インターンで成長したい人が意識すべきポイントとは?

「インターンで成長したい!」と考えている人は多いでしょう。 実際、インターンに参加して大きく成長する人は少なくありません。しかし、インターンに参加したにも関わらず「あまり成長できなかった…」と後悔する人がいるのも事実です。
この両者を分けるのは「インターンに参加する際の意識の差」です。
今回はインターンという貴重な機会を活かしてぐんと成長するために、インターンで成長できるスキルと確実に成長するために意識すべき3つのポイントをご紹介します。

目次

インターンで成長できるスキル

インターンで成長できるのは「ビジネスマナー」「仕事に関するスキル」「就活に活かせる情報の収集」の3つです。

ビジネスマナー

就活に備えてビジネスマナーを書籍などから学んでいる人は多いでしょう。しかし、言葉遣い・身だしなみ・態度などは実践を通じて初めて身につくものです。
インターンでは自分の未完成なビジネスマナーと社員が実践するビジネスマナーとを比較し、足りない部分に気づくことができます。また、自分自身も敬語表現を使って話したり、お辞儀をしたりしてみて「うまくできていない」と感じる部分に気づき、修正していくこともできるでしょう。
このようにこれまで知識でしかなかったビジネスマナーを磨き、実践的な技術として習得できるのがインターンです。

仕事に関するスキル

次に習得できるのが「仕事に関するスキル」です。
例えば「メール・電話の対応」「パソコンスキル」「スケジュール管理」など働く上で必要となる基本的なスキルに触れることができます。また、職種別のインターンではより専門的な実務を体験し、仕事で必要となる専門技術や知識に触れられる可能性もあります。
もちろん、短いインターンの機会で仕事のスキルを完璧に習得することは困難です。しかし「働く上で〇〇の知識や技術が求められるんだ」と事前に分かっていれば、学生生活の中でもスキルを習得するための行動が取れます。そして仕事に関するスキルが少しでも習得できていれば、就活でのアピールとしても活用できるのです。

就活に活かせる情報の収集

インターンに参加することで「就活に活かせる情報の収集」もできます。
例えば、インターンではプログラムの一環として会社の事業や業界での位置づけなどを説明する時間が設けられていることがほとんどです。また、社員から実際の働き方ややりがいなど、ホームページやパンフレットなどでは分からない情報を教えてもらえる可能性があります。他のインターン生との交流を通じて、他の企業のインターン事情などを知ることもできるでしょう。

インターンで確実に成長するためのポイント

インターンで確実に成長するためには、これからご紹介する3つのポイントを意識してインターンに臨むことが大切です。

インターンで成長させたいスキルを明確にする

「インターンで成長したい!」という漠然とした目標では、いざインターンに参加しても何に注目すればいいか定まらず、かえって学びの機会を逃してしまうかもしれません。また、習得したいスキルと参加したインターンの間にミスマッチが起こる恐れもあります。まずは「自分はインターンで何を学びたいのか」を明確にしておきましょう。
ビジネスマナーの習得を目指すなら、社員と交流する時間が多いインターンを選ぶべきです。例えば、社員との座談会や質疑応答などが豊富に用意されているインターンであれば、実際にビジネスマナーを使う機会が多く、スキル習得の近道になるでしょう。一方で、仕事に関するスキルを高めたい人は、実務を体験できるインターンを選ぶことが必要です。そのため、実際に働きながら学ぶ長期インターンやワークショップ形式のインターンなどが適しています。
このようにインターンで成長したいスキルによって、インターンの選び方から違いが生じるのです。

インターン後に成長している自分を具体的にイメージする

「インターンに参加した後、どんな自分になりたいか」を具体的にイメージしておくことも大切です。
私たちはゴールが不明瞭だと、やる気はあっても「何から始めればいいか分からない」と立ち止まってしまったり、「今日はこれくらいでいいか」とその日の気分で行動を中断してしまったりします。これでは効率的に成長することはできません。
ビジネスマナー習得を目指す人は、「ビジネスマナーを習得した自分」とはどんな自分かイメージしてみましょう。例えば、次のような自分をイメージできるかもしれません。
・社員とも敬語を使って話せる
・朝、余裕をもって身だしなみを整えて出勤できる
・姿勢よく座って話を聞く
このように具体的なゴールがあれば、そのゴールに向かうために「じゃあ、社員と3回は話そう」「朝6時には起きるぞ」「説明会中は姿勢に注意してみよう」など、インターンに参加している間の行動目標も具体的になります。

分からないことはどんどん質問しよう

これまでずっと「学生」という立場で生きていたため、「社会人なら常識」とされることでも分からない点が多いのは当たり前です。インターンでは分からないことがあれば積極的に質問していきましょう。
もちろん、何でも質問すればいいというものではありません。ちょっと調べれば分かるような質問をすると「そんなことも調べてこなかったの?」とネガティブな印象を与えてしまうからです。事前に書籍やホームページ、企業のパンフレットなどを丁寧に調べ、それでも分からない部分や調べた結果気になった部分について質問すると、本当に必要な情報を得られるだけでなく、「よく調べているなぁ。本気で興味を持ってくれているんだな」と好印象にもつながります。

まとめ

インターンで成長したい人はまず「自分がどんなスキルを習得したいか」を意識することが大切です。インターンでは次の3つのスキル習得を目指せます。
・ビジネスマナー
・仕事に関するスキル
・就活に活かせる情報収集
どのスキルを身につけたいかが明確になったら、「インターン参加後に成長した自分」をなるべく具体的にイメージします。そして成長した自分になるために必要な行動についても具体的に考えてみましょう。
また、インターンでは分からないことが多いのは当たり前です。積極的に質問して、インターン参加前は分からなったことがインターン参加後には理解できた状態で帰れるよう心掛けましょう。


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