PwCあらた有限責任監査法人の就活本選考体験記(2020年卒,SPA②)

PwCあらた有限責任監査法人の就活本選考体験記(2020年卒,SPA)です。先輩の体験記を参考にして、就活を有利に進めましょう!

就活本選考体験記一覧

会社名PwCあらた有限責任監査法人
部門(職種)SPA
卒業予定年/卒業年2020年
内定(内々定)が出た時期修士1年生の3月
PwCあらた有限責任監査法人

選考フロー

エントリーシート・ウェブテスト→グループディスカッション→小論文・一次面接→最終面接

エントリーシート

提出時期

修士1年生の2月

提出方法

マイページから提出

設問、文字数

・今までに成し遂げたこと、達成感を味わったことを教えてください。(300文字以下)
・チームで活動した経験、およびその際の自分の役割と成果を教えてください。(300文字以下)
・PwCあらた有限責任監査法人の「ビジネスリスクコンサルタント職」を志望する理由を教えてください。(300文字以下)

結果連絡の方法、日数

〆切から一週間ほど、メールで連絡

留意したポイント、アドバイスなど

監査法人という性質を考慮して、誠実さが伝わるよう意識しました。また、わかりにくい仕事内容なので、事前にHP等で職種研究を行ってから志望理由を作成しました。

筆記試験

受験方法

自宅でウェブテスト受験

内容や難易度

【形式】 玉手箱
【科目、時間】 言語、非言語、性格検査 時間は長め
【難易度、正答率、ボーダー等】 玉手箱の標準レベル 私の回答率はほぼ10割で、正答率は実感で8~9割ほどでした。 周りの学生のできは分かりませんが、ボーダーはそれほど高くないと思います。

結果連絡の方法、日数

ESと同時

グループディスカッション

1グループの学生の人数

6人

ディスカッション時間

約30分

内容や進め方

【テーマ】 人々の生活をより豊かにするには?
【内容】
・アイスブレイク後、約30分ディスカッションし、5分ほどで発表
・制限時間は発表時間込みなので、時間管理が重要
・資料はなし
・発表は挙手で決定
・面接官からのFBあり
・私は全体のまとめ役を担いました。
【GDの流れ】
最初にテーマに関する共通認識を作りました。具体的には、「人々」とは誰か、「豊か」とは何かなどについて認識を共有しました。そのあと、アイディア出しを行い、ある程度アイディアがでたら絞り込んでいきました。最後に施策を仕上げ、今までの議論を振り返りながら論理の穴がないかを確認しました。

雰囲気

・GD中は面接官は一切関わってこない
・周りの学生のレベルはそれほど高くないので、積極的に議論に参加していれば評価されると思います。

留意したポイント、アドバイスなど

GDでは、チームをファシリテートする役割を果たすように意識していました。私はGDで評価される人は大きく分けてアイディアを出す人とチームをまとめる人だと考えており、常に良いアイディアを出せるかは不確実なので、この企業のGDに限らずチームをまとめる役割を狙うようにしていました。

結果連絡の方法、日数

選考から約3日後、メールにて

一次面接

同時に面接を受けた学生の人数

1人

面接官の人数、役職など

1人、マネージャー

時間

約90分

質問内容や進め方

【進め方】
・最初の30分で小論文に取り組む。その後、

30分で小論文に関する質疑、残りの30分で一般的な個人面接。
・小論文は400字の原稿用紙に記入。
・逆質問が10分ほどあり
【質問内容】
ー小論文ー
テーマは「百貨店業界が今後とるべき施策は?」
対策:東大生が書いた 問題を解く力を鍛えるケース問題ノート(東大ケーススタディ研究会) ー面接ー
・自己紹介とPR
・チームでの経験とそのときの役割
・趣味
・今まで苦しかったこと
・達成感を味わったこと
・英語の能力について
・周りの人に何て言われるか
・就活の軸
・あらたの志望理由
・電化製品に例えると
・失敗したなと思った時
・将来やりたいこと

