「就活中でもバイトはできる?」「就活で忙しくなったら辞めるべき?」と悩む就活生は多いです。就活に専念したくてもお金も必要ですし、すぐに辞めるわけにもいかないですよね。
今回は、就活をしながらでも続けやすいアルバイトを紹介します。両立させるコツや、就活中にバイトをする際に注意すべきことなどについても解説します。
- ・就活中でもバイトはできる?
- ├アルバイトと就活の両立は可能
- ├就活にかかる費用
- └就活生におすすめのアルバイト時期は?
- ・就活中にバイトするメリット・デメリット
- ├就活中にバイトするメリット
- └就活中にバイトするデメリット
- ・アルバイトと就活を両立させるには
- ├バイト先の上司や店長に相談する
- ├バイト先を変える
- ├長期休みに集中的にバイトする
- └就活で忙しくなる前にバイトし貯金しておく
- ・就活と両立しやすいアルバイトの特徴
- ├シフトの融通がきくアルバイト
- ├勤務の頻度が少なくてもOKなアルバイト
- └就活とかぶらない時間帯のアルバイト
- ・就活中におすすめのアルバイト
- ├短期バイト
- ├在宅アルバイト
- └有給インターンシップ
- ・就活中にアルバイトをする上で気をつけること
- ├余裕のあるスケジュールを意識する
- └就活を優先する
- ・まとめ
就活中でもバイトはできる?
アルバイトと就活の両立は可能
実際にアルバイトをしながら就活する学生は多いです。シフトを減らしたり、就活と両立しやすいアルバイトを選んだりすれば、就活とアルバイトを両立させることは不可能なことではありません。
しかし就活が本格化すると、書類作成や筆記試験勉強をしたり、1日に何社もの企業説明会や面接が行われるようになり、アルバイトをする時間が取りにくくなってしまうのは事実です。限られた時間の中でアルバイトをするための工夫が必要になります。
就活にかかる費用
本格的な就職活動を始める際には、10万円以上のお金が必要だと言われています。具体的には次のような費用がかかります。
・リクルートスーツ
・ワイシャツ
・ネクタイ
・カバン
・靴
・交通費
・宿泊費
・書籍代
・飲食代
就活で地方から東京に通う場合には、新幹線代や飛行機代など交通費がかなりかかります。面接までの空き時間にカフェなどを活用すれば、飲食代が痛い出費となることも多いです。
就活生におすすめのアルバイト時期は?
多くの学生が志望する日系大手企業の就活スケジュールは以下のようになっています。
3月〜4月上旬…この時期は学生が春期休暇中ということもあり、合同説明会や企業説明会が連日開催されています。
4月〜5月…企業の個別説明会が多く開催されています。ES(エントリーシート)を書き始めるのもこの時期です。企業にプレエントリーしていると、リクルーター面談という選考プロセスが行われる場合があります。
6月〜8月…面接が実施されることの多い期間です。複数の企業を受けていると選考プロセスや面接の回数も異なるのでスケジュール調整が大変な時期でもあります。
3月〜5月にかけては説明会やエントリーシート作成のためにアルバイトはなるべく少なめにしたいところです。
就活中にバイトするメリット・デメリット
就活中にバイトするメリット
金銭的な余裕ができるのは大きなメリットです。交通費が高いから遠方の会社は受けないなど、お金を気にして行動が制限されると、就活にも少なからず影響が出てきます。
お金がないと精神的にギスギスしてしまうかもしれませんし、アルバイトは就活中の気分転換になることもあります。ベストな結果を出すためにも、精神的な余裕を持つためにも、アルバイトがプラスとなることは多いでしょう。
就活中にバイトするデメリット
アルバイトをしながら就活をすると、時間的な余裕がなくなる可能性が高いです。就活ではやるべきことがたくさんあります。自己分析、書類選考のためのES作成、筆記試験対策、会社説明会やインターンシップへの参加、面接など、思った以上に時間がかかるものです。
大学に行きながら就活対策をやるだけでも大変なのに、アルバイトもするとなるとかなり忙しくなることを覚悟しておきましょう。
アルバイトと就活を両立させるには
バイト先の上司や店長に相談する
バイト先の上司や店長に就活が始まることを事前に相談しましょう。就活に対して理解のあるバイト先ではESなどで忙しくなる3月だけ休ませてもらうことができたり、勤務日数の調整をしたりできることがあります。
新しいバイトを始めると慣れるまで時間がかかりますし、就活と並行してバイトにも慣れる努力をするのは負担が大きいでしょう。まずは現在のバイト先で、シフトや勤務時間を調整してもらえるか相談してみましょう。
バイト先を変える
バイト先に相談しても理解が得られず今までどおりシフトに入るように言われたり、平日の日中にしか働けないようなバイト先だったりする場合はバイト先を変えるというのも一つの手です。
しかし、就活で忙しくなりシフトにあまり入れないことがわかっている学生を積極的に採用するバイト先は多くありません。就活が本格的に始まる前から就活と両立できるようなアルバイトを始めておくのがいいでしょう。
