リース業界は就活生に人気の高い金融業界の一端を担っており、1つの企業に多くの応募者からエントリーシートが提出されます。
それだけ多数のエントリーシートの中で「この人は面白そう」「面接で会ってみたい」と感じてもらう志望動機を書くには、ポイントを押さえて効果的に書くことが大切です。
そこで今回は、リース業界の志望動機の書き方のポイントを解説します。志望動機の例文もご紹介しますので、ぜひご覧ください。
- ・リース業界とは?
- ├リース業界の仕事内容
- └方法による分類
- ・リース業界の魅力・やりがい
- ├様々な業界に関わることができる
- ├多くの企業や人を支える仕事ができる
- └グローバルな環境で働くことができる
- ・リース業界の志望動機の書き方
- ├リース業界を志望する理由を示す
- ├この企業に入社したい理由をまとめる
- └入社後にどう活躍するかをアピールする
- ・リース業界の志望動機の例文
- ├例文1
- └例文2
- ・リース業界の志望動機作成に役立つ対策
- ├業界研究
- ├OB・OG訪問をする
- └インターンシップに参加する
- ・最後に
リース業界とは?
リース業界の仕事内容
「リース」とは企業に対して設備を貸し出すサービスを指します。そして、リースには2つの機能があります。
■金融機能:リース会社が企業の設備購入に必要となる費用を受け持つことで、企業はその分の資金を別の事業等に活用できます。
■サービス機能:企業が設備を所有する際には、会計処理や損害賠償保険加入など様々な事務手続きが必要となります。一方、リース会社から設備を借りることで、これらの手続きに手間をかける必要がなくなります。
方法による分類
リースは方法によって、次の2種類に分類できます。
■オペレーティングリース:契約期間中、企業がリース料を支払うことで設備を借りるサービスのこと。私たちの身近にあるレンタルサービスと同様の仕組みとなっています。
■ファイナンスリース:リース会社が購入した設備を企業に貸し出し、購入費用と利息を貸し出している期間に返済してもらうサービスとなっています。リースという名前は付いていますが、ローンでの購入と似た取引となっています。
リース業界の魅力・やりがい
様々な業界に関わることができる
リース業界では、様々な企業と取引を行うため、幅広い業界と接点を持つことができます。取引先が固定化されていないので、様々な企業の経営者と関わるチャンスがあるのがリース業界の大きな魅力です。
多様な業界を知りたい、多くの企業と関わりたい、という好奇心が旺盛な人に向いている業界です。志望動機作成でもリース業界の多様性に魅力を感じたと書く就活生は非常に多いです。
多くの企業や人を支える仕事ができる
リース業界の仕事は、多くの企業の経営を支えています。企業の力になっている、企業を影で支えているという実感は仕事をする上で大きなやりがいとなるでしょう。
グローバルな環境で働くことができる
今後の見通しとして、多くのリース業界企業の海外進出が増えていくことが予測されます。事業をグローバルに展開していくことが主流となるため、グローバルな環境で働きたいと考えている方には魅力的な職場となるはずです。
リース業界の志望動機の書き方
リース業界を志望する理由を示す
リース業界の志望動機を書く際には、まず「なぜ、リース業界を志望するのか」を示しましょう。世の中にはたくさんの業界があります。その中で「なぜ、リース業界を志望するのか」という理由がなければ、採用担当者は「どこでもいいのでは?」と感じ、志望動機に納得できません。
先ほどご紹介したリース業界ならではの魅力を踏まえて、「様々な業界の人とつながりたい」「企業の経営を支えたい」など理由をまとめてみましょう。
この企業に入社したい理由をまとめる
リース業界を志望した理由を書いたら、次は「なぜ、この企業を志望するのか」をまとめます。同じリース業界でも様々な企業があり、事業内容・経営方針・社風は異なります。
そのため、会社説明会や企業ホームページなどを活用して、志望企業の特徴や強みを理解し、「この企業だからこそ入社したい」「この企業だからこそ実現できることがある」とアピールするようにしましょう。
入社後にどう活躍するかをアピールする
入社後にどのように活躍するかをアピールすることも大切です。企業で入社後に活躍する自分を伝えるには、企業が取り組んでいる事業や求めている人材を十分に理解している必要があります。
経営理念や新卒採用ページを確認すると共に、OB・OG訪問やインターンシップなど実際に働く社員と触れ合う機会を上手に活用し、自分が働く姿をより具体的にイメージできるようになりましょう。
リース業界の志望動機の例文
例文1
私は中小企業を支える力になりたいと思い、リース業界を志望いたしました。私の父は経営者をしているのですが、リース会社から設備を借りることで、新たな事業に挑戦し、企業の規模を拡大できました。
その時に喜んでいる父の姿、そしてその姿を見た時の私自身の嬉しい気持ちは今も心に残っており、私のリース会社に勤めたいと考えるようになりました。地域の中小企業とのつながりを大切にする貴社であれば、私の理想とする働き方を実現できると考えています。
例文2
私は海外の企業とつながりを持った仕事をしたいと考え、幅広い業界と接点が持てるリース業界を志望しました。私は大学時代にバックパッカーとして世界を巡り、日本とは異なる多様な文化や人と接する楽しさを強く感じ、グローバルに活躍できる企業に就職したいと考えるようになりました。
特に海外展開を目指している貴社で、これまで習得してきた語学力やコミュニケーション能力を生かし、海外展開に注力している貴社の一員として貢献したいと考えています。
リース業界の志望動機作成に役立つ対策
業界研究
リース業界の志望動機作成では、「なぜこの企業なのか」ということが明確になっているかどうかが重要になってきます。ES(エントリーシート)や面接でも必ず聞かれる質問なので、しっかりとした回答ができるよう準備しておきましょう。
その企業を選んだ理由を明確にするには、やはり企業研究が欠かせません。事業内容をしっかり調べて、企業の特徴や強みを掴みましょう。志望企業だけでなくライバル企業についても調べることで、企業の特徴がわかりやすくなります。
OB・OG訪問をする
リース業界の仕事は学生にとってはイメージしづらいと思います。実際にどんな仕事があるのか、どんなやりがいがあるのかは、OB・OG訪問をして先輩に聞いてみるのがいいでしょう。
実際にリース業界で働いている先輩なら、仕事の魅力や大変さを十分わかっています。リース業界といっても企業や職種によって仕事のやりがいや魅力は違うので、できるだけ多くの企業や職種でOB・OG訪問をするのがおすすめです。
インターンシップに参加する
志望動機作成のためにリース業界についての情報を得るなら、リース業界の企業が実施するインターンシップに参加するのが一番です。リース業界のインターン内容は、リース業界についてや企業の事業内容について説明を受けられることが多いので、業界や企業について理解を深めることができます。
リース業界のインターンシップでは、グループワークがあるケースも多いです。課題解決のテーマが与えられるなど、リース業界の仕事を疑似体験できるので、仕事の面白さややりがいを感じることもできるでしょう。
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最後に
リース業界の志望動機を書くためには、リース業界の仕事内容や魅力、また各企業の特徴を十分に理解しなければなりません。まずは業界研究本を活用して、リース業界についての理解を深めてみましょう。会社説明会を利用して業界に関する説明を受けるのも1つの方法です。
志望動機は慣れるまでうまく書けないかもしれません。難しいと感じたら1人で悩まず、キャリアセンターを利用してみましょう。アドバイスを受けることで書き方のコツを掴めるはずです。
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