一生懸命就職活動をしてきたのに応募した企業に全落ちしてしまったら落ち込みますよね。自分は社会から必要とされていないのではないかと絶望的な気分になるかもしれません。今からでも挽回できる方法をご紹介します。
- ・就活で全落ちしてしまう人に多い特徴
- ├大手や特定の業界に偏っている
- ├自己分析が足りていない
- └応募している企業が少ない
- ・全落ちしてしまったらまずは原因を分析して対策を考えよう
- ├何がいけなかったのか?
- └どの段階で落ちることが多いか?
- ・内定を獲得するためにすべきこと
- ├業界や職種を広げて志望企業を考え直す
- ├企業研究は徹底的に
- └面接対策を徹底的に行う
- ・最後に
就活で全落ちしてしまう人に多い特徴
就活で全落ちしてしまう原因は人それぞれ違います。ここでは就活で全落ちしてしまう人に多い特徴をご紹介します。自分に当てはまるところはないか、思い返しながら読んでみてください。
大手や特定の業界に偏っている
応募した企業が大手や人気企業ばかりであった場合、全落ちをしてしまう確率は上がります。あなたの能力がどうということではなく、全国から優秀な人がたくさんあつまる競争の厳しさに加え、採用人数が少ないということが多いためです。
あるいは、「ホテル業界のみ」のように業界が偏っている場合にも全落ちをしてしまう確率はあがります。自分がその業界にマッチしていない場合や、その業界研究が不足していた場合にリスクヘッジをすることができずに全落ちしてしまいます。
自己分析が足りていない
さらに、自己分析が足りていない場合も全落ちをしてしまう人は多くいます。自分が何が得意で何がしたいのかよくわからないままだと、面接での受け答えも薄っぺらくなってしまいがちです。
改めて自己分析をしなおし、自分はどのような業界のどの仕事が向いているのか、したいのかを考えてみましょう。
応募している企業が少ない
就活で全落ちしてしまう人は、そもそも応募している企業が少ない人が多いです。応募する企業が少ないと内定がもらえる確率もそれだけ低くなります。
企業を厳選しすぎていたり、「どうしても行きたいと思える企業しか受けたくない」と考えている方はもう少し応募を決めるハードルを下げてみてください。
少しでも興味ある企業なら説明会だけでも参加してみたり、書類だけでも出してみることです。応募する企業を増やしていくと、内定がもらえる確率もアップします。
全落ちしてしまったらまずは原因を分析して対策を考えよう
就活で全落ちしてしまった場合、まずすべきことは落ち込んだり嘆いたりではなく、原因を分析することです。何が悪かったから全落ちしてしまったのか?自分のどこに原因があったのかを分析してみましょう。
何がいけなかったのか?
まずは、前述のような「大手や人気企業ばかりに応募した」「業界が偏っていた」「自己分析が足りなかった」といった原因が理由で全落ちしたのか、あるいはほかになにか敗因がなかったのかを振り返ってみましょう。
面接官のリアクションや自分の面接時の回答を書き出してみると客観的に見ることができるかもしれません。
どの段階で落ちることが多いか?
原因がうまく分析できない場合は、どの段階で落ちることが多いのか考えてみましょう。「どの段階で落ちるか」から、原因を特定できるかもしれません。
書類選考の段階で落ちる場合は、「エントリーシートを適当に書いている」「自己PRがうまくできていない」などの原因が考えられます。
書類選考は通過するのにいつも面接で落ちてしまう場合は、「身だしなみに問題がある」「面接の対策ができていない」などが原因かもしれません。
最終面接で落ちてしまう場合は、「自分に合った企業を選べていない」「自己分析や企業分析が不十分」である可能性があります。
内定を獲得するためにすべきこと
全落ちしてしまうと、自信がなくなると思います。次は絶対に内定を勝ち取る気持ちで挑みましょう。そのためには、敗因を分析しその敗因をつぶし対策をしっかりと行う以外に道はありません。
業界や職種を広げて志望企業を考え直す
改めて、特定の業界や職種にこだわらないで企業を選んでみましょう。自己分析がしっかりとできていれば別業界に照準を合わせるのでも良いですし、あるいは少し業界をバラしていくつか受けてみるのも良いでしょう。
企業の募集が終わりかけている時期など時間の猶予がない場合には、あまりバラバラの業界を受けるのはおすすめできません。業界研究をそれぞれ行わねばならず、時間が足りなくなってしまうからです。
企業研究は徹底的に
就活で企業研究は大切です。企業がどのようなことを大切にしていて、どのような方向に向かおうとしており、そのためにどのような人材を欲しいと思っているのかは、文章として記載されていなくてもしっかりと業界研究と企業研究をしていればおのずとわかるはずです。
会社案内やホームページだけでなく、社長の新聞や雑誌でのインタビューから、Twitterなどの発言をしっかりと読み込むことで見えてくるものもあります。可能な限り、その企業について調べ、そして「こういう人材を欲しいと思っているはず、ならば自分のこの部分をアピールするのが良いのでは」と仮説をたてて行きましょう。
面接対策を徹底的に行う
面接対策ではマナーや笑顔などの「印象面」にも気を配るようにしましょう。どんなに優秀な人材でも「なんだか嫌な感じだな」と思われてしまっては内定をもらうことができません。
笑顔で堂々と話すことは、何を話すかよりも印象を左右することもあります。このような「非言語」の部分にも気を配るようにしましょう。
面接対策として、可能であれば大学の教授や家族・友人などに面接官役をしてもらって面接の練習するのがおすすめです。自分では気が付かないクセや話し方を指摘してもらうことができます。
想定される質問以外にもマニアックな質問などもあえてしてもらい、とっさの答え方などを練習しておくと良いでしょう。
最後に
全落ちしてしまうとショックで就活自体を辞めたくなるかもしれません。しかし、挽回のチャンスはあります。諦めずに、ご紹介した対策で内定を勝ち取りましょう!
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