航空業界は就活生から人気があり、志望する就職先ランキングでも大手の航空会社はいつも上位にランクインしています。とくに華やかなイメージのある客室乗務員の仕事には、興味を持っていたり憧れていたりする方も多いのではないのでしょうか?
そこで今回はCA(キャビンアテンダント)のインターンに参加するにあたって押さえておきたいポイントや注意点、人気航空会社のインターン内容と応募方法などご紹介します。

- ・CAインターンの特徴
- ├一般企業のインターンとの違い
- └遠方からの参加者には航空券が支給されることも
- ・CAのインターンって何するの?
- ├航空業界や会社についての講義
- ├施設や職場の見学
- └グループワーク
- ・CAインターンに参加するときに注意すべきポイント
- ├CAへの適性があるかどうか見極めよう
- └実際の職場でイメージを固めてギャップを無くそう
- ・JALとANAのインターン内容を紹介
- ├JAL(日本航空)のインターン内容と応募方法
- └ANA(全日空)のインターン内容と応募方法
- ・最後に
CAインターンの特徴
一般企業のインターンとの違い
一般企業のインターンは短期インターンと長期インターンがありますが、航空会社のインターンは無給の短期インターンが多くなっており、有給の長期インターンはほとんどありません。
CAとして実務を行うにはしっかりとした教育と訓練を受ける必要があるため、インターン生に実務を任せることが難しいのは理解できるでしょう。基本的には数日の短期インターンで、航空業界への理解を深めたり、企業について知ることができたりする内容が多いです。
遠方からの参加者には航空券が支給されることも
地方から首都圏開催のインターンに参加する学生は、交通費や宿泊代などの費用がかかります。一般企業の場合は新幹線などの交通費を負担してくれるケースが少なくありませんが、航空会社の場合、自社の航空券を手配してくれることがあります。
航空券は全員に支給されるのではなく、遠方からの参加者のみに限定されていたり、特定のプログラムに限定されていたりするので、交通費が心配な場合は事前によく確認しておきましょう。
CAのインターンって何するの?
航空業界や会社についての講義
航空業界や航空会社について理解を深める機会が設けられていることが多いです。講義形式で、業界についての基礎知識や、企業の事業内容と強みなどについて詳しく聞くことができます。
人の命を預かる業界であること、また近年LCCなどの格安航空会社の登場などによりそのビジネスモデルや業界のあり方は大きく変わってきています。今後の戦略、対策をどのように考えているかなどを企業の担当者から聞けるので、業界研究・企業研究に役立つでしょう。
施設や職場の見学
職場や施設の見学ができるインターンシップも多いです。普段はなかなか見れない空港の施設や飛行機整備場、CAたちがブリーフィングをおこなう場所を見せてもらえるかも知れません。
実際に現場を目にすることで、自分が働いているイメージがわきやすくなります。航空会社による違いを比較できたり、自分にあった職場を選ぶ判断材料が増やせるでしょう。
グループワーク
インターン中にグループワークがあるプログラムも多いです。課題が与えられ、インターンシップ生同士でディスカッションをしたり、プレゼンテーションをしたりします。
グループワークを通して安全性やリスクなどについて考えたり、航空会社の事業内容について理解を深めたりできます。
CAインターンに参加するときに注意すべきポイント
CAへの適性があるかどうか見極めよう
キャビンアテンダントのインターンシップに参加することで、その会社の特性やCA業務について詳しく知ることができます。
インターンで学んだことや体験したことを通じて、「本当に自分はCAへの適性があるのか」を確認することも必要です。憧れやイメージだけでなく、実際に毎日の業務をこなす自分を想像し、CAの適性があるかどうか見極める機会としましょう。
実際の職場でイメージを固めてギャップを無くそう
CAという憧れの仕事についても、ギャップを感じ転職する人もいます。これはイメージだけでCAの仕事を捉えている方が多いということでもあります。
インターンシップに参加することで、実際の現場を見てイメージを固めたり、働いている方から話を聞くなどして、実際の業務とのギャップを埋めていくことも大切です。
JALとANAのインターン内容を紹介
就活生に特に人気のある2大航空会社であるJALとANA。それぞれのインターンシップについて解説します。
JAL(日本航空)のインターン内容と応募方法
【インターン内容】
2020年には、東京地区 (羽田空港周辺を予定)で、2020年1月下旬~2月末までの期間のうち2日間でのインターンシップが実施予定のようです。
内容は次のようになっています。
・航空業界、JALが大切にしていることについて
・JAL客室乗務職について
・訓練施設を使った業務体験 (JALの安全やおもてなしの心を体感)
【選考】
インターンの選考は、WEBエントリーシートと適性検査による書類選考と面接があります。
応募資格があるのは専門学校、高等専門学校、短期大学、4年制大学、大学院に在籍している学生で、学年は不問なので1年生でも応募することができます。
【交通費】
基本的に交通費補助はありませんが、遠方からの参加者には日本航空が就航する国内線区間に限り航空券が手配されます。
参考:https://www.job-jal.com/internship/internship03.html
ANA(全日空)のインターン内容と応募方法
【インターン内容】
2020年には、「4Daysインターンシップ」と「ANA WINTER CAREER MEETING グローバルスタッフ職(事務)コース」が実施されました。
内容は次のようになっています。
4Daysインターンシップ
エアラインの事業環境、ANAの歴史などに関する講座
オペレーション領域の業務紹介、職場見学(羽田空港)
ビジネス領域の業務紹介、グループワークおよびプレゼンテーション
デジタル・ITを活用した先端事例の紹介、グループワークおよびプレゼンテーション
ANA WINTER CAREER MEETING グローバルスタッフ職(事務)コース
エアラインの事業環境、ANAの歴史などに関する講座
ANAの事業内容に関するグループワークおよびプレゼンテーション
【選考】
インターンに応募するには、ANAのインターンシップ募集ページから、プレエントリーと職種エントリーをする必要があります。職種エントリーでは、エントリーシート提出、GROW受検、自己PR動画(録画)提出が求められます。これらの選考を突破すればインターンシップに参加することができます。
【交通費】
「4Daysインターンシップ」の参加者には、各地から東京(羽田)までのANA航空券(往復)が支給されます。支給されるのは遠方から参加する参加者のみで、宿泊先は自身で手配する必要があります。「グローバルスタッフ職(事務)コース」は、航空券の支給はありません。
参考:https://www.anahd.co.jp/group/recruit/ana-recruit/internship/jimu/
最後に
CAや航空業界に憧れを抱く人は多く、就活の本選考はもちろん、インターン選考の倍率も非常に高いです。なるべく早い時期から情報収集を開始し、しっかりと選考対策をして、インターン選考に備えましょう。
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