デザイナーインターンは未経験でもできる?内容・時期・探し方を解説

デザイナーのインターンに興味を持っているものの、「学生で未経験でもできる?」と思う方も多いかもしれません。インターンシップは基本的に未経験でも可能な募集が多いです。

ここではデザイナーインターンの内容や時期、デザイナー職のインターンに参加するメリット、デザイン職インターンの探し方などについて詳しく解説します。

目次

デザイナーインターンの内容と時期

デザイナーインターンの内容

インターンの内容は企業やプログラムにより異なりますが、次のようなものが多いです。

・業界や企業についての詳しい説明
・デザイナーの業務体験
・オフィスの見学
・社員を交えた座談会
・質疑応答

短期インターンは上記のいくつかを組み合わせたプログラムとなります。長期インターンの場合は数ヶ月以上にわたり、実務に携わるものがほとんどです。

実施と募集の時期

インターンの実施が一番多い時期は夏休みと冬休みの時期です。短期インターンは1日だけの1Dayインターンや2〜3日なのでスキルを身につけるのは難しいですが、企業の雰囲気などを知るには十分です。いろいろな企業を見てみたいという方は短期インターンに参加して企業を比較してみるのがいいでしょう。

長期インターンは時期に関係なく、通年で募集している企業が多いです。長期インターンは学年不問の募集がほとんどなので、就活で忙しくなる前の大学1年生や2年生のうちに参加してみるのもおすすめです。

時給や待遇

時給は企業や業務内容により異なりますが、1000〜2000円くらいの募集がよく見られます。スキルや知識によって時給が決まることもあるので、デザインソフトやツールの使い方などは学んでおくといいでしょう。

デザイナーインターンはリモート勤務が可能な募集も少なくありません。近くにデザイン事務所やインターン募集している企業がないという方は、リモートワークができるインターンを探してみるといいでしょう。

インターンで経験できるデザイナーの種類

①グラフィックデザイナー

グラフィックデザイナーは、雑誌・新聞の広告やポスター、看板、商品パッケージなど、主に印刷物のデザインを手掛けます。

クライアントに要望や商品イメージ、ターゲット層をヒアリングし、それを元に、商品や企業の魅力を最大限引き出し、イメージをアップさせられるようなデザインを考案します。

②Webデザイナー

Webデザイナーは、主にWebサイトのビジュアルデザイン、制作を行います。企業や個人から依頼を受け、条件やイメージをヒアリングします。

さらに、競合サイトを分析し、コンセプトを決定し、構成の設計、グラフィックの制作、コーティングと呼ばれるWebサイトの実装までを行います。構成やコーティングは、Webデザイナーとは別の専門のデザイナーが担当する場合もあります。

③UI/UXデザイナー

UIとは、User Interface(ユーザーインターフェース)の略で、ユーザーとサービスの接点のことを表します。例えば、Webサイトやボタンや文字のフォント、画像などがUIに当たります。

UXとは、User Experience(ユーザーエクスペリエンス)の略で、ユーザーがサービスを通して得る体験のことを指します。UIがユーザーとサービスの接点であるのに対し、UXはユーザーの体験そのものであり、UIはUXの一部ということになります。

UI/UXデザイナーは、ビジュアルデザインを行うグラフィックデザイナーやWebデザイナーに対して、主に機能面のデザインを手掛けます。良いUXを提供するために、ターゲット層の行動や特徴を深く分析し、ユーザーのニーズに寄り添ったUIデザインを検討する必要があります。

デザイナー職インターンに参加するメリット

①必要なスキルを身に付けられる

IllustraterやPhotoshopなどデザイナーに必要なソフトの使い方、HTMLやCSSなどのコーディングスキルは、実際に使うことで習得できます。インターンを通してツールを使いこなせるようになることで、就職後に即戦力となれるでしょう。

デザイナーには、クライアントの意図を正確に理解するためのコミュニケーション能力やユーザーのニーズを調査・分析するリサーチ力、思い描いたデザインを形にする表現力など、基礎的な能力が必要です。インターンを通して実務経験を積むことで、これらの能力を身につけることができます。

②プロのデザイナーの近くで学べる

独学でデザインを学ぶとなると、本での学習が中心となり、学べる内容に限度があります。しかし、インターンを通してデザインの実践経験を積むことでプロのデザイナーにアドバイスをもらったり、プロのデザイナーの仕事を近くで見て学べる機会が得られます。

