「サマーインターンはどんなメリットがあるの?」「何社くらい参加すべき?」と考えている学生も少なくないでしょう。
今回は、多くの大学3年生の就活のスタートでもあるサマーインターンにはなぜ参加すべきなのか、何社くらい参加するべきなのか、参加までのスケジュールをご紹介します。
- ・ サマーインターンとは?
- ・大学3年の夏休みにサマーインターンに参加するメリット
- ├①業界や企業をより深く知ることができる
- ├②選考の対策になる
- ├③自己分析の機会になる
- ├④就活仲間を見つけられる
- └⑤選考で有利になることがある
- ・何社のサマーインターンに参加すべき?
- ├①3年生は平均何社のサマーインターンに参加している?
- ├②参加できる数はサマーインターンの種類により異なる
- └複数のサマーインターンに参加するのがおすすめ
- ・サマーインターン参加のスケジュール
- ├①募集開始時期
- ├②選考時期
- └③参加時期
- ・【まとめ】大学3年生の夏休みは複数のインターンシップに参加して早めに就活準備をはじめよう!
サマーインターンとは?
サマーインターンとは、7月〜9月の大学3年の夏休み時期に行われるインターンシップです。企業側が自分の業界や企業について学生に知ってもらったり、優秀な人材を見つける目的で実施されるのがサマーインターンの特徴です。
サマーインターンでは幅広い業界・企業にエントリーして視野を広げたり、自分に合った業界・企業を見つける目的で参加する学生が多く、「まだ志望する業界を絞れていない」「どのような仕事をするのかイメージが湧かない」という学生も企業で実際の職務内容を体験し、企業から直接情報収集ができます。
大学3年の夏休みにサマーインターンに参加するメリット
①業界や企業をより深く知ることができる
サマーインターンは、本選考への繋がりが強いウィンターインターンとは異なり、企業のイメージをつかんでもらうことが目的で実施されます。そのため、まだ志望する業界や企業が絞れていない学生もサマーインターンに参加することで自分に向いている業界を見つけたり、企業の雰囲気を実際に知ることができ、企業・業界研究に役立ちます。
また、興味のある業界や志望する企業が決まっている学生もサマーインターンを通して入社後のイメージをつかんだり、その業界が自分に向いているかどうかを知ることができます。
②選考の対策になる
サマーインターンに応募することで、早い段階でエントリーシートの作成・提出や面接、グループディスカッションといった実際の選考の経験を積めます。
秋以降からは本選考への影響が大きいウィンターインターンが始まります。ウィンターインターンや本選考への対策として、サマーインターンの段階でエントリーシートの書き方や実際の面接の雰囲気・内容を知り、場数を踏んでおくことをおすすめします。
③自己分析の機会になる
サマーインターンは、自分の志望する業界への適性や社風が自分に合っているかを見つめ直す自己分析の機会になります。
「マイナビ2023卒大学生インターンシップ・就職活動準備実態調査(8月)」によると、対面形式のインターンに参加した学生の36.0%がプラスの意味でもマイナスの意味でも「社風や業務内容が思っていたものと違っていた」と回答しています。
インターンで実際に社風や業務内容を掴むことで、入社後に自分のイメージとのギャップを感じてしまうことによる早期退職を避けることができます。
④就活仲間を見つけられる
サマーインターンに参加する多くの学生は、その業界や企業に興味を持っています。そのため、インターンという場で就活仲間を作ることで自分の興味のある業界に関する情報交換ができ、就活に対するモチベーションを保つための一つの要因になります。
⑤選考で有利になることがある
サマーインターンから内定に直結する場合もあります。ジョブ内定型とも言われる内定直結型のインターンは特に外資系企業に多いですが、その他の企業でもサマーインターンに参加することで本選考の書類選考や1次面接が免除されることがあります。
また、インターン参加中は社員が学生を評価しているため、インターン参加中の態度や行動が本選考に影響する場合もあります。
何社のサマーインターンに参加すべき?
①3年生は平均何社のサマーインターンに参加している?
夏休み明け時点で学生が参加するサマーインターンの数は平均で1〜3社程度です。インターンに参加する目的によってどのようなインターンに参加するのか、何社のインターンに参加するのかは異なります。
②参加できる数はサマーインターンの種類により異なる
サマーインターンには様々な種類があり、主に期間とその内容に違いがあります。
1dayの会社説明会型インターンなら5〜10社
社員による企業説明やオフィス見学、簡単なグループワークが行われます。1dayのインターンは選考の通過率が高く、内容も他のインターンに比べて軽めなので、「まだ業界を絞り切れていない」「とりあえず社風や業務内容を知りたい」という学生が気軽に応募することができます。
短期のプロジェクト型インターンなら2〜3社
1週間前後で、企業が出す課題に対して学生のチームで取り組むインターンです。チームで提示された課題について話し合い、結論を最終日に発表します。実際にその企業に自分が入ったつもりで取り組むことでその企業で自分のどのような点が活かせるのか、チームの中で自分がどのような働きができるのかを知ることができます。
チームで活動する中で他の学生の良い点を吸収することができるのもプロジェクト型インターンのメリットです。プロジェクト型インターンは1dayのインターンより選考が厳しいため、自己分析や業界分析など綿密な対策を行う必要があります。
長期の実務型インターンなら1〜2社
1ヶ月以上かけて企業の一員として実際に業務に関わるインターンです。会社説明会だけでは分からない具体的な仕事内容や社会人として会社で働く上で必要なスキルを知ることができます。仕事への理解が深まるため、「実際に働いてみて、その仕事が自分に合っているかどうかを確かめたい」という学生におすすめのインターンです。
複数のサマーインターンに参加するのがおすすめ
参加するべきインターンの種類は目的によって異なります。そのため、参加する目的に応じてどのインターンに参加するかを決めることをおすすめします。スケジュールの調整がしやすい夏休みの時期に様々な種類のインターンを経験しておくのも良いかもしれません。
サマーインターン参加のスケジュール
①募集開始時期
多くの企業ではサマーインターンに関する情報を4〜5月頃に公開し、5月下旬〜6月に募集を開始します。募集が開始されてからは、エントリーシートの提出やSPI・Webテストの受験が求められるので、大学3年生は春から自分の興味のある業界・企業のサマーインターンの情報を幅広くチェックし、選考への準備をしておくと良いでしょう。
②選考時期
面接やグループディスカッションといった選考は6月下旬〜7月にかけて行われます。 自己分析や業界分析、面接の対策を万全に行って臨みましょう。
③参加時期
実際にサマーインターンが実施されるのは7月〜9月です。企業ごとに期間や日程が異なるのでスケジュールを調整し、インターンに参加する目的を確実にした上で参加しましょう。
【まとめ】大学3年生の夏休みは複数のインターンシップに参加して早めに就活準備をはじめよう!
サマーインターンに参加することで実際に会社の雰囲気や仕事内容を知ることができたり、ES作成や面接といった選考の練習にもなります。
「志望する業界や企業がまだ絞りきれていない」「とりあえず選考の経験を積みたい」という学生は大手企業が主催する1dayの会社説明型インターンに5〜10社、「自己分析に役立てたい」という学生はプロジェクト型の短期インターンに2〜3社、実際の業務内容を時間をかけて経験したいという学生は1〜2社の長期インターンを続けるのがおすすめです。3年生の夏休みこそインターンシップに参加すべき理由。何社行くのが正解? 自分がインターンシップに参加する目的を明確にした上で何社のインターンに参加するのかを決めることがおすすめです!
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