大学の大切なテストの日に限って、電車の遅延が起きたり、ついつい遅くまで勉強しすぎて無理をしたあげくに寝坊をしてしまったという経験がある人も少なくないでしょう。
大学のテストの遅刻は何分でアウトで、何分までなら許されるのか?大学のテストの遅刻への許容範囲や遅刻した時の対処法、遅刻を防ぐ方法などについて解説します。
- ・大学のテストの遅刻について
- ├大学や教授により決まっていることが多い
- ├5分程度なら許してくれる教授が多い
- └10~20分までは許容範囲という教授も
- ・遅刻のデメリットとは
- ├周囲への迷惑となる
- ├遅刻癖やイメージダウンにつながる
- └自分にとっても大切な試験時間を失うのでデメリットがある
- ・遅刻をしてしまった時の対処法
- ├静かに入室して謝罪をする
- ├電車の遅延などの場合は遅延証明を提出する
- └体調不良の場合は診断書を提出する
- ・遅刻をしないために
- ├余裕を持って行動する
- ├アラームを複数設定する
- └モーニングコールをお願いする
- ・最後に
大学のテストの遅刻について
大学や教授により決まっていることが多い
一概に、「10分までならOK」といった統一のルールが決まっていることはありません。大学や、各授業の教授によってその許容範囲は異なります。
そのため、10秒でも遅刻した時点で教室にいれてもらえないほど厳しい教授もいれば、10分くらいまでなら許してくれる教授もいます。
試験を受けることができたとしても、試験終了時間は他の遅刻しなかった生徒と同じであることが基本です。
5分程度なら許してくれる教授が多い
5分程度であれば、許してくれる教授が多いようです。理由を確認し、「寝坊なら試験は受けさせない、電車の遅延であればセーフとする」なんて場合もあるかもしれません。
5分程度の遅刻であれば、遅刻したことを謝罪し、試験を受けさせてもらえないか聞いてみることをおすすめします。
10~20分までは許容範囲という教授も
10~20分くらいであれば遅刻を許容してくれる教授が多いです。普段から教授の授業に遅刻してきた生徒や提出物やレポートなどを遅れて提出する学生への対応を見ていれば、試験の遅刻への対応もおのずと推測できるのではないでしょうか。
普段の授業でも遅刻してきた生徒には一切入室を許さないという教授なら、きっと試験の遅刻に対する対応も同じで「一切入室を許さない」ことでしょう。
逆に普段から優しく、多少の遅刻や提出物の遅れにも柔軟に対応してくれる教授であれば、10分程度の遅刻であれば試験を受けさせてくれる可能性が高いといえます。
遅刻のデメリットとは
多少の遅刻は許されるからといって、遅刻をしても問題がないわけではありません。遅刻をすることは社会人になってからは許されないですし、自分や周囲への悪影響があります。ここでは、遅刻のデメリットについて解説します。
周囲への迷惑となる
まず、遅刻をすることで周囲に大きな迷惑をかけることになってしまいます。経験がある人はわかると思いますが、試験が始まってすぐに集中しているタイミングで、ドアを開ける音がしたり「すみません……電車が遅れてごにょごにょ……」という話し声がすると、どうしても集中力が途切れてしまったり、つい音や声のする方が気になってみてしまうと思います。
一度集中力が途絶えると再度集中するのに時間がかかる人もいますし、張りつめていた気持ちが緩んでしまうという人もいることでしょう。そんな風に遅刻してくる人が何人もいることを想像すると、とても迷惑ですよね。そう考えると気軽に遅刻してもいいやとは思えないはずです。
遅刻癖やイメージダウンにつながる
もちろん、自分自身にもデメリットがあります。1度でも遅刻をしてそれが許容されると、次からは「5分くらいなら遅刻しても許してもらえるし、まぁいっか」と遅刻癖がついてしまうことがあります。
その教授の試験だけでなく、友だちとの約束や授業、就職活動などさまざまな部分で遅刻癖がついてしまうと、なかなかその癖から抜け出すことができません。
また、先ほど試験を受けている側の人に迷惑がかかるという話がありましたが、当然その人たちは不快な思いにさせられたあなたの顔を見ていますので、「あいついつも遅刻して来て超迷惑な人なんだけど」とイメージダウンにつながってしまいます。
自分にとっても大切な試験時間を失うのでデメリットがある
さらに、前述のようにたとえ遅刻したにも関わらず試験を受けさせてくれたとしても、試験終了時間は他の遅刻しなかった生徒と同じであることが基本です。
遅刻をすると、大切な試験時間を失うことになります。時間がぎりぎりで設定されている試験の場合は充分に考える時間が取れずに、点数が思うほど獲得できないなどデメリットが大きいといえます。
遅刻をしてしまった時の対処法
気をつけてはいても、遅刻をしてしまったらしょうがありません。ここでは遅刻をした時の対処法について解説します。
静かに入室して謝罪をする
遅刻をすると教室に入りづらいかもしれませんが、時間が経つほどどんどん入りづらくなるものです。周囲の迷惑にならないように、静かに入室して教授に謝罪をし、テストを受けられるかどうか確認してみましょう。
その場で言い訳を話すのは、テストを受けている人の迷惑になるのでよくありません。教授に理由を聞かれない限り、理由の説明などは試験が終わった後にするのがいいでしょう。
電車の遅延などの場合は遅延証明を提出する
たとえどんなに対策をしていても、早めの電車に乗ったとしても電車の運転見合わせなどが発生した場合はやむを得ず遅刻してしまうこともあります。
そのような事情がある場合には、遅延証明などでやむを得なかった旨を教授に伝えましょう。そういった被害を受けた生徒が多い場合には対策措置を取ってくれることがあります。
体調不良の場合は診断書を提出する
体調が悪くて病院に行っていたために遅刻した、というケースもあるでしょう。そうした場合は、ほとんどの教授が理解を示してくれると思います。体調不良や通院で病院に行った場合は、医師に診断書を書いてもらい提出しましょう。
遅刻をしないために
やむをえない場合をのぞき、遅刻というのは気の緩みや、自分の遅刻対策が不十分なことが原因です。遅刻をしないための、対策をご紹介します。
余裕を持って行動する
「時間ちょうどに着けばいいや」と思っていませんか?そうした考えだと、電車の遅延や忘れ物などがあった場合に遅刻を免れません。
不測の事態を想定して、テスト開始の15分前には着くことを心がけましょう。時間に余裕を持って行動すれば、遅刻を防ぐことができます。
アラームを複数設定する
携帯のアラームをセットしていても、寝坊してしまう人もいます。アラームひとつでは起きられない場合は、目覚まし時計を買うなどしてアラームを増やしてみましょう。腕時計のアラームを使うのもおすすめです。
モーニングコールをお願いする
「大切なテストでどうしても遅刻できない!」という場合は、家族や友人にモーンングコールを頼むのがいいでしょう。知人に頼めない人は、モーニングコールをしてくれるサービスもあるので、利用してみてください。
1,2年生もインターンに行こう
最後に
大学のテストの遅刻への許容範囲について解説しました。できれば遅刻は避けたいもの。可能な限りできる対策は自分でしっかりとして遅刻癖をつけないようにこころがけましょう!
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