③お金を稼ぎながらデザインを学べる

デザインを学ぶにはスクールに通う方法もありますが、6ヶ月のレッスンで50万円ほど費用がかかるものもあります。しかし、インターンに参加するとお金を稼ぎながらプロと同じ職場環境でデザインを学ぶことができます。デザイナー志望の学生は、アルバイトがわりにインターンに参加してデザインを学ぶことをおすすめします。

④選考に有利になる

デザイナー職インターンを通して身につけたスキルは、就活の際のアピールポイントになります。ソフト技術だけでなく、インターン中に身につけたコミュニケーション能力やリサーチ力、マーケティング能力はデザイナー以外の職種でも大いに役立ちます。

デザイナーインターンに応募する前の準備

目的を明確にしておく

まずはインターンに参加する目的を明確にしましょう。企業の雰囲気が知りたいのか、業務を少しだけ体験してみたいのか、本格的にスキルを身につけたいのか、目的によって参加すべきインターンは違ってきます。

どんなデザインがしたいのか、どんな分野のデザインにかかわりたいのかなどもはっきりさせておくと、自分に合ったインターンを選びやすくなるでしょう。

ソフトの使い方を学んでおく

IllustraterやPhotoshopなどデザイン業務に必要なソフトの使い方を勉強しておくと、業務のスタートがスムーズですし活躍の機会も増えるでしょう。デザインソフトやツールをそれなりに使いこなせれば時給アップも期待できます。

他にも、デザインの基礎や考え方、デザインに関する専門用語などは学んでおく必要があります。基礎知識を学んでおくことは、やる気や熱意のアピールにもなるでしょう。

ポートフォリオを用意しておく

ポートフォリオとは、これまでにデザインした作品を集めた作品集のようなものです。インターンの選考でポートフォリオを求められることは多くありませんが、ごく稀に提出を求められることもあります。

自身のスキルやセンスをアピールするのに使えるので、念のため用意しておいてもいいでしょう。

デザインが学べるインターンの探し方

①ナビサイトのキーワード検索を使う

ナビサイトを使う際は「Webデザイナー」「UI/UXデザイナー」「未経験」など、キーワードを入れて検索することで、自分に合ったインターンを探しやすくなります。デザイナーは種類が多いため、どんなインターンに参加するか迷っている方は、ナビサイトで条件や業務内容などを比べることをおすすめします。

②デザイナーに特化したナビサイトから探す

デザイナー職に特化したナビサイトもあります。業界や、IllustratorやPhotoshop、HTMLやCSSなど、実際に使うツールや言語スキルで絞って検索することもできます。

大手のナビサイトに比べ、一つひとつの企業の情報や業務内容が詳しく掲載されているので、業務内容を詳しく知りたい方やデザイナー職に絞ってインターンを探したい方におすすめです。

③インターンに特化したナビサイトから探す

ナビサイトで探しても、インターンの募集をしていない企業もあります。インターンに限定して探したい場合は、インターンに特化したナビサイトを使うことで情報が絞られ、探しやすくなります。

④企業の公式サイトで探す

興味のあるデザイン事務所や気になる企業があれば、公式のホームページをチェックしてみるのがいいでしょう。インターンを募集している場合、採用ページに記載があることが多いです。

【まとめ】自分に合ったインターンに参加してデザインを学ぼう!

未経験からデザインを学びたい学生は、インターンへの参加がおすすめです。長期インターンなら、プロにアドバイスをもらいながら実務経験を積み、デザイナーに必要なスキルを身につけることができるでしょう。

デザイナーには様々な種類があるので、ナビサイトのキーワード検索を使ったり、デザイナーやインターンに特化したナビサイトから探すことで自分に合ったデザイナー職インターンを探しやすくなります。

インターンシップを探す

インターンシップガイド会員登録の特典

  • 検索

    厳選インターン情報

    短期、長期、学年不問などの全国のインターン募集情報を探せる!

  • カレンダー

    締め切りカレンダー

    人気インターン締め切りや就活イベントをカレンダーでチェック!

  • テキスト

    先輩の体験記

    企業毎のインターン体験談や内定者のエントリーシートが読める!

  • メール

    企業からの特別招待

    企業から交通費や選考免除等の嬉しい特典の招待が届くことも!


大学生・就活生イベントランキング


インターンシップを知ろうの記事一覧
大学生おすすめコンテンツ