英語力をアピールしたいけど、履歴書にどう書けばいいのかわからず困っている方も多いのではないでしょうか?正式名称は?勉強中の場合はどう書く?IPテストは書いていい?などの疑問を持つ方は多いです。
ここでは履歴書へのTOEICスコアの書き方について解説します。スコアを履歴書に書く際によくある疑問についてもお答えします。
- ・TOEICの種類と履歴書への書き方
- ├TOEICの種類
- ├TOEIC BridgeやIPテストは注意が必要
- └履歴書へのTOEICスコアの書き方
- ・TOEICスコアを履歴書に書くときによくある疑問
- ├何点から書いていい?
- ├TOEICスコアの期限はいつまで?
- ├受験して点数が下がってしまったら?
- └勉強中でも書いていい?
- ・TOEICスコアを履歴書に書くときの注意点
- ├企業が求めるレベルを知っておく
- ├正確なスコアを書くこと
- └証明書が必要な場合も
- ・最後に
TOEICの種類と履歴書への書き方
TOEICの種類
TOEICはいくつかの種類があるので、履歴書に書く際には注意してください。
TOEIC Listening & Reading Test
TOEIC Speaking & Writing Tests
TOEIC Speaking Test
一般的にTOEICとして認識されているのは、リスニングとリーディングのスキルを測る 「TOEIC Listening & Reading Tests」です。そのほかに、話したり書いたりする能力をはかる「TOEIC Speaking & Writing Tests」、話す能力をはかる「TOEIC Speaking Test」もあります。
通常はTOEICのスコアと言えばこのテストのスコアをイメージする人が大半です。履歴書に書く際には、「Listening & Reading Test」の部分は省略している人も多く、大体スコアでどのテストかがわかるため、「Listening & Reading Test」は書かなくても問題ありません。
「TOEIC Speaking & Writing Tests」「TOEIC Speaking Test」の場合は、一番メジャーな「TOEIC Listening & Reading Tests」と区別するために、種別を記載するのが一般的です。
TOEIC BridgeやIPテストは注意が必要
TOEICには、「TOEIC Bridge」や「IPテスト」などのテストもあります。
TOEIC Bridgeは、TOEICのスコアが450点に満たない受験生のために用意されているテストです。英語の勉強を始めたばかりの人に向けた試験で、英語能力のアピールにはならないため、履歴書には記載しない方がいいでしょう。
TOEIC Listening & Reading Testには個人で受験する「公開テスト」とは別に、会社が学校など団体が主催する「IPテスト」という形式があります。「TOEIC IPテスト」は、過去に出題された問題が出される、写真付きの公式認定書が出ない、などの理由で、資格として認定しない企業も多いです。
履歴書やESに書けないわけではありませんが、「TOEIC公開テスト」とは扱いが違うものなので、記述する際に「TOEIC IPテスト」と書くようにしましょう。
履歴書へのTOEICスコアの書き方
履歴書には「資格」「資格・免許」という欄があるのでここに記入しましょう。日付のところに受験した年月、資格のところに正式名称と取得スコアを書きます。
2022年3月 TOEIC公開テスト 〇〇点取得
【TOEIC Speaking & Writing Testsスコア記入例】
2022年3月 TOEICスピーキング&ライティング公開テスト 〇〇点取得
【TOEIC Speaking Testsスコア記入例】
2022年3月 TOEICスピーキング公開テスト 〇〇点取得
【TOEIC IPテストスコア記入例】
2022年3月 TOEIC IPテスト 〇〇点取得
TOEICの正式名称は英語ですが、日本企業に応募する場合は「公開テスト」「スピーキング公開テスト」といったようにカタカナで記載して構いません。
TOEICスコアを履歴書に書くときによくある疑問
何点から書いていい?
TOEICスコアの評価基準は、企業や職種により異なります。TOEIC公開テストの平均点は600点くらいなので、600点以上あれば平均レベル以上とみなされます。効果的なアピールになることは少ないかもしれませんが、600点以上なら書いてもマイナスになることはないでしょう。
英語力として十分なアピールとなるのは、英語を使わない業務で700点以上、英語を使う業務であれば800点以上と考えておくといいでしょう。英語が公用語になっている楽天では、「TOEICスコア800点以上もしくは同等の英語力が必要」とされています。
TOEICスコアの期限はいつまで?
TOEICスコアには基本的に期限はありません。どんなに古いものでも履歴書に書くことは可能ですが、一般的には2年以内に取得したスコアを書くのが望ましいとされています。
何年も前に受験したスコアを記載すると、「最近は英語の勉強をしていないのかな」と思われてしまう可能性もあります。最後に受験したのが2年以上前の場合は、再度TOEICの試験を受けるといいでしょう。
受験して点数が下がってしまったら?
定期的に受験をしている場合、スコアが下がってしまうこともあると思います。最新のスコアを書かなければならないという決まりはないので、一番いいスコアを書きましょう。
実際に、2年以内に取得したスコアの中で一番高いスコアを記載している人が多いです。
勉強中でも書いていい?
履歴書の提出までに受験できなかった場合は、「受験予定」や「スコア〇〇点を目標に勉強中」という書き方をしても構いません。これまで英語の勉強を頑張ってきたなら、そのことをしっかりアピールしましょう。
履歴書の資格欄もしくは備考欄に、次のように書いておくといいでしょう。年月には、試験を受ける予定の日付を記載しておきます。
2023年12月 TOEIC公開テスト受験予定
2023年10月 TOEIC公開テストスコア〇〇点を目標に勉強中
TOEICスコアを履歴書に書くときの注意点
企業が求めるレベルを知っておく
必要な英語レベルは、企業よって異なります。あまりに低いスコアを書いてしまうと低評価となることもあるので、企業が求めるレベルを調べておきましょう。
英語力が必須の企業や職種の場合は、「TOEICスコア〇〇点以上」というように、一定のTOEICスコアが応募条件となっていることもあります。TOEICスコアを履歴書やESに記載するときは、書く前に企業のホームページや募集要項を確認しましょう。
正確なスコアを書くこと
スコアはスコアシートを確認して、正確に記入しましょう。「大体これくらいだったかな」と適当なスコアを書いたり、点数が低いからと勝手に高めの点数を書くのはよくありません。
中には、TOEIC公開テストの公式認定証の提出を求める企業もあります。嘘がばれると、恥ずかしい思いをすることになるので、必ず正確な数字を書くようにしましょう。
証明書が必要な場合も
TOEIC公開テストの公式認定証の再発行には期限があるので注意しましょう。受験後に発送されますが、無くしてしまった場合は再発行する必要があります。再発行の期限は2年なので、公式認定証は大事に保管しておきましょう。
最後に
英語力のアピールは効果的ですが、TOEICはさまざまな種類があるので、履歴書に記載する際には注意が必要です。正しい書き方を確認し、英語力をしっかりアピールしていきましょう。
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