楽天に就職して後悔するのはどんなパターン?適性を見極めるためのポイントも解説

楽天といえば、楽天市場や楽天カードなど70以上のサービスを運営している有名企業です。生活するなかで、誰しも名前を聞いたことがあるのではないでしょうか。しかし、楽天に就職して後悔する人も一定数います。

この記事では、楽天に就職して後悔するパターン楽天に向いている人材について解説します。就職したあとに後悔しないためにも、事前に確認しましょう。

目次

楽天は何をしている会社?

楽天の事業内容

楽天の事業内容は、楽天市場のようなEコマースやトラベル、クレジットカード、銀行、証券、電子マネー、スポーツ、携帯キャリアなど多岐に渡ります。全部で70以上のサービスを提供しており、それを楽天会員という仕組みで繋げる「楽天エコシステム(経済圏)」を築いています。

共通のIDで複数のサービスを利用でき、さらにポイントを貯められることから、サービス同士のシナジー効果も高くなっています。

楽天の平均年収

2022年度の有価証券報告書によると、2022年12月31日時点の楽天の平均年収は約797万円(賞与及び基準外賃金を含む)となっています。

国税庁の令和3年民間給与実態統計調査結果によると、正社員の平均年収は443万円のため、一般的な企業に比べて極めて高い金額です。

参考:楽天グループ株式会社 2022年度有価証券報告書
https://corp.rakuten.co.jp/investors/documents/asr.html

楽天に就職すると後悔する!?

社風にギャップを感じる人が多い

楽天の社風はトップダウンで、常に成長を目指すというものです。「イノベーションを通じて、人々と社会を エンパワーメントする」という企業理念からもわかる通り、社会に変化をもたらすようなエネルギーあふれる人材が求められています。

メガベンチャーと呼ばれることからも、日系の大企業でのんびり働くというイメージを持って入社するとギャップがあるかもしれません。

転職で人の入れ替わりが激しい

楽天は転職者が多い企業です。楽天に入社して力をつけたあと、別の会社に転職するという人も少なくないため、周りの環境がよく変わります。それにより、仕事内容や仕事量に頻繁に変化が生じるようです。

成果主義がきつい

楽天は基本的に年功序列ではなく、成果主義です。ノルマや目標を達成すれば昇進できる一方、結果を残せなければ評価されない厳しい環境であるため、つらいと感じる人もいるようです。

ただし若手社員の評価がマネージャーの評価にも繋がることから、教育体制は充実しています。

楽天が求める人材とは

楽天の新卒採用サイトによると、求める人物像は「自分が活躍するフィールドを果てしなく広げたいと思っている人」とされています。楽天では、同じ仕事を繰り返す人や保守的な人ではなく、「自分で新しい仕事を見つけられる人」「どうすれば目標を達成できるのか考えて挑戦できる人」が求められているのです。

楽天への就職が向いている人

①営業で力をつけたい人

新しいサービスを次々と生み出している楽天では、個人が裁量を持って営業に取り組むことが可能です。複数のサービスの組み合わせを提案するなど、高度な営業スキルが身につくでしょう。

②英語力を活かして働きたい人

楽天は社内公用語を英語としています。社内会議や文書作成も英語で行われるため、英語力を活かして国内で働きたい人や将来的に国外で働きたいという人には向いている環境です。入社時点でネイティブレベルの英語を話せなくても、社内の英語教育にも力を入れているため、入社後に伸ばすことが可能です。入社にはTOEIC800点が必要など条件はありますが、将来的にさらに英語力を伸ばしたいという人にも適した企業だといえるでしょう。

③変化の激しい環境で刺激的に働きたい人

楽天グループでは、新しいサービスが次々と生み出され、扱うサービスや周りの人がめまぐるしく入れ変わります。そのため、楽天は刺激的に働きたい人に魅力的な環境だといえるでしょう。常に高い目標と成果を求められる環境で成長していきたいという人には、楽天への就職をおすすめします。

楽天への就職前に内定者の体験記を確認しよう

楽天に就職する近道は、内定を勝ち取った学生の体験談を読むことです。どういうところを見られているのか、どういう質問をされるのか、事前に確認しておきましょう。

最後に

楽天に就職して後悔するパターンや楽天に向いている人材について解説しました。どんな企業に就職した場合でも、自分の得意なことや希望する働き方にどれだけマッチしているかが重要です。事業内容だけでなく、働く環境や社員の人柄などをしっかり確認したうえで、志望企業を絞りましょう。

入社後のミスマッチをなくすためには、インターンシップで同じ業界・規模の企業を経験しておくのがおすすめです。直近で募集されているインターンシップについては、以下のカレンダーをチェックしてみてください。


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