


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