就活生ならば誰でも経験するようなことや、思わず「あるある!」と言いたくなるような「就活あるある」をまとめてみました。就活の説明会、ES(エントリーシート)、面接などの場面別に、「あるある」をご紹介します。就活の合間に気分転換のために読んだり、就活の対策としてぜひ活用してみてください!
- ・就活の合同説明会・会社説明会あるある
- ├予約が取れない
- ├行列に驚く
- └話を聞くだけでくたくた
- ・就活のES(エントリーシート)あるある
- ├1枚書くのに3時間以上かかる
- ├けっこう話を盛る
- └あと少しで完成なのに字を間違える
- ・就活の面接あるある
- ├集団面接で雰囲気にのまれる
- ├面接官が怖く見える
- └他の人の話を聞いていたら自分の話すこと忘れてしまう
- ・就活のGD(グループディスカッション)あるある
- ├一言も発言しないまま終了してしまう
- ├他の学生がみんな自分より優秀に見える
- └やたら張り切る人がいる
- ・就活の内定しない人あるある
- ├内定しない人は大手しか受けない
- ├内定しない人はESに空欄が多い
- └内定しない人は学歴を過信している
- ・就活の内定する人あるある
- ├内定する人は努力がすごい
- ├就活の内定する人は行動力がある
- └内定する人は切り替えが早い
- ・就活の失敗あるある
- ├エントリーシートの内容と面接での発言が矛盾している
- ├面接の場でNG発言をしてしまう
- ├予定をダブルブキッング
- └服装自由」に私服で行ったら浮いてしまった
- ・さいごに
就活の合同説明会・会社説明会あるある
就職活動のいちばん初めに参加することになる、説明会。そんな合同説明会や個別説明会でほとんどの就活生が体験するようなあるあるを、ここではご紹介します。
予約が取れない
人気企業ともなると、一企業あたり数万人のエントリーが来るのが当たり前です。その数万人が「説明会に参加したい」となった場合、説明会の予約を取るだけでも至難の業です。
予約開始の日時にすぐに予約ボタンを押し、ようやく予約が取れるか否か、という企業もざらにあります。人気歌手のライブチケットを取るような感覚に似ているかもしれませんね。
行列に驚く
合同企業説明会では、規模の大きいものでは数万人が会場に訪れます。開場時間に合わせて、学生の皆さんは会場に現れますので、当然ながらすごい行列になります。初めて参加するときは「こんなに就活生がいるのか!」と驚くものです。
それだけの学生が入場するので、開場に入るだけで20分〜30分かかるなんていうことも。また、予約が必要な講演は「当日券」が配られる場合があり、当日券を求めて朝から行列をつくる就活生の姿も見られます。
話を聞くだけでくたくた
「周り人がみんな自分よりしっかりして見える」そんな体験をみなさんもするかもしれません。「説明会といえど、どこかで企業の方が評価しているかもしれない…」という緊張感の中、話を聞くだけでも疲れるものです。
就活戦序盤は、「慣れるまでの辛抱」割り切ることも大切です。しっかり身体を休めることも忘れないようにして、体調を崩さないようにしましょう。
就活のES(エントリーシート)あるある
選考において1番初めの関門となるのが、エントリーシートです。エントリーシートでありがちなあるあるをここではお伝えします。
1枚書くのに3時間以上かかる
初めてエントリーシートを書く際に、かかる時間はどれぐらいだと思いますか?一説によると、1枚あたり3時間もかかるそうなんです。自己分析で、自分の長所などをぼんやりと考えていたとしても、実際にしっかりとした文章で書くにはなかなか時間がかかるものです。
企業によっては一般的な「自己PR」や「志望動機」などの質問だけではなく、「あなたを漢字一文字で例えると何ですか?」や「無人島に3つだけ何かをもって行くとすれば何にしますか?」など、一風変わった質問をしてくる場合もあります。
そんな質問をされてしまったら、内容を考えるのだけでもなかなかの時間がかかり、書き上げるのに半日から1日はかかるでしょう。こうした企業は、考えるのに時間がかかる質問をすることで、学生の志望度をみているのです。
けっこう話を盛る
