大学生の皆さん、新聞に興味はありますか?大学まで進学すると、両親や先生に「新聞を読みなさい」と言われることも少なくないと思います。
確かに、新聞を読むと社会に詳しくなるので将来のためや就活にも役立ちそうです。果たして、大学生は新聞を読むべきなのでしょうか?
ここでは新聞を読むことのメリット・デメリットやおすすめの新聞などについてご紹介します。
- ・新聞を読むことによるメリット
- ├就活に役立つ
- ├幅広い分野の知識がつく
- ├活字に強くなる
- └読解力がつく
- ・新聞のデメリット
- ├費用がかかる
- ├持ち運びが不便
- └情報が遅い
- ・まずはニュースに触れることからはじめてみよう
- ├大学の図書館を活用
- ├ニュースメディアをチェック
- └「学割」や「就活割」でお得に
- ・就活生におすすめの新聞
- ├就活生には日経電子版がおすすめ
- └朝日新聞の「就活割」
- ・最後に
新聞を読むことによるメリット
まず、大学生が新聞を読むことのメリットを整理していきたいと思います。
就活に役立つ
冒頭でも述べましたが、大学生にとって就活で役立つことが新聞を読むことの直接的なメリットとなります。エントリーシートを書くときや面接ではいかに社会情勢を知っているかどうかが大切です。自分の発言に根拠が生まれるためです。
新聞には日々の社会情勢や、大手企業の事業動向などが載っていることも多いです。毎日チェックしている学生とそうでない学生では大きな差がつくことでしょう。採用担当者としても社会情勢を気にしている就活生はポイントが高いです。新聞を読む習慣があるならば積極的にアピールして損はないでしょう。
幅広い分野の知識がつく
新聞には社会情勢だけでなく、芸能ニュースやスポーツニュース、地方ニュースなど多岐にわたる記事が掲載されています。それだけ幅広い分野の知識を身につけることができるので、教養の深い人間になることができるでしょう。
色々な分野の話ができれば友達や初対面の人との話も盛り上げることができます。社会人の方と話すときも会話についていくことができるので社会勉強にも繋がります。話題の引出しを多くするにも新聞は役に立つでしょう。
活字に強くなる
新聞を読むと活字に強くなります。活字に強くなるとあらゆる文章をスムーズに読むことができます。特に卒業研究などでは難しい論文を読むことも多いです。そういった場合に活字慣れしている学生だと論文を苦労せずに読み進めることができます。
漫画や動画の普及で近年の若者はあまり活字に触れていません。若者の活字離れが嘆かれる昨今だからこそ、新聞を読むなどして意識して活字慣れをしておきたいです。同世代の若者と差をつけることができるでしょう。
読解力がつく
新聞の文章を読むことは読解力の向上に繋がります。今の時代はインターネットで情報収集をすることが多いと思いますが、Web上に書かれている情報を抽出するにも読解力は不可欠です。いわゆる「ITリテラシー」の根幹には読解力があるのです。
もちろん、自分で調べ物をする以外にも大学の試験問題や就職活動のWebテストなど、文章問題を解く際にも必ず役に立つでしょう。
時間がある人は新聞で読んだ記事を自分なりに要約するとよいです。ただ読んで終わりというだけではなく、アウトプットすることでより読解力の向上が期待できます。インプットとアウトプットを繰り返しましょう。
新聞のデメリット
同様に新聞のデメリットも整理しておきましょう。
費用がかかる
当然ですが、基本的に新聞は有料です。大体月に4000円ほどかかるのでお金に余裕のない大学生には厳しいかもしれません。
「月に4000円くらいなら月の飲み会を一回減らせばいい」とも考えられますが、忙しい大学生にそもそも新聞を読む時間があるかも分かりません。自分の経済状況や余暇次第でしょう。
持ち運びが不便
新聞はそれなりにかさばります。広げると両手いっぱいにもなり、外で読むのは困難です。新聞は家で読むことになるでしょう。最近ではあまり見なくなった光景ですが、電車内で新聞を広げる行為が迷惑だと度々話題になっていました。
