【例文あり】ゼミの志望理由を聞かれたときの答え方

就職活動の志望理由に、大学のゼミでの活動を書こうと思っている人も多いのではないでしょうか。面接官からの印象もよいことが多いですが、注意すべきポイントがいくつかあります。今回は、例文も交えてゼミの内容を志望理由に書く際の注意点をご紹介します。

目次

ゼミの内容の志望理由で面接官が見ていることとは?例文も交えて紹介

就職活動の志望理由に、ゼミの内容を記載する人も多いと思います。実際、ゼミの内容は志望理由などで学生によく使われる内容ですが、ゼミの内容を記載するだけでは、選考突破は難しいことが多いです。ここでは、企業の担当者や面接官が見ているポイントについてご紹介します。

①学業にしっかり取り組んでいたか

まず、企業が見ているのは、学業にしっかりと取り組んでいるかという点です。学生の本分は学業ですので、ゼミでの活動というのは、学生が学業にどれだけ真剣に取り組んでいるか分かる内容になります。

学業に対して取り組んでいる姿勢や、与えられたことに対する責任感は社会人になっても通ずるものがあります。志望理由から、企業の担当者はそのような点をチェックしています。

②ゼミを通じて得たことは何か

ゼミを通じて得たことも、企業はチェックしています。ゼミで学んだ内容も大切なのですが、ここで企業側が確認しているのは「自分がどのように成長したのか」を客観的に分析する能力です。学問の内容だけではなく、ゼミの活動を通じて、人間としてもどのように成長したのかを分析できているか見られています。

(例文)
私が所属しているゼミでは、毎週ゼミ生が決めたテーマに沿って課題が出され、プレゼンを行っていました。1週間という限られた時間の中で準備することによって、文献などの書籍から必要な情報を見極めピックアップしたり、プレゼン用に情報をまとめる力が身に付きました。また、もともと人前で喋ることが苦手だったのですが、毎週プレゼンを行ううちに、プレゼンする力や質疑応答のスキルも身に付きました。

③プレゼン力はあるか

最後にチェックされるのは、プレゼン力があるかどうかです。当然、社会に出たらプレゼンをする場面が訪れます。就職活動の際に完璧にプレゼンできる必要はありませんが、【結果→理由→具体例→結果】の順番で書けているかは、就活中でも意識できる点です。しっかりと伝えたいことを端的に書けるようにしておきましょう。

志望理由にゼミ内容を入れるなら書くべきことを例文と一緒にご紹介

ゼミの内容を志望理由に盛り込む場合、書くべき内容があります。ここでは例として、損害保険会社を受ける場合の例文もご紹介します。

①ゼミを選んだ理由

まず、なぜそのゼミを選んだのかという点を盛り込みましょう。ゼミの内容なのか、教授なのか、理由は人によって様々です。学部内で数あるゼミの中で、そのゼミを選んだ理由を端的に書けるとよいです。

(例文)
私は、幼少期から人の助けになることがしたいと思っていました。そのため、大学では心理学を専攻し、ゼミでは臨床心理学を学んでいました。

②ゼミで何を学んだのか

次に、そのゼミで何を学んだかということです。ここでは、実際に学んだ専門的なことはもちろんですが、人との関わりの中で学んだことを記載してもよいでしょう。

(例文)
私は、ゼミではリーダーを務めました。他のゼミ生が行き詰まり困っている時に、積極的に声をかけたり、話を聞いたりしている内に、自分の言動で周囲の人に活力を与えられることに喜びを感じることに気が付きました。

③ゼミで学んだことを入社後どう活かしていくか

最後に、②のゼミで学んだことを入社してからどのように活かしていくのかを記載します。これも、専門分野のことでも人間関係のことでも問題ありません。

(例文)
人や企業が困っている時にサポートできる損害保険業は、私がやりがいを感じながら働ける仕事です。ゼミで学んだことも活かし、貴社で活躍したいと思い志望しました。

選考を突破する志望理由の例文

上記で説明した志望理由で書くべきポイント以外にも、意識するべきポイントがあります。ここでは、2点のポイントをご紹介します。余裕のある人は、ぜひ意識して書いてみてください。

企業が求める人物像とマッチした内容

企業が求める人物像は、説明会や会社のHPやOB訪問など、さまざまな機会に確認することができます。その人物像にマッチした内容の志望理由を書くことができれば、より選考を突破しやすくなります。

