気になる大学生の生活費は平均いくら?その内訳は?

大学生進学と同時に、上京や引越しをして一人暮らしを始める人も多いでしょう。初めての一人暮らしとなると、何にどのくらいのお金がかかるのかわからない人も多いと思います。

実際、大学生は日々の生活にどのくらいのお金が必要なのでしょうか?ここでは、大学生の1ヶ月の平均的な生活費やその内訳について解説します。節約方法も紹介しますので、参考にしてみてください。

気になる大学生の生活費は平均いくら?その内訳は?
目次

大学生の1ヶ月の生活費はいくら?

大学生の生活費を解説していきます。

大学生の家賃事情

大学生の生活費において、支出の大きな割合を占めるのが家賃で、東京都内に住むのであれば、6万円~9万円ほどかかります。風呂トイレなし、築年数が50年以上など、より安い物件を探そうと思えばありますが、駅から徒歩圏内でそれなりにきれいな場所に住もうとなると、少なくとも6万円はかかります。

一方、地方の大学生はもっと家賃を抑えられます。関西地方なら3万円~6万円、東北では2万円~5万円といった価格帯です。

毎月必ずかかる出費

家賃以外にも、毎月必ずかかる出費があります。まずは、水道光熱費。電気代は1500円~5000円程度。あまり家にいない人であれば、2000円以下にすることも可能です。ガス代は1000円~4000円、水道代は1000円~3000円程度ですが、実はこの二つは女子の方がかかりがち。

というのも、まず自炊をするとガス代がかかります。また、湯船につかる習慣があると、ガス代と水道代の両方がかなり負担になってくるんです。もちろん男子大学生で毎日自炊をして湯船につかる人もいますが、どちらかというと女子の方がこの二つの支出が負担になる傾向にあります。

食費は大きな差が出るポイント

生活費をなるべく安くしたい大学生にとって、食費は大切なポイントです。平均は3万円程度ですが、継続的に自炊をすることで無理なくコストをおさえられます。ポイントは、自炊を続けること。気まぐれに何回かやるようでは、食材を使いきれずむしろ高くついてしまいます。

豆腐や鶏のささ身など、低価格食材を使ったレシピをどのくらい作れるかも重要です。毎日似たような食事だと飽きてしまい続かないので、ネットのレシピなどを参考にレパートリーを増やしていきましょう。

もっとも食費をおさえられる方法は、まかない付きのバイト先を見つけることです。バイトに入れば入るだけ食費がかからない上に、バイト代を稼ぐことができます。居酒屋や定食屋など、まかない付きのところは多いので探してみてください。

交際費と雑費は人によってさまざま

交際費は、人によってさまざま。極端に言えば、一か月誰とも遊ばなければ0円にすることもできます。その反対に、連日飲み会にいったり旅行やお出かけが多いと無制限にかかてしまいますよね。

使いすぎないためには、あらかじめ交際費にいくらまで使うか決めておいて、そこから逆算して予定を立てると良いでしょう。

雑費は、生活に必要なものによる出費です。ゴミ袋やトイレットペーパーといった必需品から、趣味で買う本や美容院代なども含まれます。

大学生の生活費の内訳は?

ここでは一人暮らしをする大学生の1ヶ月の生活費の内訳を見てみましょう。

一人暮らしの大学生の生活費内訳

東京で一人暮らしをする場合の生活費内訳は、次のようになります。

家賃  7万円
食費  3万円
光熱費 1万円
通信費 1万円
娯楽費 2万円
合計  14万円

生活費はどのくらい節約できる?

やはり生活費の大部分を占める「家賃」がポイントになります。毎月の生活費を考えて、いくらぐらいの家賃の部屋にすべきかを考えておくべきです。

光熱費は、無駄遣いをしないように工夫すれば数千円の節約が可能です。節約術などを参考にしてみるのもいいでしょう。

食費は、自炊をすることで1万円以上節約できます。毎食自炊して、お昼もお弁当を持参すれば、月の食費を1万5千円以下にすることも可能です。

大学生の収入は?

大学生は、どのくらいの収入があるのでしょう。

バイト代でどのくらい稼ぐか

大学生の7割がアルバイトをしており、平均して3万〜4万円稼いでいます。時給1000円だとすると、40時間近く働いていることになります。

もちろんこれだけでは生活できないので、仕送りをもらっている大学生が多いことがわかりますね。

大学生は仕送りでいくらもらっている?

大学生の仕送りの平均は7万円。都内在住でも、家賃はまかなえるくらいの金額ですね。現金として送ってもらうこともあれば、家賃を負担してもらうといった形もあるようです。

いずれにせよ、入学前に両親と話をして、毎月どのくらいの額を送ってもらえるのか明らかにしておきましょう。

大学生には有給インターンがおすすめ

アルバイトで生活費を稼ぐ大学生が多いと思いますが、せっかく働くなら有給のインターンシップがおすすめです。

インターンは大学3、4年生が参加するというイメージがあるかもしれませんが、1、2年生から参加できるインターンもたくさんあります。

長期のインターンはほとんどが有給です。早い時期から就活につながる経験ができ、生活費も稼げるので、一石二鳥ですね。

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大学生におすすめの節約術

生活費をなるべくおさえるために、節約術を知っておきましょう。

家選びは慎重に

家賃は大学生の生活費を圧迫するもの。なるべく安いところを選ぶようにしましょう。たった3000円違うだけでも、大学の4年間で15万円近くの差になります。

家選びのポイントは、絶対にゆずれない部分をいくつか決めたら、それ以外は妥協すること。あれもこれもと欲張ると、どんどん家賃が跳ね上がっていきます。

教科書は買うものではなくもらうもの

どの授業でも、だいたい毎年同じカリキュラムが組まれています。そのため、使う教科書も同じなのです。そこでサークルなどをフル活用して、教科書を先輩などからもらいましょう。

ついでに、どこがテストに出るか、レポートのどんな点が評価にかかわるかなどを教えてもらえると一石二鳥です。

通信費をおさえる

毎月の出費として、意外にも通信費が大きな割合を占めていることがあります。そこでおすすめなのが、格安スマホ。

携帯代に5000円以上かかる人は多いですが、格安スマホを利用すると1000円台にすることも夢ではありません。毎月4000円もコストカットできれば、年間でかなりの支出削減となるでしょう。

アプリなどでお金の管理を

お金を無駄遣いしないためには、生活費の管理をしっかりとすることが重要です。アプリなどを利用して、毎月の収支を記録するようにしましょう。

「何にいくら使ったのか」をわかるようにしておくと、無駄遣いが減ります。計画的にお金を使えるようになるので、生活費を上手に管理できます。

最後に

今回は、大学生の生活費についてご紹介しました。限りある収入を有効に使うために、まずは自分の収入と支出の金額を確認し、計画的にお金を使いましょう。


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