面接で「ラフな格好」を指定されると何を着ればいいか悩んでしまいますよね。今回は、男女別の「ラフな格好」のポイントを、NG例と合わせてご紹介します。
- ・基本的にはオフィスカジュアルで問題なし
- ・男性の「ラフな格好」のポイント
- ├①ジャケット
- ├②シャツ
- ├③スラックス
- └④革靴
- ・女性の「ラフな格好」のポイント
- ├①ジャケット
- ├②シャツ・ブラウス
- ├③スカート・パンツ
- └④パンプス
- ・就活NGファッション
- ├①色付きのシャツ
- ├②カジュアルなTシャツ
- ├③パーカー
- ├④デニム・ハーフパンツ
- ├⑤スニーカー・サンダル
- ├⑥露出の多い服
- └⑦派手なデザインの服
- ・「何着ればいいの?」迷う服装指定
- ├①服装自由・私服可
- ├②私服
- ├③クールビズ
- └④そもそも服装指定がない場合
- ・【まとめ】清潔感を意識して身だしなみを整えよう
基本的にはオフィスカジュアルで問題なし
面接で「ラフな格好」を指定されたら、基本的にはオフィスカジュアルで問題ありません。「ラフな格好」といっても、パーカーやジャージはNGです。就活中は、あくまでもビジネスの場にふさわしい服装を心がけましょう。
迷うからといってスーツを着る人もいるかもしれませんが、基本的には企業が指定した服装に従いましょう。スーツ以外の服装を指定された時にも対応できるよう、オフィスカジュアルのアイテムを揃えておくことをおすすめします。
男性の「ラフな格好」のポイント
①ジャケット
ネイビーやグレーといった、落ち着いた色のジャケットを選びましょう。ジャケットは裾や丈が長すぎるとだらしない印象になってしまいますし、短すぎても違和感があります。試着して、ジャストサイズのものを選びましょう。
襟のないジャケットもありますが、場合によってはカジュアルすぎる印象になってしまいます。様々なシーンに対応できるように、襟付きのものを持っておくと便利です。
②シャツ
シャツは、白地のものを選ぶのが無難です。白地のシャツは、顔まわりを明るく見せてくれるので、Web面接でも活躍します。オフィスカジュアルの場合は、白地に薄いストライプ柄のものでもOKです。爽やかな印象のものを身につけましょう。
③スラックス
スラックスは、黒やネイビー、グレーなど、落ち着いた色のものを選びましょう。ジャケットの色や素材との相性を考えて選ぶことが重要です。
また、「センタープレス」といって、中央に1本の折り目があるスラックスは、きちんとした印象になります。スーツ以外のどんな服装指定にも対応できるため、センタープレスのスラックスは1本持っておくことをおすすめします。
④革靴
「ラフな格好」と指定されていても、靴は革靴がおすすめです。オフィスカジュアルの革靴を持っていない方は、リクルートスーツに合わせるものでも問題ありませんが、コーディネートとして違和感がないようにしましょう。
落ち着いた色のスラックスに合わせる分には問題ありませんが、カジュアルなチノパンとはあまり相性がよくありません。必要な場合は、オフィスカジュアル用の革靴も持っておくと良いでしょう。
女性の「ラフな格好」のポイント
①ジャケット
ジャケットは、ネイビーや落ち着きのあるグレーなどベーシックな色を選びましょう。または、ベージュや明るめのグレーなど、明るいトーンの色のものを選ぶと女性らしい印象を与えることができます。オフィスカジュアルのセットは、スーツを取り扱う洋服店にもあるので、自分に合ったものを探してみましょう。
②シャツ・ブラウス
シャツやブラウスは、襟付きのものでなくても構いません。白や、明るめのパステルカラーのものを選ぶと、顔まわりが明るく見えます。色物がNGの場合もあるので、オフィスカジュアルのシャツやブラウスは、白のものを1着は持っておくことをおすすめします。シフォン素材や、とろみのある素材のブラウスは、柔らかく、女性らしい印象になります。
③スカート・パンツ
「ラフな格好」と指定されたら、スカートでもパンツでもどちらでも構いません。「動きやすい服装」と指定された場合は、パンツを選ぶことをおすすめします。スカートは、膝丈くらいのものを選びましょう。膝上だと露出が多くなってしまいますし、長すぎるとカジュアルな印象になってしまいます。
スカート・パンツの色は、どんなシーンにも対応できるよう、落ち着きがあり、ジャケットの色と相性のいいものを選びましょう。
④パンプス
パンプスは、オフィスカジュアル用に買い足さなくても、スーツ着用の際に履いているもので構いません。新しく購入する際は、黒やグレー、ベージュなどの落ち着いた色のものを選びましょう。ストラップはついていてもついていなくても構いません。ヒールは3〜6cmくらいのものを選びましょう。
就活NGファッション
①色付きのシャツ
色付きのシャツは、派手な印象になってしまうためNGです。就活のオフィスカジュアルでは、白、黒、ネイビー、グレー、ベージュなどのベーシックな色のアイテムを選びましょう。
②カジュアルなTシャツ
ジャケットの下に着るインナーに、カジュアルなTシャツを選ぶのはNGです。「ラフな格好」という服装指定であっても、ビジネスシーンに対応できるようなシャツやブラウスを着用しましょう。
③パーカー
「ラフな格好」と言われてパーカーをイメージする人は多いかもしれませんが、就活ではもちろんNGです。フードの有無にかかわらず、カジュアルなスウェット生地のトップスは就活には相応しくありません。
④デニム・ハーフパンツ
デニムやハーフパンツはカジュアルすぎるためNGです。スカートも、デニム素材のものは避けましょう。オフィスカジュアルのアイテムは、素材によっても印象が大きく変わるため、慎重に選ぶ必要があります。
⑤スニーカー・サンダル
スニーカー・サンダルともにNGです。靴は、基本的にはスーツ着用の際に履くもので構いません。オフィスカジュアルの服と靴の色合いなどの相性が悪い場合は、新しく革靴か、パンプスを購入すると良いでしょう。
⑥露出の多い服
特に女性が注意したいのが、露出の多さです。ブラウスの胸元の開き具合や透け、スカート丈などは自分でも気づかないことがあります。必ず試着して確認しましょう。
⑦派手なデザインの服
大きなロゴや柄が入っていたり、派手な色味の服などは全てNGです。「ラフな格好」だからといって、あまりにも普段着らしいアイテムを選ばないようにしましょう。
「何着ればいいの?」迷う服装指定
①服装自由・私服可
「服装自由」「私服可」とされている場合は、スーツまたはオフィスカジュアルを選びましょう。
②私服
「私服」と指定されている場合は、今回の「ラフな格好」と同じようにオフィスカジュアルを選びましょう。
③クールビズ
「クールビズ」と指定されると多くの就活生が悩むかもしれません。この場合は、ジャケット・ネクタイなしでスーツを着用しましょう。
④そもそも服装指定がない場合
そもそも服装に関して何も言及されていない場合は、企業に直接問い合わせるか、スーツを着用しましょう。
【まとめ】清潔感を意識して身だしなみを整えよう
面接で「ラフな格好」を指定されたら、オフィスカジュアルを選びましょう。ベーシックな色のアイテムを合わせ、清潔感を意識したコーディネートにするのがポイントです。
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