たとえば、「リーダーをしていた」という事実でも、2通りの書き方ができます。

(例文①)
リーダーとして、積極的にゼミ生をまとめました。プレゼンの際は、チームの方向性を決めるため、何度も議論の場を設けました。1つの目標を達成するために、周りを巻き込むリーダーシップを活かして、貴社に貢献したいと思っています。

(例文② )
リーダーとして、人の意見を聞くことに注力しました。はじめは、ゼミ生の空気が悪く意見の食い違いも多くあったのですが、何度もメンバーとの個人間でのヒアリングや、全体の議論の場を設けて話し合いを重ねました。その結果、お互いの誤解や意見の食い違いがなくなり、ゼミ生間での関係性がよくなりました。

このように、①と②では同じリーダーでも「周囲を巻き込むタイプ」と「話を聞くタイプ」とでかなり印象が異なります。企業によって、どのような人物像を理想としているかが違うため、同じ役職でも少し内容を変えるだけで印象はガラっと変わります。

ただ、ここで注意すべきなのが、嘘を書いてはいけないということです。企業の求める人物像に近づけたいからといって、自分のエピソードに嘘の内容は書かないようにしましょう。

入社にあたって役立つスキルや資格のアピール

スキルや資格がある場合、その点もアピールにつながります。企業に直接役立つスキルは、もちろん即戦力があるため重宝されますが、そのような資格やスキルでなくても問題ないです。なぜなら、企業が見ているのはどのようなスキルや資格を持っているかではなく、習得したきっかけや、そこに至るまでどのような勉強をしたのかだからです。

(例文)
私は、TOEICで850点を取得しました。もともと海外に興味があり、高校生の時には留学もしました。しかし、これから社会で英語を使用する場合、ビジネス英語の習得が必須だと思い、TOEICを受験することにしました。学習計画を1年、1ヶ月、1週間の単位に分けて管理することで、目標達成に向けた現状の把握をしました。受験する度に復習を行い、弱点を克服することで、850点を取得することができました。

きっかけや工夫した点などを記載することで、入社後の働き方のイメージも企業側は想像することができます。これは、ゼミで得た資格やスキルでも活用できる書き方になりますので、参考にしてみてください。

ゼミのことを志望理由に書く際の注意点

ゼミの説明だけにならないようにする

ゼミの内容は専門的なため、どうしてもゼミの説明だけで終わってしまいがちです。特に、あまり馴染みのない専門性の高い分野で散見されます。企業が知りたいのは、ゼミの内容ではなく、ゼミで何を得たのか、それをどう活かすのかです。ゼミの説明だけで終わらないよう注意しましょう。

ゼミの専門用語は使用しない

大学で専攻して学んでいると、その領域の専門用語はもう身についているかと思います。しかし、企業の選考の場面では、専門用語や略語は控えましょう。せっかくの研究も、担当者に伝わらなければ意味がありません。どうしても専門用語を記載しなければならない場合は、注釈などをつけたり、説明する文章を挿入することをおすすめします。

自分の言葉で伝えられるように練習しておく

ゼミの内容は、面接になった際にも多く質問されます。特に専攻している分野の話は、面接官は全く知らない内容なので、詳細を聞かれる可能性があります。限られた時間の中で、ゼミの説明だけで時間を費やすのはもったいないです。そのため、自分のゼミのテーマや、研究内容を端的に説明できるよう練習しておきましょう。

まとめ

ゼミの内容を志望理由に書く際、企業側が見ているのは、学業にどれだけ真剣に取り組んでいたか、ゼミを通じてどのように成長したのかということです。また、そのエピソードをしっかりプレゼンできるかも見られています。

志望理由に書くべき内容としては、なぜそのゼミを選んだのか・何を学んだのか・入社後どう活かすかの3点です。余裕がある人は、企業の求める人物像によせたり、得たスキルや資格の話も盛り込めるとさらによいでしょう。

また、ゼミの内容はどうしても専門的になりがちです。ゼミの内容の説明だけになったり、専門用語を使用したりすることは避けるようにしましょう。面接の際には、詳細を聞かれる可能性もあるため、ゼミのテーマや研究内容は、しっかりと端的に説明できるよう練習しておくことをおすすめします。

ゼミの内容は、志望理由でも使いやすく、また学生らしい印象のよい内容です。しっかりと準備をして企業の選考に臨むようにしましょう。


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