新卒社員ってどのくらいボーナスをもらえるの?

社会人として会社に入社し、最も楽しみなことと言えばボーナス、という人も多いのではないでしょうか?社会人として長年勤めていても、夏と冬のボーナスが楽しみな大人は多いものです。

バーゲンセールなどもボーナスの時期に合わせて開催されることから、きっと会社員になったらボーナスがたくさんもらえるんだろうな、と今から楽しみにしている大学生も多いはず。しかし、気になるのは新入社員もボーナスをもらえるのかどうか。特に夏のボーナスは、まだあまり会社に貢献できていない新入社員がもらうことはできない気もしますよね。具体的な金額も合わせてチェックしていきましょう。

新卒社員ってどのくらいボーナスをもらえるの?
目次

新卒社員でもボーナスをもらえるの?

ボーナスとはどのように算出されるのでしょう?新卒の社員でもボーナスをもらえるのでしょうか?

ボーナスはどうやって決まる?

ボーナスというのは、その年もしくは前年の業績に応じて社員に分配されるものなので、会社の業績によってボーナスの金額は変わります。支給される金額も一律でなく、会社にどのくらい貢献したかが加味される企業も多いです。

月給と同じように、ボーナスからも社会保険料や税金が引かれるため、手取りの金額は支給額よりも減ります。

多くの企業では新卒社員にもボーナスが支給される

多くの企業では、4月に入社した新入社員にもボーナスが支給されます。もちろん、業績の再分配という意味では、新入社員は業績への貢献はできていないので、それほど多くは期待できません。

それでも同じ会社の一員として、またモチベーションアップのため、あるいは今後の成長に期待して……などさまざまな観点から、新入社員にもボーナスを支給する会社が多くあります。

新卒社員のボーナスはいくらぐらい?

新卒社員はボーナスとして、いくらぐらいもらえるのでしょう?

夏は「寸志」程度で平均5~10万円以下

長年勤続し会社の業績に貢献している他の社員と同額とはなかなかいきません。特に入社して3~4か月しかたっていない夏のボーナスは、「寸志」程度のことが多く、平均しても5万円~10万円程度のことが多いようです。

そこから税金が引かれるため、手取りは3~8万円程度となります。しかし、毎月の給与とは別にもらえるだけでもありがたいですよね。

冬は1か月分よりも少し少ないくらい

一方、冬の賞与は1か月分の給与程度もらえるという会社が多いようです。毎月の給与が18万円であれば、15万円~17万円程度といったところです。

入社2年目以降であれば、賞与は3~4か月分であることが多いのですが、新入社員の場合には1か月分程度が妥当だと考えて良いでしょう。

ボーナスの額は企業や個人、地域によって異なる

金額やもらえるかどうかは会社によって大きく異なる

ここまでお伝えした金額は、あくまで平均的なものです。会社によってボーナスがもらえるのか、あるいは金額がどのくらいかは大きく異なります。

会社によっては中途入社も含め、入社1年目には全くもらえないというところもありますし、逆に新入社員でも3~4か月分支給されるというところもあります。また、同じ会社であってもその年の業績によって支給金額が大きく変わることは珍しくありません。

高卒よりも大卒、大卒よりも大学院卒が多くもらえる

さらに、最終学歴によってもボーナスの支給額は変わってきます。就活時に募集要項を見ていると、学部生と大学院生では初任給が異なることに気づいた方も多いと思います。

給与と同様、ボーナスも最終学歴によって差があり、高卒の人よりも大学卒の人の方がもらえるボーナスは多く、また大学卒の人よりも大学院卒の人の方がもらえるボーナスは多くなります。

都道府県により大きく金額が変わる場合も

また、会社のある都道府県によっても金額が変わってきます。アルバイトの最低賃金も都道府県により異なりますので、当然といえば当然かもしれませんが、東京の会社と沖縄の会社では金額の相場は異なることがあります。

しかし、全国に支店がある会社のように、同じ会社内であれば勤務する支店によってボーナスが異なることはほとんどありません。

ボーナスについて気になる人は

ボーナスの支給額が気になる就活生も多いでしょう。ボーナスの金額が知りたい場合はどうすればいいのでしょう?計算方法はあるのでしょうか?

面接や会社説明会で「ボーナスの金額」を聞くのはNG!

ボーナスがいくらぐらいもらえるのか気になるところですが、会社説明会や面接で、企業の担当者に直接聞くのは避けましょう。

給与や賞与について具体的な金額を聞くと、企業への熱意や仕事へのモチベーションが低いという印象を与える可能性があります。

企業が公開しているデータから計算してみる

年収や基本給がわかる場合は、自分で計算してみると、ある程度予測することが可能です。年収から1年分の月給を引いた金額が、ボーナスの金額と考えていいでしょう。

ボーナスは必ずもらえるものではない

ボーナスは会社の業績や個人の貢献度によって変動するものなので、業績が悪かったり、会社に貢献できていなければ、「ボーナスはなし」ということもありえます。

もとからボーナスの制度がないという企業も少なくありません。賞与の制度があるかどうかも確認しておくといいでしょう。

新卒社員のボーナスの使い道は?

新卒社員は、初めてもらったボーナスをどのように使っているのでしょうか?2年目以降にくらべ少ない「寸志」とはいえ、数万円~数十万円単位でもらえるボーナスは有意義に使いたいですよね。

親への感謝のプレゼントをする人が多い

多くの新卒社員の方は、これまでお世話になった両親への感謝のプレゼントに使うという人が多いようです。最も多いのが一緒にちょっと高級なレストランに行って食事をしたり、旅行に行ったりするというものです。一緒の時間を過ごすことで親孝行にもなります。

自分への投資や勉強に使うのも◎

他にも、今後の自分の成長やより仕事を頑張るために使うという人も多くいます。仕事に役立つ勉強や、仕事で使うスーツや靴をちょっと良いものに買い替えるなど、より仕事にまい進できるために使うのはとても有意義ですよね。

金額的にも、なかなか普段のお給料からではちょっと厳しい……というものでもボーナスがあれば実現できるのではないでしょうか。

最後に

ボーナスがどのくらいもらえるのか……は面接ではもちろんのこと、内定後もなかなか人事には聞きづらいと思います。そして、もし聞くことができたとしても、人事さえもその年のボーナスがどのくらいの金額かはわかりません。

多くの場合、ボーナスの支給される日にならないと具体的な金額はわからないものなのです。そのため、ボーナスはたくさんもらえたらラッキー、くらいに考えておくと実際に想像よりも多くもらえたときにとてもテンションがあがりますよ!


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