雰囲気

・小論文は学生2名ほどで小会議室で受験。その後、別の小会議室に移動して面接 ・面接官は温和な感じでしたが、曖昧な部分は突っ込まれました。

留意したポイント、アドバイスなど

・30分という短い時間で小論文をそれなりの質で仕上げられたことだと思います。 ・監査法人であることを考慮して、真面目で誠実な印象が伝わるように意識したことも効果があったと思います。

結果連絡の方法、日数

面接から約1週間ほど、メールにて

二次面接(最終面接)

同時に面接を受けた学生の人数

1人

面接官の人数、役職など

1人×2、パートナーと人事

時間

約90分

質問内容や進め方

【進め方】
パートナー面接
・アイスブレイクは自己紹介程度ですぐに面接に入る。最後に10分ほど逆質問。合計で一時間程度

人事面談
・30分程度でESに沿った軽い面接。その後、経歴調査への同意に関する書類の記入と仮に入社した場合の注意事項の説明

【質問内容】
パートナー面接
・「あなたの強みは何か」という質問と、返答への深堀
・「チームでやる気がないメンバーがいたらどう対処するか」という質問と、返答への深堀

人事面談
・頑張ったこと
・チームで活動した経験
・志望理由
・そのほかの志望業界・企業 ・英語の能力

雰囲気

・パートナーの方は私の受け答えに対してあまり反応がなく、淡々と質問してきました。人事の方は明るい方で、賑やかに進みました。

留意したポイント、アドバイスなど

・パートナー面接では、明確な答えがない質問が多かったです。そうした質問に対して、わからなくてもあきらめずに自分の考えを伝え続けた粘り強さが一番の勝因だったと思います。 ・人事面談は形式的なので、楽しく話していれば問題ないと思います。

結果連絡の方法、日数

面接から約10日後、メールにて

内定後

同じ部門の内定者数は何人くらいか

約30人くらい

内定後の拘束状況

・GW明けに入社承諾書の提出期限があった
・提出期限前に、懇親会があった

OB訪問

内定先企業にOB訪問したか

しなかった

インターンシップ

内定先企業のインターンに参加したか

参加しなかった

この企業の選考全体を通して

企業研究をどのように行いましたか?

主に採用HPで研究していました。具体的には、業務紹介やプロジェクト例などの項目を見て仕事内容への理解を深めました。さらに、社員紹介や教育制度などの項目を確認し、同業他社との差別化ポイントを探しました。また、応募職種の主業務ではありませんが、監査業務に関してもネットでリサーチしました。

選考で重視していたと思われる点は何ですか?

本選考では、学生を総合的に評価できるように設計されていたと思います。GDではチームワーク力、小論文では論理性、個人面接では人柄が見られていたと思われます。人柄に関しては、真面目さや誠実さといった監査法人に合った印象が評価されたと考えています。逆に、職種や会社への志望理由はあまり聞かれなかったので、そうした点は重視していない可能性があります。実際、面接官の方が、「この職種の仕事は学生ではよくわからない思う」とおっしゃっていました。

この内定先の社員や内定者にはどんな人が多いと思いますか?

お会いした社員の方は温和で真面目そうな人が多かったです。ただ、転職してくる人も多いので、層は様々だと思います。また、アジアを中心とした海外出身の社員が多い印象です。懇親会で他の内定者と会いましたが、内定者も真面目で海外経験がある人が多いと感じました。

おすすめの選考対策、アドバイスがあれば教えてください。

しっかり対策をして臨めば内定を取るのは難しくないと思うので、頑張ってください。また、この企業はかなりの人数に内定を出していると思われ、周りの学生のレベルもずば抜けて高いわけではないので、ちょっとミスをしても諦めずに最後までやり抜けばチャンスはあると思います。この企業の選考は学生を総合的に評価できるようにバランス良く設計されており、本命としてだけでなく練習としても受ける価値があると思います。各選考プロセスに適切な対策をして臨み、後の日系企業などに向けて実践を積むと良いのではないでしょうか。


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