「エントリーシートに書く内容が見つからない」と悩む学生は多いものです。そのため、サークルでリーダーをやっていなかったのにリーダーをやりましたとか、ゼミでも何の役職もなかったのに副ゼミ長をやっていましたとか、話を盛ってしまう学生も少なからずいます。
「少しの嘘くらいばれないだろう」と思うかもしれませんが、エントリーシートなどで虚偽の情報を企業に伝えてしまうと、最悪、内定取り消しになってしまう場合もあります。話は盛らずに、正直に書くことをおすすめします。
あと少しで完成なのに字を間違える
エントリーシートや履歴書を書くのに慣れてくると、下書きなしに書けるようになってきます。それが仇となり、完成間近のエントリーシートで字を間違えてしまうという経験、誰もが1度はするのではないでしょうか。
エントリーシートや履歴書は、企業に提出する正式な書類なので、修正液や修正テープ等は使えません。間違えたところを二重線で消し、印鑑をおして訂正をすることも可能ですが、やはり企業側の印象はよくありません。書き間違えをしないように、やはり下書きをして清書をするのが良いでしょう。
就活の面接あるある
エントリーシートという関門を通過すると、いよいよ最後の関門、面接が待っています。そんな面接でのあるあるを、ここではお伝えします。
集団面接で雰囲気にのまれる
まだ候補者が多い、初期の段階で行われるのが集団面接です。集団面接とは、だいたい3名から5名を同時に面接する方法です。 面接会場が緊張感のある雰囲気だった場合、雰囲気にのまれて普段の自分が出せない、ということはよくあります。
集団面接は、1人では練習ができません。大学のキャリアセンターなどで、練習ができないか、職員の方に相談するのも良いですし、就活を終えた先輩に面接官をやってもらい、友人などと一緒に練習をするのも良いでしょう。
面接官が怖く見える
面接で緊張していると、必要以上に面接官が怖く見えるのもよくあることです。面接官は、選考を受ける学生のことをよく知りたいのであって、学生をいじめようとしているわけではありません。
ごくたまにですが、「あなたこの仕事向いてないんじゃないの?」などの高圧的な態度をとる、圧迫面接といわれる面接もあります。この場合は、本当に怖い対応をする面接官もいますが、これも皆さんのストレス耐性を見るためにやっていることです。必要以上に緊張せずに、普段の皆さんを出していきましょう。
他の人の話を聞いていたら自分の話すこと忘れてしまう
集団面接でのあるあるですね。他の人の話に聞き入ってしまい、いざ自分の番になった時に用意していた内容が出てこなくて焦ることがあります。
緊張して面接中に頭が真っ白になることもあると思います。焦って思い出そうとするとパニックになってしまうので、一度深呼吸などして落ち着いて考えてみてください。
就活のGD(グループディスカッション)あるある
一言も発言しないまま終了してしまう
グループディスカッションは慣れが重要です。遠慮してしまったり、他の人の意見を聞いていたら、一言も発言できずに終了してしまった、という人も多いです。
グループディスカッションでは人の意見を聞く姿勢を示しながら、自分の意見もしっかり主張しましょう。
他の学生がみんな自分より優秀に見える
グループディスカッションや集団面接では、周囲の人が気になるものです。みんな自分よりも優秀に見えて、自信をなくすこともあるでしょう。
しかし実際には学生のレベルはそれほど変わらないものです。
やたら張り切る人がいる
すごい勢いでリーダーに立候補する人、張り切って仕切り始める人などがいると、ちょっと引いてしまいますよね。
「うんうん」「わかるわかる」と大げさに相槌を入れる人も、不自然な感じがして逆に気になってしまうものです。GDでは空気を読みながら自然な振る舞いができるといいでしょう。
就活の内定しない人あるある
内定しない人は大手しか受けない
なかなか内定がもらえない就活生は、大手企業や知名度のある企業しか受けない人が多いです。「大手病」という言葉があるくらいですから、そういう就活生は決して少なくないでしょう。
知名度が低かったり、大手企業でなくても、素晴らしい会社はたくさんあります。視野を広げてみると、大手企業よりも自分に合った企業が見つかるかもしれません。
