
就活を始めてみたものの、「業界の絞り方がわからない」「どの業界も魅力的に見える」という方は多いはず。就活では、よく「業界や業種は幅広く見ておくべき」とされることもあり、そもそも業界を絞って見ても良いのか不安に思っている方もいるかもしれません。
そこでこの記事では、就活において業界を絞るメリットとデメリット、おすすめの業界の絞り方について解説します。
業界を絞ってからでなくても大丈夫!まずはインターンシップへ参加しよう!
就活で大切なのは「自分に合う環境を見つけるために行動すること」です。そのため、志望業界を絞ってからでなくても、まずはインターンシップへ参加してみることが大切です。
まずは業界を限定せず、気になる企業のインターンにエントリーしてみましょう。実際に体験してみることで、自分に合う方向性が見えてくるはずです。
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- ・就活では業界を絞るべき?
- ・就活で業界を絞るメリットとデメリット
- └業界を絞るメリット
- ├業界研究を効率的に行える
- └一貫性があるため、志望動機に説得力がある
- └業界を絞るデメリット
- ├違和感があっても潰しがきかない
- └内定がもらえない可能性が上がる
- ・就活における志望業界の絞り方
- ├専攻が活かせる業界を調べる
- ├就活の軸から考える
- ├先輩に志望していた業界を聞く
- └インターンに参加して適性を見極める
- ・業界ではなく職種で絞って就活するのもあり
- ・最後に
就活では業界を絞るべき?
世の中には数多くの業界が存在します。自身の適性を見たり、選考の通過率を上げたりするためにも業界は幅広く見た方が良いといわれることがありますが、時間に限りがあるなか数多くの業界を詳しく見ることは困難です。では、就活では業界を絞るべきなのでしょうか。
結論から申し上げると、1つの業界に絞る必要はありませんが、 2〜3業界には絞るべきといえます。なぜなら、あまりに手をつける範囲を広げすぎてしまうと、業界研究が膨大になってしまうからです。
その他にも、面接でよく聞かれる「どういう業界を受けていますか?」「どんな軸で就活をしていますか?」という質問に上手く答えられなくなる可能性もあります。
ただ、早くから業界を絞って見ると視野が狭くなってしまうので、エントリーシートの提出が始まる 12〜2月までの間は幅広い業界を見ておくことをおすすめします。さまざまな業界を見ながら、就活の軸ややりたい仕事を探しておきましょう。
とはいえ、就活をほとんどやっていない状況で選考解禁の3月を迎えてしまっている場合には、急に業界を絞るのはおすすめできません。大学生が普段関わることのない業界もあるため、思い込みやイメージで業界を絞るのではなく、興味のない業界も一度見てみましょう。
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就活で業界を絞るメリットとデメリット
業界を絞ることには、メリットもデメリットもあります。ここではそれぞれ確認していきましょう。
業界を絞るメリット
業界を絞る主なメリットは、以下の通りです。
・業界研究を効率的に行える
・一貫性があるため、志望動機に説得力がある
それぞれ解説していきます。
業界研究を効率的に行える
就活では企業のことを知るだけでなく、「その企業が業界でどういう立ち位置なのか」「その業界は今後どうなっていくのか」「その業界はどのようなビジネスモデルなのか」など、 企業を取り巻く状況を知っておく必要があります。
業界を絞っておくと、業界研究を集中して行えるため、効率よく就活を進められるでしょう。
一貫性があるため、志望動機に説得力がある
面接では「他にはどういう企業を受けていますか?」や「どんな軸で就活をしていますか?」など、就活の進め方に関する質問を聞かれることも多くあります。
その際に、近い業界だけ志望している学生と手当たり次第受けている学生では、前者の方が印象が良くなります。「本当にこの業界に興味があるんだな」「就活の軸がしっかりしている」と思ってもらえることで、志望動機の説得力も高まります。
業界を絞るデメリット
業界を絞る主なデメリットは以下の通りです。
・違和感があっても潰しがきかない
・内定がもらえない可能性が上がる
それぞれ解説していきます。
違和感があっても潰しがきかない
業界を絞っていると、就活を進めている途中で違和感があってもなかなか潰しがききません。
そのため、業界を絞る際は ある程度調べてから決める必要があります。早く絞り過ぎずに、色々な業界を見てから判断しましょう。
内定がもらえない可能性が上がる
業界には、それぞれ特色があります。もちろん企業によって少しずつ求める人物像は違いますが、前提として業界と学生の適性が合っていないと、内定をもらうのが難しくなってしまうかもしれません。
就活における志望業界の絞り方
就活の際には、まずは広く業界を調べ、見識を広げてから志望業界を絞っていく必要があります。では、志望業界はどのようにして絞れば良いのでしょうか。
専攻が活かせる業界を調べる
志望業界を絞る際に理想的なのは、 自分が将来やりたいことから逆算して絞っていく方法です。
しかし、やりたいことが浮かばない人も少なくないでしょう。そのような方におすすめなのが、自分の専攻と近い業界から見ていく方法です。
大学で学んだことが活かせる他、選考でも業界を選んだ理由でアピールしやすくなります。もちろんその業界だけを見るのではなく、その業界と関わりのある周辺業界も含めて見ていくことで、徐々に自分が興味のある業界を絞っていきましょう。
就活の軸から考える
志望業界を絞っていく一番の近道は、自分の中で基準となる軸を持っておくことです。例えば「海外に行ける仕事がしたい」という軸があるなら、国内だけで事業をやっている業界や企業は外すことができます。働く場所や転勤の有無、誰と関わるのか(お客さんと直接話す機会があるのか)などの観点から、 就活の軸を決めていきましょう。
先輩に志望していた業界を聞く
1つ気になる企業を見つけたら、そこの社員の方や内定者からどのような業界を併願していたのかを聞くのも1つの方法です。実際に内定をもらった方がどのような業界を見ていたのかがわかれば、そこから業界を絞っていくことができます。
インターンに参加して適性を見極める
業界とのミスマッチを避けるために、インターンへの参加もおすすめです。
インターンではまだ就活をはじめて間もない学生向けに、その企業の説明だけでなく業界全体の説明もしてくれることが多くあります。実際の業務に近いワークを行ったり、働いている社員の方を見たりして、自分がその業界で働くイメージを持てるかを判断しましょう。
業界ではなく職種で絞って就活するのもあり
ここまで業界の絞り方を解説してきましたが、職種で絞っていくのもおすすめな方法です。
近年は職種別の採用も多くなっているため、自分がどのようなお仕事に興味があるのかを考えてみると、企業数は絞っていくことができます。自分に合っている方を選びましょう。
最後に
就活において業界は絞った方がいいのか、おすすめの業界の絞り方について解説しました。 今回の記事でのポイントは「就活では2〜3業界に絞るのがおすすめ」「絞る時期はエントリーシート提出前の11〜2月」「業界を絞る際は直感ではなくある程度企業を見てから」の3つです。
業界を選ぶ際は、自分とのマッチ度が重要です。イメージだけで決めてしまわず、実際に説明会やインターンで話を聞いてみましょう。
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