え、まだOB訪問してないの?メリットだらけのOBOG訪問に行こう

授業にバイト、インターンに就活。皆さんとっても忙しい日々を過ごされていると思います。…ところで、OB訪問はしていますか?
“いや、わたしまだ2年生だし”
“志望企業決まってないし”
“初対面の人にいきなり会うのは気が引ける”
この様に感じている人がいたら、この記事を読んでマインドセットを変えましょう。このままではもったいないですよ、本当に。

なぜなら、OB訪問とは就活のためだけでなく、長期的にあなたのメリットとなる体験だからです。リーマンショック後の就職氷河期を乗り越えた、外資系メーカー7年目の筆者が、実体験も含めて語ります。

OB訪問
目次

OB訪問のメリット

OB訪問の本当のメリットとは何でしょう?
一般的に言われている、わかりやすいメリットは以下の点です。

- 説明会と異なり、社員の生の声、本音が聞ける。
- 初対面の大人と話すことに慣れることができる。
- 就活、面接のアドバイスをもらえる。

もちろん就職活動という短期的な視点で考えるとそうなのですが、わたしが考える最大のメリットは、自分の理想像をブラッシュアップすることができる この一点に尽きます。
皆さんは、これからどんな人生を送りたいか、イメージ出来ていますか?
また、それを想像したときに、心からワクワクしますか?正直なところ、私は当時、なかなか思い描くことができませんでした。一体どんな大人になりたいのか。仕事や生き方は多種多様です。どれが自分にと合っていて、幸せなのか、自信を持って答えることはできませんでした。

例えば、以下の選択肢から、自分にとって最適だと思うものを選んでください。

問1)
A. 歴史と安定感がある保守的な企業で、定年まで勤め上げたい。
B. 変化が速く、上下関係が無いフラットな企業で働きたい。自分の成長に繋がるのであれば、転職にも挑戦したい。

問2)
A. 組織が成熟している企業で、整った教育を受けたい。
B. 少人数体制で、初めから責任感のある仕事がしたい。

問3)
A. 一般職でサポーター系の仕事をしたい
B. 総合職でバリキャリになりたい。会社の経営幹部に成長したい。
C. 若いうちにバリバリ働きたいが、将来的には、ゆるキャリにシフトチェンジしたい。

いかがでしょう。自分はこれだ!と断言できたでしょうか?
まだ出来ない人も多いと思います。でも、それは当たり前。なんたって、働いた経験が無いのだから。逆に現時点で断言出来ている場合も危険です。入社した後に想像とは違った…とギャップを感じてしまう可能性があるかもしれません。

そもそも現時点の自分の考えと、5年、10年後の考えが同じ保証なんてどこにもありませんよね。ちなみにわたしも現在進行中で模索しています。例えば、会社の期待通りに管理職になり、いわゆる出世ルートを目指すか、それとも30歳を目前にキャリアチェンジをするか…

というわけで、自分の将来像をまだ描くことが出来ていないあなたも、もうこれで行く!と決心したあなたも、学生として時間があるうちに、ひとりでも多くの大人に会いましょう。そして自分の理想像をブラッシュアップしましょう。OB・OG訪問の醍醐味とは、自分のロールモデル探しが出来ることです。

それでは次に、どのようにOB・OGを探すか、基本的なステップを説明します。

OB・OGの探し方

学生課の卒業生名簿からアポをとる

これだけネット社会になっても、やはりこれが一番オススメですね。母校の後輩のためであれば、親身に話をしてくれるOBが多いです。しかしこの場合、メールアドレスの開示が無いことがあります。少し面倒ですが、手紙を出しましょう。そして手紙には必ずメールアドレスを書くこと。一度メールのやりとりが始まってしまえば気が楽になります。なお、面会後のお礼状は不要です。それよりも、すぐにお礼メールを出したほうが好印象でしょう。

ウェブサービスを利用する

今は学生と会社員を繋ぐマッチングサービスが増えていますよね。わたしも訪問を受ける側として、とあるサイトに登録しています。この利点は、自ら学生に発信したい、という想いがある会社員が集まっていること。ポジティブな気持ちで仕事と向き合っている人が多く登録していると思われます。欠点としては、のんびりそれなりに働いている人とは出会えない可能性があることくらいでしょうか。したがって、ネガティブな話は引き出しづらいかもしれません。モチベーションを上げるという意味では、使わない手はないです。

あらゆるSNSを駆使する

個人的にはこれ、アリだと思います。今の時代、その人が連絡手段を公開している限り、そこからアポを取ることは何ら失礼ではありません。 ただ、返事がもらえなくても気にしないこと。返事が来たらラッキーという気持ちで取り組みましょう。その分、会ってもらえた時の感動は大きいでしょうし、その経験は自分の成長に繋がります。会ってみようかな?と思わせるアプローチを考えてみてはどうでしょうか。これも一種の営業経験です。
さて、以上のステップを説明しましたが、

“やっぱりハードル高いわー”
“ちょっとめんどう”
“相手からどう思われるか不安”

という声が聞こえてきそうですね。

それでも不安または億劫なあなたへメッセージ

OB訪問を依頼された側にもメリットはあるので、気楽にいこう。

わたしは学生時代、OB訪問を受けるときに、”ああ、仕事で忙しいのにわざわざ時間をもらって、申し訳ない…” と思っていました。でも、そこまで気をつかう必要はないですよ。なぜなら受け手にもメリットがあるからです。

- 自分の仕事を振り返る良い機会になる
- 初心に帰り、モチベーションをあげることができる

一度会社勤めが始まると、外との繋がりが減りがちになります。その中で学生の皆さんと話す機会というのは、とても刺激になって、明日も頑張ろう、と思えるものなのです。ですので、そこまで気負わず、楽しもうという心構えでいることをオススメします。

OB訪問は学生の特権。一度会社員になると、社会の目は厳しい。

当たり前ですが、OB訪問は学生だけの特権です。
一度社会に出たら、そう簡単には話を聞かせてもらえません。それなりの対価が求められる場合が大半でしょう。例えば、相手から見て、自分が何らかの価値を提供できることや、交流会・セミナーでお金を払うことがそれに当たります。

わたしも出来ることなら、競合他社の同じ職種の人に、相談してみたいですね。
所属する企業の中から、理想にぴったりの大人を見つけることは、実は難しいです。もっと社外の人と気軽に話せたらいいのに。
“OB訪問させてください” の一言で、なんの疑いも持たず初対面の人が会ってくれるなんて、ある意味奇跡です。学生のうちは気付かないかもしれませんが、本当に貴重な機会です。

まとめ

さて、皆さん、やる気が出てきましたか?
以上のように、OB訪問とは就活のためだけではなく、自分の求める働き方や、理想像をブラッシュアップする上でとても有意義です。
また、せっかく知り合った社会人の方と、ここで関係を終わらせる必要もありません。もし今後も人生の先輩として相談したいと思える人と出会えたら、あなたのコミュニケーション次第で、関係を継続することも不可能ではないでしょう。
是非ひとりでも多くの魅力的な社会人に会って、自分と重ねて見てください。そして、ワクワクするかしないか、自分の気持ちに正直に聞いてみてください。
学生、就活生である特権を最大限活かし、理想の大人に一歩近づきましょう。


この記事を書いた人
Ako あーこ画像
Ako あーこ 東京都
慶應義塾大学卒業後、外資系メーカーに勤務。日々数字と戦いながら、ワクワクする働き方を模索中。
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