内定しない人はESに空欄が多い
就活で内定しない人は、そもそもやる気がない人が多いです。自己分析や企業分析が中途半端で、ESには空欄が多いです。
ESに空欄が多いと、企業の担当者は「熱意がない」「志望度が低い」とみなし不採用にします。ESに空欄が目立つ人は、今後は8割以上は埋めることを意識してください。
内定しない人は学歴を過信している
就活では「学歴フィルター」という言葉もあるように、学歴を重視する企業も中にはありますが、学歴がすべてではありません。学歴を過信してろくに就活の対策をしない人は、内定がもらえないことが多いです。
就活の内定する人あるある
内定する人は努力がすごい
内定している人は、自己分析のノートを何冊も作成していたり、OB・OG訪問で何十人も会っていたりと、やはり努力の量が違います。
「これだけやる人が内定もらえるのか」と、妙に納得してしまう人も多いでしょう。内定をたくさんもらっている人に就活の秘訣を教えてもらったり、どんなことをしているのか聞いてみると参考になるかもしれません。
就活の内定する人は行動力がある
内定を複数獲得する人は行動力があり、行動するのが早いというのもあるあるです。考えたり悩んでいる時間がないくらい、素早く行動に移す人が多いです。
「説明会に申し込もうかな」「インターンシップに参加してみようかなどうしようかな」と悩んでいる間に締め切られていた、ということはありませんか?就活では素早い行動を心がけてみてください。
内定する人は切り替えが早い
内定する人は選考に落ちても、すぐに気持ちを切りかえて次のアクションを起こす人が多いです。選考に落ちたからといって落ち込んだり、その気分を引きずっていては後の就活にも悪影響です。
就活をしていれば、失敗やうまくいかないことはたくさんあるものです。うまく気持ちを切り替えて前向きに行動するよう心がけましょう。
就活の失敗あるある
エントリーシートの内容と面接での発言が矛盾している
面接の場で、志望動機や自己PRを話した後に、面接官から「エントリーシートに書いてあることと正反対だけど」と突っ込まれてしまうという失敗。
「たくさんの企業を受けすぎて他の企業の志望動機を話してしまった」というのも、よくある就活の失敗あるあるです。企業に合わせて内容を変えることは大事ですが、面接の直前にはエントリーシートのコピーを確認しておくなどして、発言と矛盾がないように気をつけましょう。
面接の場でNG発言をしてしまう
好きな商品やサービスを聞かれてライバル企業の商品やサービスをあげてしまい、面接の場がしらけてしまうという失敗も少なくありません。
嘘を言ったり、話を盛るのはよくありませんが、面接官の印象が悪くなるようなことは言わないに越したことはありません。場の空気を悪くするような発言は控えるようにしましょう。
予定をダブルブキッング
説明会や面接など、就活の期間は予定がたくさんありすぎてスケジュールが真っ黒になる就活生も多いと思います。
あっちもこっちもとたくさんの企業を受けていると、予定がダブルブッキングしてしまうことも。どちらに行くのか迷わないために、志望企業の優先順位を決めておくのがいいでしょう。
服装自由」に私服で行ったら浮いてしまった
会社説明会や面接の際に「私服でお越しください」と言われることがあります。個性の強すぎる私服で行って失敗したというのもよくある失敗です。
就活での「服装自由」というのはほとんどの場合、「ビジネスカジュアル」を指します。就活の場にふさわしくない格好や、主張の強すぎる服装で行かないよう注意してください。
さいごに
就活をしていると、いつもうまくいくことばかりではありません。ただ、みなさんがぶつかる壁は、きっと今までの先輩就活生もぶつかってきた壁です。
今回ご紹介したような「あるある」は、ほとんどの就活生が経験していることです。あせったり、落ち込んだりするような必要はありません。
最終的に、みなさんが納得のいく就活になればよいのです。「あるある」だと笑い飛ばして、前向きに就活をがんばっていきましょう!
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