不動産業界は就活生に人気の高い業界の1つです。インターンにも多くの応募者が集まるため、参加するには正しい知識と対策でインターン選考に備える必要があります。今回は不動産業界インターンの時期、期間、内容について解説。インターン選考の流れと対策も参考にしてください。
- ・不動産業界の分類
- ├管理系
- └建築・建設系
- ・【期間別】不動産業界インターンの開催時期と内容
- ├短期インターン
- └長期インターン
- ・【職種別】不動産業界インターンの内容
- ├企画開発
- ├営業
- └事務
- ・不動産業界のインターン選考の流れと対策
- ├ES(エントリーシート)提出
- └面接
- ・不動産業界のインターンシップの探し方
- ├企業のホームページから探す
- ├大学のインターン募集から探す
- └インターンシップ専門のサービスから探す
- ・最後に
不動産業界の分類
不動産業界の仕事は「管理系」と「建築・建設系」の2つに分かれています。
管理系
不動産管理に関連する仕事は次のようなものがあります。
不動産仲介業者:不動産の賃貸や売買の仲介
不動産管理会社:不動産の設備点検や修繕
アセットマネジメント:不動産投資用物件の管理や運営
プロパティマネジメント:オーナーに代わって不動産の経営
建築・建設系
不動産業界を支えるもう1つの大切な仕事は、建設・建築に関わるものです。代表的なものとしては次のようなものがあります。
デベロッパー:都市や土地などの開発計画や立案
ゼネコン:建設計画に基づく建設
ハウスメーカー:住宅の建設
【期間別】不動産業界インターンの開催時期と内容
不動産業界のインターンには長期インターンと短期インターンの2種類があります。
短期インターン
不動産業界では1dayインターンや2〜3日の短期インターンが多いです。もう少し長めの1週間程度の短期インターンも数は多くありませんがあります。
不動産業界では、8~9月頃の夏期インターンや12~2月あたりの冬期インターンが多く見られますが、秋にインターンを開催している企業もあります。
インターン内容は会社の事業説明を聞いたり、グループワークと発表、プロジェクトや現場の見学などが多いです。中には実際の現場で仕事体験ができるものもあります。短期インターンでは報酬が支払われるケースはほとんどありませんが、交通費や昼食代が支給されることがあります。
長期インターン
長期インターンは数週間から数ヶ月の長期間に渡るインターンプログラムです。内容は実際の業務を体験するものが多く、特定の開催時期はありません。不動産業界の長期インターンは営業職の募集がとても多いです。
長期インターンでは給与が支払われることがほとんどなので、アルバイト代わりに長期インターンに参加する学生も少なくないです。
実際に業務を体験できるのでスキルや知識を身につけることができますが、毎週決まった時間に働かないといけないのでスケジュール調整が必要になります。短期インターンのように複数の企業のインターンに参加するのは難しいかもしれません。
【職種別】不動産業界インターンの内容
企画開発
デベロッパーへの就職を目指すなら、ぜひ「企画開発」の仕事を体験してみましょう。企画開発は都市・土地・分譲住宅の大規模な開発に携わり、土地の仕入れから開発計画の立案までを担います。
その開発計画をもとにゼネコンをはじめとする外部業者への依頼や連絡を行い、プロジェクトの進捗管理を行う取りまとめ役も果たします。
インターンではグループワークを通じて仕事を体験したり、実際に都市や不動産を見学したりする中で、企画開発の仕事について理解を深めます。
営業
不動産業界では、不動産やサービスをお客様に届ける営業の仕事も人気です。特に新入社員は営業職に配属されるケースが多いため、インターンで業務を体験しておくと入社後もスムーズに仕事に取り組めるでしょう。
インターンでは営業にふさわしいビジネスマナーなどの研修を受けた後、ロールプレイングをしたり、テレアポの仕事体験したりします。有給インターンの場合にはアポイントが取得できると、その分インセンティブを受け取れることが多いため、スキルだけでなく収入も得ることが可能です。
事務
不動産業界ならではの職種だけでなく、他の企業と同じく人事・総務・財務などの事務系の職種についてもインターンで仕事を体験できます。
これらの仕事は短期インターンよりも長期インターンでの募集が多く見られます。営業とは異なり、インセンティブなどはないものの、安定した働き方をしたい人や裏方として活躍したい人にはおすすめです。
不動産業界のインターン選考の流れと対策
ES(エントリーシート)提出
不動産業界のインターン選考では、多くの場合エントリーシート提出が求められます。 まずは会社説明会や企業ホームページを利用して、志望する企業が求める人材やスキルを理解し、それに合わせたインターンの志望動機や自己PRを書けるようにしておきましょう。
インターン選考の時点では、志望動機や自己PRを書き慣れてない人がほとんどです。「難しい」と感じたら1人で悩まず、キャリアセンターなどで相談すると効率的に書き方をマスターできます。
ES(エントリーシート)作成について詳しくはこちらの記事を参考にしてください。
インターンシップ選考を突破するエントリーシート(ES)の書き方
面接
面接が実施されるインターン選考も少なくありません。質問に対して適切な回答をすることはもちろん、面接では「客観的に見た自分」を意識した対策が必要です。好印象を与えられる身だしなみ・表情・言葉遣い・姿勢を身につけておきましょう。
自分では問題ないと思っても、他者から見ると違和感があったり、気になるクセがあったりすることもあります。事前に家族や友人などにチェックしてもらい、自然で良い印象を与えられるよう準備しておきましょう。
インターンの面接について詳しくはこちらの記事を参考にしてください。
不動産業界のインターンシップの探し方
企業のホームページから探す
志望企業が決まっている場合は、企業のホームページから探してみてください。新卒採用のページに、インターンの募集時期について記載があったり、募集要項が記載されていたりすることが多いです。
企業のホームページにインターンについて記載がない場合は、直接企業の窓口(代表電話やメールアドレス)に問い合わせてみるといいでしょう。
大学のインターン募集から探す
大学を通してインターンを募集している企業も多いです。大学の就職課などで、不動産業界のインターン募集がないか聞いてみてください。
インターンシップ参加が単位として認められる制度のある大学も多いです。単位として認められるには内容や期間などの条件が決まっている場合もあるので、事前に確認しておくといいでしょう。
インターンシップ専門のサービスから探す
不動産業界を志望してはいるものの志望企業が決まっていない場合は、インターンシップ専門のサービスを使って探すのがおすすめです。
インターン募集情報が集約されていて、業界・職種・勤務地などの条件を絞って探せるので、自分に合ったインターンを効率的に探すことができます。
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最後に
不動産業界は就活生に人気の業界です。倍率の高いインターン選考を通過するにはしっかりと対策する必要があります。できるだけ早く情報収集を開始し、できる対策から始めていきましょう。
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