就活のESや面接でキャッチコピーを聞かれたら?

就職活動のESや面接にはすぐに答えるのが難しいひねった質問があり、「あなたのキャッチコピーは何ですか?」という質問もその1つです。まったく思いつかなくて困っていたり、作ってみても「なんか違うなぁ…」と感じている人も多いと思います。

「そもそもキャッチコピーって?」という人もいるでしょう。ここではキャッチコピーを考えるときのポイントや具体例を解説します。注意すべきポイントも紹介するのでぜひ参考にしてください。

キャッチコピー
目次

キャッチコピーとは?

キャッチコピーとはキャッチフレーズとも呼ばれ、相手の心に残すことを狙った宣伝文句のことです。

有名なキャッチコピーでいうと、大手外食チェーン店の吉野家のキャッチコピー「はやい、やすい、うまい」や大手製菓メーカーのロッテのキャッチコピー「お口の恋人」などを挙げることができます。このキャッチコピーを聞いただけで心に残ると思います。

商品や企業名などで使われることが多いキャッチコピーではありますが、就活で「あなたのキャッチコピー」について聞かれることがあります。

就活での「自分のキャッチコピー」の具体例

就活での「自分のキャッチコピー」をいきなり作ることができる人はそう多くありません。 その原因は、人間のキャッチコピーのイメージが湧かないからだと思います。

そこで、まずは具体例を紹介していきたいと思います。就活でのキャッチコピー(このキャッチコピーで伝えたい長所)、という表記で列挙してみました。

・私は達成し続ける人間です(努力をして目標を達成し続けた経験)
・私は協力できる挑戦者です(協調性があるが挑戦を忘れない心)
・私は不可能を可能にする人間です(あきらめない心、挑戦心、柔軟な発想)
・私は人間チャッカマンです(周りの人間に影響を与える力)
・私はゴムみたいな人間です(自分の粘り強さ、行動力、向上心)
・私はスポンジみたいな人間です(貪欲さ、吸収力)
・私は同じ人に5回フラれた人間です(ポジティブ、あきらめの悪さ) ・私は大学に6年通った人間です(人とは変わった経験)
・私は責任感のある下っ端です(立場関係なく主体性をもって取り組む力)
・私は働くナマケモノです(効率化したがる性格)

キャッチコピーは準備していないと咄嗟に答えるのはなかなか難しいので、1個は考えておいた方が良いでしょう。よく考えずにインターネットで拾ったものを使うのは避けましょう。追加で質問された際に一貫性を持って伝えることができず、その信ぴょう性を欠いてしまうことになるかもしれません。そうならないように、きちんと事前に練っておく必要があります。

どうアピールする?ESの自己PR・ガクチカ例文集

就活の「キャッチコピー」で評価されるもの

キャッチコピーで評価されるのは次の4つです。

・自己分析を行えているか
・「簡潔に誰にでもわかりやすく」伝える能力があるかどうか
・キャッチコピーが強く出ているエピソードがあるかどうか
・その強みは実際に仕事で役に立つかどうか

自己分析が行えているか

キャッチコピーのキモになるのは自分の長所です。自分の長所は自分のことを把握していなければ語ることはできません。そのためしっかりと自己分析を行っているかどうかがある程度判断されます。

「簡潔に誰にでもわかりやすく」伝える能力があるかどうか

自己分析でわかった長所を簡潔にわかりやすく説明する必要があります。「これで自分の中でのイメージは伝わるだろう」のスタンスで書いてしまうと自分や親しい人でないと全く意味の分からないキャッチコピーになってしまう場合があります。

採用担当者は基本的にはあなたのことをよく知らないので、配慮のある言葉の選び方をしましょう。誰にでもわかりやすく説明するのは難しく仕事でもつかえる能力のため、就活の場では当然評価されます。

企業や仕事にマッチしそうか

キャッチコピーの内容が仕事でつかえるかどうかも、キャッチコピーの質問が自己PRに近いものであると理解できていれば判断要素になることが理解できると思います。志望する企業の仕事に使えそうな能力は、志望する企業の事業内容や求める人物像などからある程度絞り込めます。

採用担当者に「うちの会社に合いそうだ」「この仕事で活躍してくれそうだ」と思ってもらえるようなキャッチコピーを考えてみましょう。

キャッチコピーを考えるときに意識すべきポイント

簡潔な表現を心がける

就活で使うキャッチコピーは、できるだけ短くシンプルにまとめるのがいいでしょう。長い文章だと自己PRのようになってしまいます。

難しい言葉を使ったり、凝った表現も避けた方がいいでしょう。一度聞いただけで誰でもすぐに意味がわかり、人物像がイメージができるような簡潔でわかりやいコピーを考えてみてください。

