文系学生がメーカーに就職するには?

文系の大学生は、憧れの商品を作っているメーカー企業に就職したいと思っても「専攻が違うので就職出来ないのではないか」、「理系の技術職にしか門戸は開かれていないのではないか」といった不安を抱えることが多いでしょう。
しかし、実際は多くのメーカーで文系の学生も就職し、活躍しています。今回は、文系学生がメーカーで働くにはどんな職種があるのか、就活ではどのような対策をすべきかについて解説します。

文系
目次

メーカーにおける採用の実態とは?

「文系はメーカーに入社することはできない。」と思い込んでしまう学生は少なくありませんが、文系学生でもメーカーに入社することは可能です。事実、毎年、多くの文系学生がメーカーへ入社を果たしています。日本を代表するトヨタ自動車や三菱電機などのメーカーでもコンスタントに文系学生を毎年100名以上採用しています。
多くのメーカーでは理系限定の技術職と文系中心の「総合職」、「事務職」を別枠で採用しています。

メーカーで文系学生はどのような職種になるのか?

メーカーでは、文系学生は「総合職」「事務系」や「業務系」、バックオフィスという形態で採用されることが一般的です。これらの職種は理系が担う技術的な分野以外を指し、理系が研究開発を担うのに対して、文系は以下のような仕事を担います。

商品企画、マーケティング

どんな商品を作るか、またそれをどのように消費者に届けるかを考える仕事です。消費者のニーズを調査分析したり、「こんな商品があったら良いな」というアイディアを出したり、どのように宣伝して市場に流通させるかを考えるということは、ものづくりをするメーカーに欠かせない仕事です。場合によっては技術的なことも入社後に勉強して詳しくならなければならない場合もありますが、これらの職種への道は文系学生にも開かれています。

営業

商品を実際に売る仕事です。個人相手に売る場合もあれば、小売店や流通業者を相手にしたり、法人を相手にする場合もあります。ただ売るだけでなく、顧客の要望を汲み取って自社に伝えるなど、メーカーになくてはならない役割を担います。

システムエンジニア

システムエンジニアというと理系寄りの仕事ですが、多くの企業では文系理系問わず募集しています。プログラミングなどの知識があるに越したことはありませんが、就職後に勉強する意欲と素質が認められれば未経験でも採用される場合がよくあります。
実際にメーカーの採用HPを見てみると、専攻不問でシステム職を募集している場合がありますので、調べてみましょう。

その他

アフターサービス管理、プロジェクトマネジメント、経理・財務、企業法務、渉外広報、人事など、企業を支える仕事があります。

このように、製品開発を支えるための体制作りや理系の技術者が心置きなく研究開発に専念できるように営業先を確保するなど、理系メインと思われがちなメーカーの中でも文系の職種が活躍する場は設けられているのです。

例として、工場の建設から運営までのフローを見てみましょう。多くの文系社員が担う役割が見て取れます。これだけでも理系社員だけでは生産や運営はできないということが分かるでしょう。

【工場の建設から運営の流れ】
1)工場の建設・計画:費用計算や立地の選定は文系の経営企画や調達部門が担います。
2)建設計画の周知:カスタマー部門や経営部門が主導して、地域住民への説明会を開催します。
3)建設計画の実行・資金調達:銀行交渉や業者選定において文系社員が中心となってプロジェクトを進めます。機械や機材の選定は理系エンジニアが担いますが、予算を策定するのは文系社員となっています。
4)工場の運営:工場を運営するには工場経理や工場人事といったバックオフィス部門が不可欠です。更に労働組合の組織等、文系社員の活躍の場は多様に存在するのです。

メーカーへの就職対策

業界研究・企業研究

メーカーと一口に言っても、東芝やシャープ、ソニーのように多角化しており、何がメイン事業なのか掴みにくい企業や、1商品に特化しており専門特化した企業、または文系学生にとってはなじみのない技術を扱う企業等、多種多様です。

まずは書店に売られている「業界地図」やインターネットの業界研究記事などでどんな業界にどんな企業があるのかざっくり知っていきましょう。興味のある企業が見つかったら、公式の新卒採用HPを見てみると大学生向けにわかりやすく事業を紹介していることが多くおすすめです。
具体的に社員がどんな仕事をしているのかイメージを深めるためには、OB・OG訪問を行って実際に働いている人と話をしてみると良いでしょう。サークルやゼミなどで卒業生とのツテがなければ、大学の就職課を利用してみましょう。

志望動機の組み方

メーカーだからといって必ずしも技術好きでなければならない、商品に対してマニアックなまでに知っていなければいけないということはございません。商品を企画して作り、宣伝して売るというプロセスにはいろんなタイプの人材が必要であり、技術者タイプとは真逆の社員も活躍の場面はあります。
何故、その業界なのか?何故、その業界の中でもそのメーカーなのか?という質問に対して納得感のある答え方ができ、かつ自分の長所や得意なことがメーカーのニーズとマッチしていることを説明できれば説得力が増すでしょう。

リクルーター面談

業界研究が深まり、選考が始まるとメーカーでは主にリクルーターが付くことが多いと言われています。このリクルーターとは何かというと、例えば早稲田なら早稲田、慶應なら慶應というように学生と同じ同窓の先輩で、候補者に対して就活の相談やざっくばらんに企業の情報提供を行う人のことを指します。

喫茶店でコーヒーや食事を実施しながらざっくばらんに話すので、一見、就活な雰囲気はしません。しかし、実際は面接となっており、リクルーターは会社から提示された条件や評価項目を探りながら、人事に対してレポートを行い、別な社員に会わせるか選考を先に進めるかを判断させるのです。
リクルーターだからと言って、気を抜かず、これも選考なのだということを肝に銘じて臨みましょう。リクルーター面談を突破したら、通常の選考ルートになりますので、リクルーターに対して同じような対応を行いながら選考を進めていきましょう。

最後に

メーカーの事務職は技術系の採用人数に比べて狭き門である場合が多いと言えるでしょう。しかし、だからこそ入社後には活躍の場が多く用意されています。。
そのメーカーの文系職として働きたいという熱意やそこで自分が発揮できる強みをアピールし、内定を勝ち取りましょう。


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