パソコンを買う時、大学生が見るべき5つのポイント

大学生になると色々な場面でパソコンがあると便利になります。しかし「パソコンは種類が多すぎてどれを選べばいいかわからない…」とお悩みの方もいるのではないでしょうか?

パソコンはただでさえ種類が多いのに、「OSはどれを選ばいいの?」「必要なスペックやソフトは?」「大学で使うのに必要な機能は?」など、わからないことも多いと思います。

今回は大学生がパソコンを買う時にチェックしておきたい5つのポイントをご紹介します。

パソコンを買う時、大学生が見るべき5つのポイント
目次

大学生がパソコンを使う場面

大学生はどんな場面でパソコンを使うのでしょうか?まずは大学生がパソコンを使う場面についてご紹介します。

レポート課題や卒業論文でWord・Excelを使う

大学生になると授業でレポート課題が出ます。手書きレポートは受け付けてもらえない場合もあるため、WordやExcelを使用してレポートを作成します。スマートフォンでもWordやExcelを使えますが、レポートでは長文を書いたり、全体を見直して修正することも。

また、卒業論文ではかなりの長文を入力することになりますし、全体を見ながら何度も書き直す作業が必要になります。ただでさえ負担の大きい卒業論文をスマートフォンで乗り切ろうとすると、さらに労力を使うことになるでしょう。レポート課題や卒業論文では画面が広く、操作しやすいパソコンが圧倒的に便利です。

ゼミなどの発表でPowerPointを使う

3年生や4年生になるとゼミでの発表にPowerPointを使うことも。見やすく、わかりやすいPowerPoint資料を作るには、デザインや、文字フォントの種類、文字バランスなどを考えることも重要です。

Excelで作成した図表を取り入れるなどして、ぱっと見てわかりやすい資料にする工夫も必要です。全体のバランスが見やすく、図や表を取り入れやすいパソコンを使うとPowerPoint資料が作りやすくなるでしょう。

学部によって様々なソフトを使うこともある

所属する学部によって様々なソフトを使う必要がでてきます。例えば、理系・文系問わず、データの統計処理にはRやSPSSと呼ばれる統計ソフトを使うことになるでしょう。

建築学科などではCADと呼ばれる設計の支援ソフト、化学・生物分野ではChemBioなどの化学構造式の描画ツールを使うことになります。また、情報系の授業では、パソコンでのプログラミングを扱うことも多く、スマートフォンでは対応しきれません。

サークルやアルバイトでもパソコンがあると便利

サークルやアルバイトでもパソコンを使う場面が出てくることがあります。例えば、サークルの新入生勧誘チラシを作ったり、会計処理をしたり、といった作業はパソコンがあるとスムーズに対応できるでしょう。また、大学生であることを生かした採点・添削バイトも自分のパソコンでマニュアルや答案をやり取りし、作業する場合もあります。

就活でもパソコンを使いこなすと有利

就活ではエントリーシートや履歴書をパソコンで作成し、Web上にアップロードすることを求める企業もあります。就職するとパソコンを日常的に使うことが多くなるので、大学生の間にパソコンに慣れておくことが大切です。

パソコンを買うときに大学生が見るべき5つのポイント

ここまで大学生がパソコンを使う場面についてご紹介してきました。それでは、大学生がパソコンを買う時に見るべき5つのポイントについてお話しします。

OSは初心者ならWindows、自信のある人はMac

まず、パソコンの働く環境となるOSを選びます。パソコン初心者ならWindowsがおすすめです。一般的には提供されるデータなどがWindowsユーザー向けであることが多く、Macで表示した際にレイアウトが崩れるなどのトラブルがあるためです。そのようなトラブルにも対応できる、パソコンに自信のある人や機械に強い人はMacを選んでも構いません。

持ち運べる薄さ・軽さ

大学生がパソコンを使う場面は様々です。そのため持ち運びができる薄さや軽さも重要なポイントとなります。自分の持っている鞄にさっと入れられて、運んでいて負担にならないものを選ぶのが良いでしょう。

USBポートが複数ある方が安心

レポートや卒業論文などのデータはパソコンに保存すると共にバックアップとしてUSBメモリに入れておくことが多いです。USBメモリ同士でデータを移し替えたり、マウスやWi-FiなどをUSBポートにつないだりすることもあります。USBポートは複数あった方が色々な使い方が出来て便利ですよ。

Microsoft Officeは必須!

大学生がレポートや卒業論文などにパソコンを使う際にはWordやExcel、PowerPointなどMicrosoft Officeソフトを使う場面が多くなります。パソコンにMicrosoft Officeが搭載されているかどうかは大切なチェックポイントとなるでしょう。搭載されていない場合は、あとでインストールすることもできますので、大学生活に向けてぜひ搭載しておきましょう。

CPUはCore i5、ストレージはSSD256GB程度であれば大学生活には問題ない

パソコンのスペックとしてCPUとストレージというものがあります。CPUはパソコンの脳のようなもの、ストレージはパソコンが記憶できる容量のことです。

大学生が使うものとしてCPUは「Core i5」程度がおすすめです。これよりハイスペックな「Core i7」では価格が高くなってしまいますし、これより低い「Core i3」「Celeron」「Pentium」は価格が安い一方で処理速度が低下してしまいます。

ストレージには「HDD」と「SSD」があります。「HDD」は大容量で安価な反面、駆動する時に音が気になったり、起動までに時間がかかったりするデメリットがあります。 一方で「SSD」は容量こそHDDに劣るものの、静かで高速に起動することがメリットとなります。授業中や図書館などで気軽に扱いたい大学生にはSSDを選ぶ方がおすすめです。容量としては256GBあれば十分対応できます。

用途別のパソコン選びチェックポイント

持ち運びが多い

外出先で使うことが多いという人は、重量と画面の大きさが持ち運びの負担にならないものを選びましょう。

画面サイズは、一般的には11インチ、13インチ、15インチのものが多いです。15インチのタイプは大きめのカバンでないと入らない場合もあるので、持ち運びの機会が多い人は11インチか13インチがおすすめです。

持ち運びの負担にならない重量は、1.5kg以下です。アクティブに動きたいという人は、1kg以下のコンパクトPCを選ぶといいでしょう。

動画を楽しみたい

資料の作成だけでなく、動画を楽しむためにパソコンを使うという大学生も多いでしょう。映画やドラマなどの動画を楽しみたいなら、11インチだと少し物足りなく感じるかもしれません。動画を見るなら、13インチか15インチがおすすめです。

外出先や家の中を移動しながら動画を楽しみたいという人は、キーボードを取り外せるタイプのノートパソコンがおすすめ。必要ない時はキーボードを取り外してタブレットのように使えるので、外出時や部屋を移動して持ち運ぶのに便利です。

2台目として使う

軽くてコンパクトなタイプは持ち運びやすいですが、しっかり作業したい時に画面の小ささや操作性がネックになることも。そのため自宅にメインのパソコンがあり、持ち運び用に2台目のパソコンを用意するという人も多いようです。

サブのパソコンとして使うなら、スペックなどは抑えて安価なミニノートなどコンパクトタイプを選ぶといいでしょう。メインパソコンとは別に2台目を用意しておくと、急に故障してしまった時の備えにもなるので安心です。

終わりに

スマートフォンの進出にともなってパソコンを使う場面は少なくなってきました。しかし、データの処理や記憶容量、扱えるソフトなどはパソコンの方がまだまだ勝っています。パソコンは大学生活を過ごす上で大きな武器になります。自分にとって使い勝手のいいパソコンを買って、快適な大学生活を過ごしましょう。


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