企業の求める人物像を意識する

キャッチコピーでは、嘘をついたり誇張せずにありのままのあなたの良さを表現することが大切です。しかし、企業の求める人物像を意識すると、より効果的なコピーを作成できます。

そのためには企業研究をしっかりと行う必要があります。OBOG訪問をしたり、会説明会やインターンシップに参加して、志望企業ではどんなタイプの人が活躍しているか聞いてみるといいでしょう。

仕事をしている姿が浮かぶように

遊びや趣味を連想させるコピーよりも、できればあなたが仕事をしている姿がイメージできるコピーがいいでしょう。一見仕事と関係ないような長所でも、「笑顔でいることで職場を明るくしたい」など、できるだけ仕事につながるアピールや捕捉説明を考えてみてください。

キャッチコピーを考えるときの注意点

ありきたりなキャッチコピーにならないよう注意

ネットで検索するとたくさんのキャッチコピーが出てくるため、ありがちなキャッチコピーだと他の学生とかぶってしまう可能性が高いです。

どこかで聞いたことのあるものだとインパクトもないですし、適当に考えた印象を与えます。手間はかかりますが、できるだけオリジナリティのある、自分だけのキャッチコピーを考えることで、他の就活生に差をつけることができます。

エピソードを用意しておく

面接では本当にその能力が発揮されたか確認するために、キャッチコピーで伝えた強みがはっきりと出たエピソードがあるか聞かれることがあります。

ES(エントリーシート)では、キャッチコピーとその理由や根拠をセットで書くようにと指示されることも少なくありません。「強みが本当なんだな」と思ってもらえるよう、具体的なエピソードを用意しておきましょう。

嘘や誇張はNG

インパクトのあるキャッチコピーを作ろうとして、嘘をついたり、事実を誇張しないようにしましょう。嘘をつくと、補足説明を求められたり、深堀りする質問をされたときに整合性がとれなくなることがあります。

面接官は完成度の高いキャッチコピーを求めているわけではなく、あなたの長所や強みを知りたいと思っています。目立とうとしたり、必要以上に優秀に見せようとするよりも、正直にあなたの長所をアピールすることが大切です。

印象に残るキャッチコピーを作るコツ

長所をストレートにアピールする

就活のキャッチコピーの作り方の基本は「長所を簡単な言葉で表現する」につきます。 基本的な形は「私は○○な人間です」と簡潔に言い切る構造を取ります。

○○の中に入るのは自己分析をして出た構成要素(能力、性格、興味)です。これと同時にその構成要素の根拠となる自身の過去の経験などを用意しておくと良いでしょう。

【キャッチコピーの例】
自分自身が努力をして目標を達成し続けたことを長所としてアピール
→キャッチコピー:私は達成し続ける人間です

協調性があるが挑戦を忘れない心も持っていることを長所としてアピール
→キャッチコピー:私は協力できる挑戦者です

もので例える(比喩)を使う

身近なもので例えることで、聞いた人がすぐに具体的にイメージできるキャッチコピーが作成できます。

【キャッチコピーの例】
・周りの人間に影響を与えるさまを長所としてアピール
→キャッチコピー:私は人間チャッカマンです
・自分の粘り強さと行動力を長所としてアピール
→キャッチコピー:私はゴムみたいな人間です

数字を使う

自分のやったことの中で、これはすごいという内容且つ数字を使える場合のみしかできませんが数字を使うことで説得力を高めることができます。

【キャッチコピーの例】
・自分の一途さやあきらめの悪さをポジティブな長所としてアピール
→キャッチコピー:私は同じ人に5回フラれた人間です
・コツコツ持続力を持っていて、その上改善し続けていることを長所としてアピール
→キャッチコピー:私は店舗MVPに4カ月連続で選ばれた人間です

予想される続きの言葉と真逆なものをつなげる

本来つながるはずのない言葉同士をつなげると違和感を覚えるた、注意を引くことができます。うまくいくと効果が大きい反面3つの中でもっとも難易度の高いテクニックです。

【キャッチコピーの例】
・立場関係なく主体性をもって取り組む力を長所としてアピール
→キャッチコピー:私は責任感のある下っ端です
・効率化を図り自分の作業時間を短くするために試行錯誤した経験を長所としてアピール
→キャッチコピー:私は働くナマケモノです

終わりに

今回はキャッチコピーについて解説してきました。キャッチコピーを作っておくと自分の強みが明確にわかるようにもなります。
そして、面接で自己PRをしてくださいと言われた時にも「私は○○な人間(キャッチコピー)です。

なぜなら~」といったような構成で話すと面接官の印象に残りやすくなるため、もし面接でキャッチコピーを聞かれなかったとしても作る価値はあるでしょう。本記事を読んだあなたの就活の参考になれば幸いです。



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