近年会社説明会は対面ではなくWeb上で開催する企業が増加してきています。同時に就活サービスの企業が開催する合同説明会もWebへ移行してきています。Webの合同説明会と普通の合同説明会の違いはどのようなところにあるのでしょうか。Web合同説明会の特徴を解説します。
- ・Web合同説明会とは?
- ├Web合説とはオンラインで開催される合同説明会のこと
- ├ライブ配信と録画配信がある
- └Web合説は今後も増えそう
- ・普通の合説にはないWeb合説のメリット
- ├家で受けることができる
- ├普通の合説より多くの企業を見れる
- └集中して話を聞ける
- ・Web合説のデメリット
- ├企業理解が浅くなりがち
- └質問ができない
- ・Web合説に参加するには
- ├Web合説の参加にはパソコンやスマホが必須
- ├双方向の場合は静かな環境がベター
- └服装は?
- ・Web合説で注意すべきポイント
- ├説明会の途中でネットが途切れないよう注意
- └欠席する場合は主催者に連絡する
- ・最後に
Web合同説明会とは?
Web合説とはオンラインで開催される合同説明会のこと
通常の合同説明会は東京ビッグサイトやパシフィコ横浜などのような大きな会場で、多くの企業が合同で企業説明会を行うイベントです。合同説明会では会場に企業ごとのブースが設置され、講演形式の企業説明会や社員との座談会などが行われます。
Web合同説明会とはオンライン上で合同説明会を開催することです。Web合同説明会でも通常の合同説明会と同じように多くの企業の説明会を1日で見比べることができます。
ライブ配信と録画配信がある
Web合説には、生放送で配信されるライブ型とあらかじめ録画された動画が配信される録画型があります。視聴する予定のWeb合説がライブ配信なのか、録画配信なのかを事前に確認しておきましょう。
説明会によっては視聴時間が決まっていたり、当日時間内にログインしないと動画が見れないということもあります。説明会の配信方法や視聴の仕方を確認して見逃さないように気を付けましょう。
Web合説は今後も増えそう
新型コロナウィルスの感染拡大防止のため、多くの人が集まる就活イベントや合同説明会などの開催が制限されているのが現状です。人との接触や密集を避けることができるWeb合説は感染防止の観点からもしばらくは増えることが予想されます。
今後はWeb合説がさらに増えて、就活の定番となってくるかもしれません。Web合説のメリット・デメリットを理解しておくと対策もしやすいです。どんな準備が必要なのか、どんな点に注意すべきかなどチェックしていきましょう。
普通の合説にはないWeb合説のメリット
Web合説は通常の合説と同じように一度に多くの企業の説明会に参加できるイベントですが、通常の合同説明会にはにないWeb合説ならではのメリットがいくつかあります。
家で受けることができる
Web合説はオンライン上で開催されるので、ネット環境があれば自宅などどこからでも参加することができます。通常の説明会に参加する際にかかってしまうホテル代や移動費用などを節約できるので、遠くの地域からでも気軽に参加しやすいです。
普通の合説より多くの企業を見れる
イベントの規模にもよりますが通常の合同説明会だと参加している企業全てのブースを見て回るのは難しいです。Web合説だと企業の説明会ごとに実際に移動する必要はないので、普通の合同説明会より簡単に多数の企業の説明会を見ることができます。
集中して話を聞ける
Web合同説明会には通常の合説より一社一社の話を集中して聞くことができるというメリットがあります。通常の合同説明会では会場に多くの学生が集まります。人気の高い企業のブースでは立ち見であることも多く、他の企業の説明会の声が同時に聞こえてしまうなど話に集中しにくいこともあります。
対してWeb合説では各企業時間を設けられていて、他の企業の説明と被ることはありません。また自宅であれば他の学生を気にすることなく、落ち着いて参加することができます。
Web合説のデメリット
自宅で気軽に参加できるWeb合説ですが、デメリットもあるのでここでご紹介します。
企業理解が浅くなりがち
Web合説は気になっている企業の説明会を一度に視聴し比較することに向いています。しかしWeb合説では基本的に企業の話を聞くだけになってしまうので、企業理解が浅いまま終わってしまう可能性があります。
Web合説だけで企業研究を十分に行うことは難しいでしょう。Web合説では気になる企業を簡単に知り、より興味を持った企業はインターンシップや会社説明会に参加するのがおすすめです。Web合説と各企業の説明会やインターンシップを併せて活用することで企業理解が一層深まります。
質問ができない
録画型Web合説の場合は質問ができないことがほとんどですし、ライブ型でも質問タイムが設けられていないと気軽に質問することはできません。
チャット機能などで質問できるケースもありますが、対面での質疑応答より自分の声を拾われにくいです。また社員の方と直接コミュニケーションをとることができないので、会社や社員の雰囲気などが理解しづらいという点もデメリットの1つです。
Web合説に参加するには
ここではWeb合説に参加するのに必要なものや準備などを解説します。
Web合説の参加にはパソコンやスマホが必須
Web合説に参加するには、パソコン・タブレット・スマホなどが必要です。合わせて安定したネット環境も必要なので、事前に準備しておきましょう。
ライブでのWeb合説の場合は、質問ができることもあります。パソコンにカメラが内蔵されていない場合は外付けできるカメラとマイクを購入して取り付けておきましょう。
双方向の場合は静かな環境がベター
場所は自宅でも大学でも、どこでも構いません。しかし双方向のライブ型の場合は静かな環境がいいでしょう。雑音が入ってしまう可能性が高い屋外やカフェなどは避けた方が無難です。
自宅でネット環境が整っていない場合は、レンタルオフィスやシェアオフィスの個室を利用して参加するのもおすすめです。
服装は?
Web合説は基本的に服装自由です。録画型なら動画を視聴するだけなので、もちろん私服で構いません。ライブ型でも配信のみで、こちらの様子が企業側に伝わらない場合は私服で構いません。
双方向のライブ配信で質問する機会が設けられている場合は、スーツやビジネスカジュアルなど通常の合同説明会と同じスタイルで参加しましょう。
Web合説で注意すべきポイント
説明会の途中でネットが途切れないよう注意
インターネットの通信状況が不安定だと、通信が途中で途切れたりして配信が中断されてしまうことがあります。Web合説には安定したネット環境がある場所で参加するようにしましょう。
質問をしている際に通信が途切れてしまったり、音声が乱れたりすると印象がよくありません。通信状況に問題がないか事前にチェックしておくと安心です。
欠席する場合は主催者に連絡する
Web合説は自宅で簡単に視聴できることから欠席も簡単にできてしまいます。個別の説明会ではないとはいえ無断キャンセルはあまりいい印象ではありません。
説明会によっては視聴しているかどうかで出席を取っている場合もあります。マイページからキャンセルするか、欠席の連絡を入れることをおすすめします。
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最後に
Web合説は遠くの地域から多くの企業について知ることができるというメリットがあります。普通の合説より多くの企業の説明会に確実に参加でき、これからも活用しやすいものです。しかしより詳しく企業について知るためには実際に足を運んで社員の方と話すことも必要です。可能であればインターンシップやOB訪問なども併せて活用し就職活動を進めましょう。
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