就活で出遅れた人が挽回するためにやるべきことを紹介

つい就活を先延ばしにしてしまい、「一つも内定をもらえないんじゃないか?」「もう就活を諦めたい…」と悩む方も多いかもしれません。しかし、そんな方もやり方次第で挽回することができます。

今回は、一般的な就活スケジュールから、就活に出遅れてしまった就活生がするべきことまでを、NG行動と併せて詳しく解説します。

目次

いつからが出遅れ?一般的な就活スケジュール

①大学3年6月〜8月:夏インターンへの応募・参加

大学3年の6月頃からは夏インターンの募集が開始され、インターン選考が実施されます。この時点でESの書き方を練習したり、面接やグループディスカッションを経験することでその後の就活に有利になります。

7月〜9月の夏休みの時期に開催される夏インターンは、1dayの会社説明会型や数日〜1週間前後のプロジェクト型がメインです。ほとんどの就活生は夏インターンを経験しており、就活生にとって夏インターンへの参加は必須です。

②大学3年9月〜2月:冬インターンへの応募・参加

夏インターン終了後の9月〜10月からは、冬インターンの募集・選考が始まり、12月〜2月に開催されます。

冬インターンは、企業が優秀な学生を囲い込む目的で実施されたり、早期内定・本選考での優遇に繋がることもあるので、この時期までにある程度志望業界や企業を決めておくことをおすすめします。

③大学3年3月〜4年5月:エントリー・企業説明会

大学3年の3月からは就活情報が解禁されます。それに伴い、各企業が企業説明会を行い、ESの受付を開始します。

一般的には、この時期が就活の開始時期とされていますが、就活に成功するためには、夏インターンの時期から始めることが望ましいです。

④大学4年6月〜:選考開始・内定

6月からは筆記試験や面接などの選考が始まります。この選考を経て、6月頃に内定を得る学生がほとんどです。その後も就職活動を続ける学生もいますが、安心感を得るためにも、大手に絞りすぎず、中小企業もバランスよく受けて内定をもらうことをおすすめします。

就活の出遅れを挽回する方法5選!

①自己分析・企業研究を行う

まずは自己分析・企業研究を行いましょう。そうは言っても、出遅れている人は時間が限られているので、効率的に行うことが重要です。自己分析は、友達や家族に自分の長所・短所を聞くなどして他己分析をしてもらうと、自分で気づかなかったことや、仕事への適性が見えやすくなります。

企業研究を効率的に行うには、興味のある企業を端から調べるのではなく、自己分析を元に自分に合った企業を優先的に調べることをおすすめします。

自己分析・企業研究は就活の基本です。時間がないからといって適当に済ませると、面接で聞かれたことに対してうまく答えられなかったり、自分に合っていない企業に応募してしまうことに繋がります。出遅れてしまった就活生は周りの人に頼りながら、効率よく丁寧に自己分析・企業研究を行いましょう。

②ESの添削をしてもらう

就活に出遅れてしまった就活生の中には、まだESを書いたことがないという人もいるかもしれません。何も分からないまま自分ひとりで進めていると、ESだけで落とされてしまい、なかなか面接に進めない可能性もあります。

ESを書いたら就活エージェントや先輩、就活を終えた友達に添削してもらい、書き方のポイントを押さえましょう。

③面接の数をこなす

面接は経験を積むことが重要です。模擬面接を行ったり、多くの企業の面接を受けることで、質問の内容や答え方のコツを掴むことができます。また、実際の面接に慣れておくことで志望度の高い企業の面接でも緊張せずに臨むことができます。

④筆記試験・Webテスト対策をする

面接の前に、多くの企業で筆記試験やWebテストが課されます。国語や数学、暗号読解や法則性の問題など、問題の幅は広いですが、出題傾向や回答の導き方のパターンを知るだけで解けるようになるので、比較的短時間の勉強でも慣れることができます。問題集を使って、スキマ時間を有効活用して対策を進めることをおすすめします。

⑤就活エージェントを利用する

出遅れてしまった就活生は、就活エージェントを活用することをおすすめします。間違った方法のまま一人で就活を進めていると、なかなか内定をもらうことができません。就活エージェントを利用して自分の状況を客観的に分析することでやるべきことが明確になります。 就活エージェントに相談すれば自分に合った企業を紹介してくれることもあるので、スムーズに情報収集ができます。ESの添削や模擬面接も行ってくれるので、選考の対策にも有効です。

就活に出遅れた学生がしてはいけない4つのこと

①とにかく手当たり次第応募する

焦って志望業界や自分の就活軸に関係なく手当たり次第に応募すると、企業の研究や選考の対策が疎かになってしまいます。また、予定を詰め込みすぎるとスケジュール調整が難しくなり、学校の授業や体調にも影響します。

特に出遅れてしまった就活生は焦ったり、精神的に不安定になりやすいので、安心感を得るためにもまずは一社の内定を確実に取ることをおすすめします。

②自己分析・企業研究をしない

自己分析や企業研究を後回しにしてしまうと、自分に合っていない企業を選んでしまったり、ESや面接での回答の中身が薄くなり、早い段階で落とされてしまいます。そのため、自己分析や企業研究を十分に行った上で選考の対策をすることをおすすめします。

例え選考に通ったとしても、自己分析や企業研究を十分にせずに選んだ企業とはミスマッチが起こりやすく、早期退職にも繋がります。

③ES・面接の練習をしない

ESの書き方や面接にはコツがあります。何も知らないままむやみに選考を受けていても、なかなかうまくいきません。特に面接は、練習をしないまま本番に臨んでも緊張やプレッシャーに負けてしまったり、想定外の質問を投げかけられた際に動揺してしまうこともあります。

早めに就活を終えた友達に手伝ってもらったり、就活エージェントを利用するなど、人の手を借りて客観的なアドバイスを受けながら対策することをおすすめします。

④業界・職種にこだわりすぎる

業界・業種にこだわりすぎていたり、大手ばかりに応募するのはNGです。自分の好きなものや身近なものに関わる企業だけでなく、自分の長所を活かせる企業を探すなど、視野を広げてみると、相性が良い企業が見つかる可能性があります。

また、大手は倍率が高く、難関です。大手企業の子会社や同じ業界の中小企業もバランスよく受けて、確実に内定をとりましょう。

【まとめ】やり方次第で就活の出遅れは挽回できる!ひとりで悩まず人に頼ろう!

今回は、就活に出遅れてしまった人がやるべき行動をNG行動と併せて紹介しました。焦って自己分析・企業研究を疎かにしたり、何も分からないまま一人で就活を進めていてもなかなかうまくいきません。

出遅れてしまった就活生は、就活エージェントや先輩、早めに就活を終えた友達に相談しながら、まずは一社の内定を確実に取ることをおすすめします。


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