かさばるということは部屋のスペースも圧迫するということです。大学生の一人暮らしの部屋の多くはそこまで広くありません。新聞を置くためのスペースすらもったいないと感じるかもしれません。また、捨てるときも手間です。新聞だけでしばって資源ごみとして捨てる必要があります。
情報が遅い
紙媒体ですので、どうしてもインターネットの情報よりも遅くなってしまいます。新聞には記事の〆切、印刷、配達があるので〆切以降に発表されたニュースには対応できません。 目まぐるしく情報が行き交う現在では速報性の乏しさは大きなデメリットになるので、インターネットのニュースで補完する必要があります。
まずはニュースに触れることからはじめてみよう
新聞に慣れていない人は、ハードルを下げてニュースや新聞に慣れることからスタートしてみましょう。
大学の図書館を活用
大学生の場合、わざわざ新聞を買わなくても大学の図書館で新聞を読むことができます。お金もかかりませんし、新聞を捨てたりという手間もかかりません。大学生は、図書館を存分に活用しましょう。
図書館には、その日の新聞だけでなく過去の新聞も保管されているので、毎日新聞が読めない人も数日分まとめて読むことができます。
大手新聞や経済新聞などあらゆる種類の新聞が揃っているので、数種類の新聞を読み比べてみて自分に合った新聞を探すのもいいと思います。
ニュースメディアをチェック
新聞を読むことに抵抗がある人は、Smart NewsやNews Picksなどのニュースメディアをチェックすることからはじめてみましょう。ニュースメディアは基本料金は無料ですし、電子媒体なので持ち運びも非常に楽です。
もちろん、新聞の方が費用がかかる分情報の確度は高いです。記者がちゃんと情報の裏を取った上で記事にするためです。しばしばインターネットに載っている情報は何の根拠もないデマであったり、一個人の見解であったりする場合があるので注意が必要です。
ニュースメディアをチェックしてみてニュースの面白さに気づいたり、「ニュースについてもっと詳しく知りたい」と思うようになったら新聞デビューをしてみるのもいいですね。
「学割」や「就活割」でお得に
就活のために新聞を読んで、しっかりと対策をしたいと思っている就活生もいるでしょう。気になる記事をスクラップしたり、ノートに貼り付けたりして情報を整理したいと考えている人も多いはず。
新聞の購読は月4000円程度かかるのが一般的ですが、「学割」や「就活割」など学生向けの割引サービスを提供している新聞社もあります。
「就活に新聞を活用したいけど、費用は少しでも節約したい!」という学生は、こうした割引サービスを利用しましょう。
就活生におすすめの新聞
ここでは就活生におすすめの新聞やアプリをご紹介します。
就活生には日経電子版がおすすめ
確度の高い情報が欲しい方は日経電子版がおすすめです。日本経済新聞のアプリ版なのでいつでもスマートフォンでアクセスすることができます。
月に10本までなら無料で記事を読むことができますし、有料版ならば1ヶ月4200円で全記事を読むことができます。しばしば大学生向けの学割キャンペーンで安く購読することができるので気になる方は情報をこまめにチェックしましょう。
朝日新聞の「就活割」
朝日新聞の定期購読は月々3800円ですが、学生限定の「就活割」を利用すれば月々2000円で購読することが可能です。
「就活割」はデジタル版のみ購読可能で、紙の新聞を読みたい場合は「学割」で月々2500円となります。デジタル版は検索ができたり、紙版はスクラップができたりと、それぞれメリットがあるので、紙とデジタルどちらか自分に合う方を選択しましょう。
最後に
新聞でなくニュースサイトでも十分な情報は得ることができます。ただし、情報の確度を考えると新聞を読むに越したことはないでしょう。欲しい情報に合わせて、自分に合った媒体を選んでみてください。
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