長期休みに集中的にバイトする
夏休み、冬休み、春休みなどの長期休みに集中的にバイトする方法もあります。長期休み中は説明会や面接もほとんど入らないので、バイトのシフトも入れやすいです。長期休みの時期には、短期バイトや単発バイトの募集も増えるので探してみるといいでしょう。
就活で忙しくなる前にバイトし貯金しておく
本格的な就活が始まる前にバイトのシフトを増やして、貯金しておくのもいいでしょう。ある程度まとまった就活資金があれば、お金の心配もなく就活に専念することができます。
体力的に不安がある人やスケジュール管理に自信がない人は、就活中はバイトしないと決めて、それまでに貯金しておくのがおすすめです。
就活と両立しやすいアルバイトの特徴
シフトの融通がきくアルバイト
一般的にアルバイトのシフトは1ヶ月以上前に提出しなければならないないことが多いです。面接の予定が1ヶ月以上前に決まるとは限りませんので、そのようなアルバイトだと就活との両立は難しくなるでしょう。
就活中は、シフトの希望を直前に出せるようなアルバイト先を探すのがおすすめです。1週間ごとや2週間ごとにシフトを提出するアルバイトもあるので、そのような基準でアルバイトを探してみるのもいいでしょう。
勤務の頻度が少なくてもOKなアルバイト
「週1からの勤務でOK」「1日2〜3時間から」、というアルバイトも少なくありません。就活の負担にならずにアルバイトをするなら、勤務の拘束時間や頻度が少ないアルバイトを探してみるのもいいでしょう。
シフトを入れるときには、できるだけスケジュールに余裕をもたせるようにします。面接がある前の日にはアルバイトをいれない、1週間に1度は自己分析のためのまとまった時間を確保するなど自分で意識しながらスケジュールを組みましょう。
就活とかぶらない時間帯のアルバイト
就活中のアルバイトが難しいのは、忙しくなること以外にもスケジュール調整が困難になることがあげられます。就活の説明会や面接とアルバイトのスケジュールがかぶってしまうことが多いからです。
就活の多くは平日の日中に行われます。夜の遅い時間などに会社説明会や面接が実施されることはほとんどないので、夜勤のアルバイトならスケジュール調整がしやすいでしょう。あるいは土日だけのアルバイトをするのもおすすめです。
就活中におすすめのアルバイト
短期バイト
短期バイトは土日だけなど単発で働けるため、長期バイトよりもスケジュールが調整しやすいです。大学生に人気の短期バイトとしては、「イベントスタッフ」「試験監督」「引越しスタッフ」「清掃スタッフ」などの仕事があります。
在宅アルバイト
在宅でスキマ時間に働ける仕事も増えてきています。仕事の種類としては、システム開発、アプリ開発、デザイン、専門記事の作成、翻訳など特別な知識を必要とするものから、体験談の投稿、アンケート、テープ起こしなど誰でも取り組みやすいものまで用意されています。
就活中は選考結果の連絡など、企業から電話がかかってくることも多いです。アルバイト中に企業からの電話に出ることができないと、スケジュール調整に影響することもあります。在宅アルバイトなら企業からの電話にも応答できるので、就活との両立もしやすいでしょう。
有給インターンシップ
就活中はアルバイトの代わりに有給インターンをする人も多いです。有給インターンは1ヶ月以上の長期のものが多いですが、日給1万円×1週間など短期間でまとめて稼げるものもあります。
インターンシップに参加すると、企業研究や業界研究に役立つ、面接やES(エントリーシート)作成の練習になる、選考で有利になる、などのメリットもあります。お金を稼ぎながら就活でもリードしたい学生はぜひインターンシップを探してみましょう。
就活中にアルバイトをする上で気をつけること
余裕のあるスケジュールを意識する
予定を詰め込みすぎないようにすることが大切です。就活以外の時間はすべてアルバイトすることは避けて、適度に休むようにしましょう。
アルバイトも就活も頑張りすぎて体調を崩してしまうと、企業説明会に参加することができなかったり、面接の日程変更によって迷惑をかけたりしてしまいます。
就活中は一日に何社も訪問するときの移動であったり、慣れないスーツを1日中着たりと体力を使います。体力だけでなく、面接の時には精神もすり減らしてしまいます。体力面、精神面で大変なときこそ適切な休憩が必要です。
就活を優先する
就活中はアルバイト先に気を遣うことも増えると思いますが、できるだけ就活を優先するようにしましょう。就活に支障が出るアルバイトなら、しばらく休むか辞めるなどの決断も必要です。
まとめ
就活がはじまる前に貯金をしておくことができればそれに越したことはありませんが、なかなかそうもいきません。就活に必要であれば、できるだけ就活に影響のないアルバイトを選んだり、無理なくつづける工夫をしてみてください。
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