生命保険会社(生保)の業界研究、就職活動対策

生保

比較的安定していて待遇面も良いとされている金融業界は、いつの時代も就職先として人気が高い業界のひとつです。中でも生命保険会社(生保)は、男女問わず希望の就職先の候補に挙げている人も多いのではないでしょうか?

生保への就職に向けて本格的な活動を始める前に、「そもそも生保とはどのような仕組みで成り立っているのか?」「具体的にどのような仕事があるのか?」など、生保業界についてしっかりとリサーチをしておきましょう。生保業界が直面している現状や将来性なども併せて考えながら、自分が生保業界でどのように活躍できるのかをじっくり考えてみましょう。ここでは、生保業界についてと就職活動のヒントをご紹介していきます。

生命保険会社(生保)とは?

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生命保険とは、不慮の事故や病気などで怪我や死亡などの災難に見舞われた際に、残された家族や当人の経済的な補償をするものです。また、通院や入院が必要となった際にも、生命保険が医療費の一部を負担することになります。これらの生命保険を扱っているのが生命保険会社となります。

国内大手の企業や外資系企業など生保業界には様々な企業があり、最近ではインターネットを使用したネット生保も少なくありません。一見安定した業績を出しているかのように見えている生保業界ですが、全く懸念事項がないわけではありません。マイナス金利政策の導入や少子高齢化による人口減少など、時代の流れとともに様々な問題も浮上しています。

生命保険と損害保険の違い

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生命保険は人の生死に関する領域を担っている保険ですが、損害保険は火災や自動車事故などの偶然の事故についての領域を担っている保険になります。

生命保険と損害保険には大きく2つ違いがあります。
1つ目は支払われる金額の決まり方です。生命保険が死亡などの際に事前に定められていた額だけ支払われる「定額給付」保険であるのに対して、損害保険は事故や災害の被害に応じて支払額の変わる「実損填補」保険になります。

2つ目は契約期間の違いです。生命保険の多くが長期間加入する積立型であるのに対して、損害補償は1年単位や数週間単位での契約になります。例えば自動車保険では普段運転しない人が運転するときにだけ新たに契約したり、海外保険などは旅行中だけ加入したりします。

人気な生命保険会社

日本国内で人気のある保険会社について紹介します。

・かんぽ生命
かんぽ生命は日本郵政グループの生命保険会社です。現在は完全に民営化されていますが、元々の官僚文化が残っている社風だとも言われています。年功序列や縦社会、派閥の風潮があります。

・日本生命
日本生命は明治22年に創業され、120年以上の歴史を持っています。生命保険会社の中でも、経常利益で1位2位を争うようなリーディングカンパニーです。

他にも次のような企業は人気があります。
・第一生命
・明治安田生命
・住友生命

生命保険会社(生保)の具体的な職種

生保には様々な職種があり、職種によって必要な知識やスキルも異なります。ここに挙げた職種は、ほんの一例です。これ以外にも様々な職種があるので、気になることがあれば積極的に情報収集していきましょう。どのような職種があるのかを知ることが、生保業界への就職活動の第一歩ともいえます。

営業職

生保のお仕事として真っ先に思い浮かぶのは、営業ではないでしょうか。実際に顧客とコミュニケーションを取りながら信頼関係を築き上げる重要な仕事です。営業職の中でも応対する顧客によってさらに細かく分けることができます。

個人営業

個人の顧客を対象に営業活動を行う仕事です。お客様個人個人に合った保険プランの提案が不可欠で、コミュニケーションを図りながらヒアリングをしていくことが必要になります。お客様が話しやすいような雰囲気づくりや、信頼関係を築き上げることが大切です。

法人営業

個人ではなく、法人を対象に営業活動を行う仕事です。その法人に在籍する従業員を対象に、コンサルティングも併せて営業していきます。

保険外交員

個人や法人を対象に、新たな保険契約を目的とした営業活動を行います。パンフレットなどで保険商品を紹介したり、お客様のニーズに合ったプランを提案します。契約後もアフターフォローをしながら時間を掛けて信頼関係を築いていきます。保険外交員の場合、正社員ではなく個人事業主として保険会社と契約を結ぶ場合が一般的です。

企画・立案

時代の流れを読み取り、人々のニーズに合った保険商品を企画・立案するお仕事です。会社全体の業績を上げるためにも、需要のある商品を作る重要なお仕事です。

資金の運用

利益を確保していくために、保険料を資金運用する業務です。株式や債券、不動産投資など様々な投資を行い、リスクを分散させながら資金運用をしています。

生命保険会社(生保)で必要とされる人材とは?

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保険会社で働くためには、様々なスキルが求められます。コミュニケーションスキルはもちろん、的確なプラン作りをする判断力、コツコツと業務をこなす継続力や持続力、新たな開拓をしていく行動力などが必要とされています。また、職種によっては会計やプログラミングなどの専門的な知識が必要となります。実務経験を通して身に付くスキルもあるので、まずはどの職種で自分の長所が生かせるかも併せて検討してみると良いでしょう。

まとめ

いつの時代も就職先として安定した人気を誇る生保ですが、「安定」や「待遇面」などの表面的な理由で希望するのはあまりおすすめできません。現在の生保業界の傾向と今後の見通しを冷静に受け止めた上で、どの企業が良いか、職種は何が良いか、など具体的に検討しましょう。

生保業界の現場の雰囲気を体感するためにも、インターンやセミナーへ積極的に参加するのも大切です。実際に生保で働く人の話を直に聞くことができるのは貴重な体験で、人脈を広げるチャンスでもあります。自分がなぜ生保への就職を希望するのかを明確にして、目的意識をもって就職活動を行ってください。


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