まだまだ2018年は半分を少し過ぎたところですが、大学生の間では2018年には何が流行っているのでしょうか。年末を待たずしてリアルタイムに大学生の流行りが知りたい!その心情を理解したい!そんな方のために大学生の間で2018年に流行っているものを解説します!
フリマアプリ
フリマアプリといえば、最近上場を果たした「メルカリ」が最も有名ですが、楽天が運営するフリマアプリ「ラクマ」、ハンドメイド系フリマアプリ「minne(ミンネ)」など、多くのフリマアプリが大学生の間で流行しています。主婦などと比べ、大学生の使い方は少し異なるようです。
新しいショッピングのカタチとして
大学生は金銭的に余裕がありません。しかし、フリマアプリを使用すれば、定価よりも安く、気になっているものや欲しいものを手に入れることができます。少し流行遅れのものであったり、使いかけだったりしますが、あまり気にしないという方が実は多く、中には半分以上使用済みの化粧品なども含まれます。また、これまではオークションや中古販売業者などが取り扱っていた「レアアイテム」「プレミアグッズ」なども、出品者が付けた値段で購入することができるので、必要以上に吊りあがることなく、大学生でも価値のあるものを手に入れられることで流行しています。
試供品感覚で
さらに、地方に住んでいる女性は試供品感覚でフリマアプリを使用しているといいます。デパートなどで高級コスメの試供品をもらえる都会とは異なり、デパートなどがない地方在住者は、いきなりネット通販などで高級なコスメを購入することに抵抗があります。そこで、フリマアプリを使用して、使いかけのコスメを安価で購入し、自分の肌に合うか、似合うかどうかを確認する目的で使用すると言います。
洋服などもそうで、ブランドものなどをいきなり新品を購入するのは難しいけれど、多少傷がついていても使い古しでも、試しにフリマアプリで購入したものを使用してみる……というのが多いのだそうです。
お小遣い稼ぎとしても
ここまでは購入する側の話でしたが、お小遣い稼ぎとして出品することも流行っています。大学生の多くは、フリマアプリで安価に購入した服を一定期間着て、飽きたらまた同じフリマアプリで販売する……といったループを繰り返していたり、さらに不用品は捨てるのではなくフリマアプリで販売するという習慣がついていることが多くあります。バイトが時間的に難しい場合であっても、授業のノートや参考書などが同じ大学の方に購入されるなど、お小遣い稼ぎとしての利用も増えています。
VR(仮想現実)
近年、エンタメにとどまらず多くの業界で使用されているVR(仮想現実)。大学生にも興味深いトピックスです。
エンタメとして楽しめるVRの施設がたくさん登場
友達と遊びに行くエンタメスポットとして、またデートスポットとして気軽に訪れることのできるVR(仮想現実)の施設が多く登場しています。新宿にオープンした「VRZONE」では遊園地のような空間でVR(仮想現実)を使用したゲームや世界観に入り込むことができます。さらに、お台場にあるTYFFONIUM(ティフォニウム)では、ただでさえ怖いお化け屋敷がVR(仮想現実)で体験できるなど話題です。「新しい技術」というよりは、もはや「身近な遊び道具」という感覚で接することができるものとして捉えられています。
何でもVRが当たり前の未来に期待している
最近では不動産業界でも活用され、「お部屋の内見がVR(仮想現実)でできる!」など、さまざまな分野で今後活躍することが期待されています。現実的には難しいけれど、VR(仮想現実)を使用すれば可能になるといった何でもVRが当たり前の未来に、大学生の間では期待が高まっています。
ライドシェアリング
車や自転車など、「ライドシェアリング」を街で多く見かけるようになりました。自転車のライドシェアリング自体は以前からありましたが、盗難や乗り捨てなどの問題から普及しづらかった背景があります。しかし最近ではアプリなどを使用して、確実に元の場所や基地に戻すように促されたり、使用することでポイントが利用出来たりすることで、普及が一気に進みました。また、自動車もアプリなどを活用し、レンタカーよりももっと気軽に安価に使用できるようになったことで、大学生にとって気軽に利用できる存在となっています。
車など「モノ」に興味のない若者が増えている
ひと昔前は、「大人になったら車を買う」ということがステータスのひとつでもありました。しかし、今時の大学生を筆頭に、若い世代で「モノを手に入れることにそこまで興味がない」という風潮があります。車や自転車などをわざわざ自分のものとして保有せずとも、必要なときだけ借り、その分体験や自分を高めるものにお金を使うべきという、「モノよりコト消費」の発想が定着しています。
ミニマリストブームも追い風に
さらに追い風になっているのは「ミニマリストブーム」です。できるだけ家に保有するモノを減らし、外出時には最低限のものだけを持って身軽に出かけたいという価値観を持つ人が世代を問わず増えています。そのため、「必要になったときに調達すれば良い」という考え方を持つ人が増えたことから、大学生にとってもライドシェアリングは当たり前のものになりつつあります。
最後に
大学生の間で2018年に流行っているものの共通点としては、「技術の進化による新しい価値観の定着」です。できるだけ無駄なく、合理的に新しい体験をしたいという考えを軸とした流行が2018年のテーマなのではないでしょうか。
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