自分史を作って就活の自己分析に活かす方法を解説!

就活では「自分史」の作成が重要なポイントになります。自分史を作れば自己分析がしやすくなり、履歴書やES(エントリーシート)の作成がスムーズになるからです。

しかし「やり方よくわからない!」と頭を抱えている就活生も多いと思います。「自分史」は、どのように作ればいいのでしょうか?いったいどんなメリットがあるのでしょう?

今回は、自分史をつくるメリットや作成方法について解説していきます。

自分史を作って就活の自己分析に活かす方法を解説!
目次

就活における自分史

自分史という言葉は知っていても、それが何なのかわからない人も多いでしょう。自分史とはいったい、どんなものなのでしょうか?

自分史とは

自分史とは、自分のこれまでの人生を振り返るもの。生まれたときから今日まで、どんなことがあったのか、どんな人とかかわってきたのか、どんなことを考えていたのかなどをまとめたものです。自分史の作成は、自分の人生を時系列順に整理し、文章化していく作業です。

就活でなぜ「自分史」が役立つのか?

自分史を作成するには、これまでの自分の行動や考えをひとつひとつ振り返る必要があります。自分の行動やその時の感情を思い出し確認することで、自己理解が深まっていくのです。

自分自身を深く理解できていれば、就活のES作成や面接で説得力のある自己PRや主張をすることができます。

自分史を作るメリット

強みと弱みが明確になる

自分史を作るメリットの一つ目は、自分の強みと弱みがはっきりすることです。就活ではこの二つの自己理解は必須ですが、ただ「行動力がある」「短気」など漠然と思うだけでは不十分です。

「実際にあの時ああいう状況でこんな行動を起こしたから、自分には行動力がある」というように、しっかりした裏付けが必要なのです。自分史を作ることで、「小学校時代はここで、高校時代はここで行動力を発揮している」と、自分の強みや弱みを深く理解できるようになります。

やりたい仕事が明確になる

二つ目のメリットは、企業選びで迷わなくなることです。「やりたいことがわからない」「企業が多すぎて選べない」ということはありませんか?これまでの自分を客観視することで、「自分は何が好きなのか」「どんなことなら頑張れるのか」がわかってきます。

「この時も、あの時も、自分は表舞台に立つのではなく裏方に入る方が楽しかった」「一人でコツコツ進めた時より、みんなでチームワークを発揮した時の方が上手く出来た」など分析でき、それを活かした職業・企業選びができるんです。

自分の本質が明らかになる

三つ目のメリットは、新しい自分に気が付く・思い出せるということです。なんとなく自分 こういう人間だと思っているイメージは、誰にでもあると思います。しかし改めてきちんと自分を振り返ってみると、「リーダーには向いていないと思っていたが、そういえば小学校時代はよく班長に選ばれていたな」といったことを思い出すきっかけになるんです。

なんとなくのイメージだけで「この企業があっていそう」と判断すると、入社後のギャップが生まれやすくなります。自分の本質を理解したうえで選べば、そうしたミスマッチを未然に防ぐことができるでしょう。

自分史の作り方

ここからは、実際にどうやって自分史を作るのかについて解説していきます。

項目を書き込んでいく

まずは縦軸に、小学校時代、中学校時代、高校時代、大学時代と書きます。たくさん書けるように、スペースは広めにとっておきましょう。また、幼稚園や保育園のときのことをよく覚えていれば、それを足してもいいでしょう。

次に、横軸を書きます。楽しかったこと、つらかったこと、怒ったことなどの感情から、部活、勉強、友人関係、家族関係、趣味、将来の夢などが例として挙げられます。

横の項目は多ければ多いほど、より多角的な面から自己分析ができます。思いついたものはとりあえず書き留めておきましょう。

知りたいことに合わせて項目を追加していく

とくに自分が知りたいこと、自己分析を深めたいことがあれば、それに合わせて項目を足していきます。

【自分の得意なことが知りたい場合の項目】
・先生や親に褒められたこと
・表彰されたり賞をもらっとこと
・成績がよかった教科

【自分に合っていることや好きなことが知りたい場合の項目】
・感動したこと
・夢中になっていたこと
・好きだった教科
・嫌いだった教科

苦手だったことや嫌いだったことも項目に入れましょう。嫌いなことやしたくないことを知ることは、何がしたいかを知ることと同じくらい大切です。

過去のことを思い出す

縦軸の上から順に、項目に書き込んでいきます。すぐに思いつかないものはスキップして、まずは部活などの書きやすいところから埋めていきましょう。

長文で書くのが難しければ、一行、二行でも構いません。できればすべての項目を書きたいところですが、どうしても書けないところは飛ばして次に進みます。

「なぜ」を深める

ここが大切な作業です。埋めた項目について、「なぜ?」と自問自答し答えを深めていきます。理由を考えることで、自分のパーソナリティや考え方、ものの感じ方が鮮明にわかるんです。

例えば高校時代のうれしかったことの欄に「バスケ部で県大会に優勝したこと」と書いたとします。うれしかった理由が「毎日のつらい練習が報われたから」と考える人と「三年間同じチームで頑張ってきたメンバーと一緒に成果が出せたから」と考える人とでは、パーソナリティは全く異なりますよね。

趣味などの一見「なぜ?」と考えるのが難しそうなものでも、理由を考えてみてください。趣味が料理なら、「なぜ料理が好きなのか?」を考えれば、「誰かに自分の料理を食べさせたいから」「人の喜ぶ顔が見たいから」など、深めていけます。

自分史の完成度をさらにあげるには?

近しい人に見てもらう

自分で考えると自分と、人から見た自分というのは、かなり違いがあることも。親や兄弟、身近な友人に見てもらうと、新しい観点が生まれるかもしれません。

「あの時、あれを頑張っていたよね」「そういえば、こういう出来事がなかった?」など、自分でも忘れていた事実を思い出せることがあります。

テンプレートを活用する

自分史作りが苦手と感じる人は、テンプレートを活用しましょう。ネットで「自分史 テンプレート」と検索すると、ワードやエクセルなどのファイルをダウンロードできるサイトが見つかります。

マイクロソフトのオフィスを利用している人は、テンプレートの中に「自分史」のフォーマットがあるので利用してみるといいでしょう。

また、自分史を作るためのアプリも複数リリースされているので、一度色々なものを見てみて自分に使いやすそうなものを選んでください。

自分史をグラフにしてみる

自分史の分析を深めたいなら、自分史をモチベーショングラフにしてみましょう。自身の体験やその時の感情を、グラフにしていくという作業です。

グラフにしてみると、自分の好きなことや楽しかった経験がわかりやすくなります。グラフにその時感じたことなどを書き込んでいくとさらに深く自己分析ができるでしょう。

最後に

今回は自分史と就活についてご紹介しました。今まで自分史を作ったことがない就活生は、ぜひ一度試してみてください。これまでの人生を整理できるので、自分の新しい一面に気付けるかもしれません。きっと就活がこれまでより、ぐっとスムーズになりますよ。



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