就活の時事問題はどう対策すべき?効率よく情報収集するコツを紹介!

面接やエントリーシート、グループディスカッションで時事問題について質問されたり、Webテストで時事問題が出題されることがあります。時事問題について対策ができておらず、焦った経験のある就活生は少なくありません。今回は、おすすめの時事問題対策や、効率よく情報収集するポイント、時事問題について答える際のポイントを詳しく解説します。

目次

なぜ就活で時事問題について聞かれるの?

①一般常識があるかを知るため

社会に関心をもつことは重要なポイントです。仕事をする上では、広い視野を持ち、多角的に検討することが求められます。そのため、ベースとなる一般常識をしっかりと身につけておく必要があります。就活では、Webテストや面接などで時事問題について聞くことで、日頃から社会で起こっている出来事に興味を持っているかどうかが確認されています。

②情報収集力があるかを知るため

情報収集力は、特に社会人に必要なスキルの一つです。社会で起こっている出来事について情報収集をした上で人々の思考や行動を予測し、どのようなサービスが求められるか、どのような商品が売れそうかを考えることはどの職種にも必要です。ある一つの分野に特化した知識を持つだけでなく、幅広い分野についての知識を持っておくことが求められます。

③自分の考えを持っているかを知るため

特に面接では、時事問題について知識があるかだけでなく、それについて自分の考えを持っているかが見られます。自分で考え、主体的に動くことができる人は企業に貢献してくれる可能性が高いため、時事問題について自分の考えまで述べられると、高く評価されます。ニュースや新聞から情報を得たら、それについて自分はどう思うかまで考えることを習慣化してみましょう。

おすすめの時事問題対策

①対策本を使う

特に時事問題が出題されやすい業界を志望している方は、対策本を使うことをおすすめします。様々な分野の時事問題が一冊にまとまっているため、広い知識を身につけることができます。

対策本を購入する際は、必ず最新版のものを選びましょう。また、なるべくボリュームがあり、一般常識から最新の時事問題までカバーできるものがおすすめです。まずは知識をインプットして、問題に慣れていきましょう。

②時事問題対策のサイト・アプリを使う

時事問題の対策ができるサイトやアプリもあります。忙しく、なかなかまとまった勉強時間を取れない就活生でも、移動時間やちょっとしたスキマ時間に少しずつ対策を進められます。一問一答形式でサクサク問題を解いて慣れていくのがおすすめです。

③新聞を読む

新聞を取っている人は、毎日新聞を読む習慣をつけましょう。ニュースアプリと新聞の大きな違いは、「一覧性」です。ニュースアプリやサイトでは、自分の興味のある見出しをクリックして本文を読みますが、一覧性がある新聞では様々な分野の情報に大まかに目を通すことができます。

就活では、興味のない分野について出題されたり、グループディスカッションの議題になることがあるため、なるべく分野ごとの知識の偏りをなくすことが必要です。そのため、家で新聞を取っている人は、ざっくりと見出しに目を通すだけでも良いので新聞を毎日読むことを習慣化しましょう。

④ニュースアプリをチェックする

ニュースアプリを使うと、スキマ時間を使ってスマホ一つで手軽に情報収集ができます。1週間のうちで特に話題になった出来事がまとまっているものもあり、忙しい学生にとっては最も効率の良い情報収集の方法です。

政治・経済・スポーツ・エンタメ・IT・海外など、分野ごとにタブが分かれているので、特に自分が疎い分野や自分の志望する業界に関連する分野の対策を重点的に行うことができます。

面接・ESで時事問題について答える際のポイント

①内容を簡潔にまとめる

まずは、出来事の内容と自分がその出来事に興味を持った理由を簡潔に述べます。出来事の内容を長々と話しすぎないように注意しましょう。企業がESや面接で時事問題を出題するときに知りたいのは、出来事の内容ではなく学生の考えや論理的思考力です。そのため、回答する際は出来事の詳細ではなく自分の考えがメインになるようにしましょう。

②企業と結びつける

興味を持ったニュースを聞かれた時は、なるべく企業と関係のある分野の出来事を選びましょう。面接前に必ず企業に関連の深いニュースを調べておくと、面接で急に時事問題について聞かれた際も対応できます。

テーマを選んだら、その出来事が企業にどのような影響がありそうかを客観的に考えてみましょう。ニュースから得た情報をもとに、明確な根拠を持って説明すると、情報収集力や論理的思考力をアピールできます。

③自分の考えをわかりやすく述べる

最後に、自分の考えをわかりやすく簡潔に述べましょう。「面白いと思いました」「悲しいニュースだと思いました」など、ただの薄い感想にならないように、その出来事が起こった背景や、その出来事が社会にどのような影響を与えるのかを考えることで、説得力のある回答になります。

最後に、その出来事に表れている社会の課題と、それを解決するために企業でどのような働きをしたいのかまで答えられると、さらなる高評価を狙えます。志望動機との一貫性を意識することが重要です。

時事問題について聞かれやすい業界

①金融業界・商社

金融業界や商社は社会の流れに左右されやすい業界です。近年でも、私たちは新型コロナウイルスやウクライナ情勢など、世界で起こる様々な事象によって価格が変動しているのを目の当たりにしています。金融業界や商社では、社会で起こっている出来事に常に目を向ける必要があるため、就活でも時事問題について聞かれやすい業界と言えます。

②コンサルティング業界

多くのコンサルティングファームの選考では、ケース面接が課されます。ケース面接では、面接官から課題が出題されます。与えられた時間内に結論を出し、回答します。さらにその回答に対して面接官からいくつか質問をうけ、答えていくという形式の面接です。ケース面接では、時事問題が多く出題されるため、日頃から時事問題について情報収集をしておくことが必要です。

③マスコミ業界

テレビ局や新聞社、出版社などのマスコミ業界は、様々なメディアを通じて情報を提供することそのものが仕事です。そのため、面接でも時事問題については当たり前のように質問されます。マスコミ業界では常に様々な分野の情報を扱うため、マスコミ業界を志望する人はアンテナを高く持って幅広いテーマの時事ニュースを毎日収集しましょう。

【まとめ】日頃から積極的に情報収集をして時事問題対策をしよう

今回は、時事問題のおすすめの対策方法と合わせて、時事問題が出題されやすい業界についてもご紹介しました。しかし、社会で起こっている出来事は常に様々な形で多くの企業に影響を及ぼしているため、どんな業界でも時事問題はいつ聞かれてもおかしくありません。日頃から時事問題をチェックしておきましょう。


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