就活には沢山のマナーがあり、身だしなみに関しても気をつけるべきポイントが多数あります。面接試験の際に持っていくカバンも、なるべくビジネスシーンで使える専用のものを用意するべきですが、もしカバンの用意を忘れてしまっていた場合はどうすればいいのでしょうか。そんな時の対処法を、代用として面接に持っていけるカバンの特徴と合わせて紹介していますので、ぜひ参考にしてください。
- ・面接用のカバンがないときの対処法
- ├条件を満たしているカバンがあれば代用する
- ├すぐ購入できる店があるか探してみる
- ├PCケースをカバン代わりにする
- └人から借りる
- ・代用できるカバンの特徴
- ├落ち着いた色
- ├A4の書類を折らずに収納できる
- ├ビジネスシーン向けのデザイン
- └できれば自立するタイプを選ぶ
- ・最後に
面接用のカバンがないときの対処法
面接に持っていけるカバンがないというときにも、対処する方法はいくつかあります。焦ることなく、落ち着いて状況を判断して実行できそうな対処法がないか確認しましょう。
条件を満たしているカバンがあれば代用する
まずは手持ちのカバンで、面接に持って行けるものがないか確認しましょう。就活に使うカバンはスーツと比べるとそこまで条件が多くないので、手持ちのカバンで間に合うケースも少なくありません。代用できるカバンの特徴は後の項目で紹介しているため、それを参照しながら条件を満たすカバンがないか確認してください。
すぐ購入できる店があるか探してみる
面接用のカバンがないことに気づいたタイミングによっては、すぐに購入することで面接に間に合わせることも可能です。24時間営業のドン・キホーテでもビジネス向けカバンの取り扱いがありますし、自宅近くにカバンを売っている店舗があるなら営業時間中に買いに行ける場合もあります。
通販サイトの即日発送サービスの利用もおすすめです。時間指定便を使ってできるだけ早いタイミングで荷物が着くようにすれば、注文した日の翌朝や、早ければその日のうちに荷物を受け取れます。しかし通販では商品の実物を見ることができないので、サイズや丈夫さなどは商品レビューをしっかり確認して買うようにしてください。
PCケースをカバン代わりにする
就活をしている方ならPCケースはほとんどの人が持っているでしょう。これを面接用カバンの代わりにするのも1つの対処法です。形としては取っ手がついていて、サイズはA4クリアファイルが入る程度のものが望ましいです。デザインとしては黒やネイビー等の落ち着いた色を基調とした、シンプルなものであればいいです。
緊急の場合にはPCケースでも代用可能とはいえ、やはり面接にはしっかりとしたカバンを持っていくのがベストです。誰でも改善できる身だしなみに関する問題で他の就活生に差を付けられてしまわないよう、PCケースとは別に面接用のカバンを用意しましょう。
人から借りる
家族や知人から面接用カバンを借りるのも一つの手です。カバンは靴や服とは違いサイズの問題が発生しづらいので、基本的に人の物でも使用できます。
面接は基本的に数時間で完結するので借りる期間も1日で充分です。カバンを借りる相手にかける負担を最小限にするためにも、なるべく早く自分用のカバンを用意して借りたものは速やかに相手に返却しましょう。
代用できるカバンの特徴
面接用のカバンがないときの代用カバンは、どんな条件を満たしている必要があるのでしょうか。この項目では抑えるべきポイントをまとめています。代用品を探す時だけでなく、面接用カバンを購入する際の参考にもなるので、しっかり確認してください。
落ち着いた色
面接用のカバンに相応しい色は黒、ネイビー、グレー、こげ茶などの落ち着いた色合いです。必ずしも一色である必要はありませんが、色数は2色程度に抑え、どちらの色も落ち着いたものであることが望ましいです。
A4の書類を折らずに収納できる
面接会場で資料や書類が配布される場合があります。こういった書類のサイズは、基本的にA4サイズですので、カバンもA4サイズの書類を折らずに収納できるものを選ぶとスマートです。
入社後も書類の扱いは重要視されるポイントなので、面接の時から丁寧に扱えることをアピールしましょう。綺麗に保管できるように、A4サイズが入るクリアファイルも持っていくことをおすすめします。
ビジネスシーン向けのデザイン
カバンの色に加え、形や柄もビジネスシーン向けのカバンを選びましょう。リュックサックやキャンバス生地などのカジュアルなカバンは、ビジネスシーンには適していないので避けてください。タイプとしては、ブリーフケース、ドクターズバッグなどと呼ばれるカバンが無難です。
柄はなるべくシンプルなものを選ぶと失敗が起きづらいです。無地ならもちろん問題ありませんし、主張が強すぎなければ細いストライプ柄やワンポイントのロゴなどがあっても差し支えないです。
できれば自立するタイプを選ぶ
面接に持っていくならば自立するカバンを選ぶことをおすすめします。面接の際はカバンを床に置くことが多く、その際カバンが自立していれば、倒れているよりもスマートな印象を与えられます。
必ずしも満たすべき条件ではないですが、面接用のカバンを用意する際にはぜひ気をつけたいポイントです。カバンを自立させやすくする方法として、バッグボーンと呼ばれるカバン補強グッズを使ったり、小型のブックエンドを中に入れたりするなどの対処法があるので、カバンが自立するよう、できる限りの工夫をしてみてください。
最後に
面接に臨む際には沢山の準備が必要なので、カバンについて忘れてしまうのも無理はありません。もしそんな状況に陥った場合にもこの記事で紹介したような対処法があるので、焦ることなく落ち着いて対応し、面接本番をベストな状態で迎えられるようにしましょう。
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