総合職と一般職、地域総合職の違いって?

就職活動をしていると、会社の募集職種欄に「総合職」「一般職」「地域総合職」(または「エリア総合職」)と書かれているのを見かけます。
中には職種別採用は行っていない・・と書かれていることも。これが一体どういうことなのか、ピンと来ないという就活生も多いことと思います。

今回はそれぞれの特色や違いを説明していきましょう!

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総合職とは

総合職とは、将来管理職に昇進し会社の重役を担う人物になることを期待されている職種のことです。
そのためには様々な経験を積まなくてはいけないので、各部署を異動したり転勤したりすることもあります。
異動や転勤の頻度は会社によって大きく異なりますので、必ずチェックしておくようにしましょう。
営業・人事・企画など、希望していた部署へ配属されないことも珍しくないので、それを理解した上で就職活動を行うようにしましょう。

女性で総合職を目指すことは珍しく思われることもありますが、それは家庭や育児の面を考慮すると、将来的に長く続けられる人が少ないためです。会社によっては全国転勤が伴う場合がありますので、結婚後のことを考えるとなかなか踏み切れない部分もありますよね。
勿論、産休や育休、福利厚生の面が手厚く整っている会社であれば、育児等と両立しながら総合職から幹部への道を目指すことも可能です。近年では女性の社会進出に伴い、育児等の両立をしながらキャリアアップを狙えるような制度の会社も増えています。可能ならOB・OGの方へ直接話を伺い、生の声も参考に女性の働き方を支援してくれる会社を探してみると良いでしょう。

給与面

一般職・地域総合職と比較すると年収は最も高くなります。
会社によりますが、5年目社員で比較すると100万円の差が生まれることも。生涯賃金も大きく変わってきます。
それに比例し仕事の量や内容、プレッシャーは重く・大変になります。休日出勤が必要になる場合もありますし、退社後も休日もメールチェックくらいは常に必要であるなど仕事中心の生活を求められることも少なくありません。

一般職とは

主に一般職では事務的な仕事を任されます。
決まった仕事内容、補助的仕事内容が多く、総合職と比べると昇給や昇進、待遇面において劣るという一面があります。そして、引っ越しが必要になるような転勤や部署の異動はありません。
大きな責任が伴うような業務は少なく、定時で上がれる場合が多いので、ワークライフバランスも大切にしたい女性から高い人気があります。

仕事内容としては補佐やアシスタント的立ち位置ですが、それでも企業にとってなくてはならない重要な役割です。例えば銀行であれば総合職社員が法人向けの外回りの営業に出て、一般職社員が窓口や書類作成を担当する等の役割分担が見られます。一般職に任される業務内容は会社によって異なるので、入社後のミスマッチを防ぐために下調べを入念に行っておきましょう。

募集枠は総合職の方が多く、一般職の方が少ない場合もあるので、一般職だから簡単に入社できるという認識は誤りです。
またメガバンクや金融系は、一般職でも入社後に試験が度々行われます。働きながら勉学に勤しむ必要もあるので、休日も勉強時間を確保しなくてはいけないなど、険しい道であることは覚悟しておかなくてはなりません。

一般職から総合職へ変更することができる企業は比較的存在しますので、後からやはり総合職がやりたい!となった場合は、ぜひ上司や人事へ相談してみるようにしましょう。

給与面

総合職、エリア総合職と比べると年収は少なくなりますが、自分自身のライフスタイルを大切にできるというメリットがあります。
昇給や昇進はあまり望めませんが、仕事を選択する基準は給与面だけではないはず。
自身に合った働き方を選択できるといいですね。

地域総合職とは

大手企業によく見られる地域総合職は、別名「エリア総合職」ともいいます。
仕事内容は求められる成果は総合職とほぼ同等で、役職がつき、出世できるが転勤は無いという条件となっています。
全国転勤は将来家庭を持つことを考えると難しい、そんな女性の方も働きやすく、一般職に比べると任される責任も重くやりがいが大きい、また給与面も一般職よりは良い、というメリットがあります。しかし自由に転勤できる総合職と比較すると任される仕事の種類は減ってしまいがちというのが実態で、総合職と一般職の中間のような立ち位置です。
会社の重役になるべくバリバリ働きたい方には物足りないかもしれませんが、転勤はしたくないけれど総合職をしたい、という方にはぴったりの働き方といえます。
また、総合職か一般職か選べないという方にもお勧めですね。

給与面

総合職と一般職の中間の立場が地域総合職です。
総合職に比べると給与は下がりますが、一般職と比較すれば昇給や昇進も望めます。
しかしエリア総合職の出世の道は狭き門でもあります。
やはり仕事内容に応じて良いお給料が欲しい、という場合は、総合職を選択した方が良いでしょう。

就職活動での対策

総合職

会社としては、将来的に成長し幹部として会社を支えられる人物を育てたいという思いがあります。そのため、人柄や熱意から、長く働いてくれて将来伸びしろのある人物かどうかを判断されます。仕事への熱意、転勤やプレッシャーも受け入れる覚悟があることを伝えましょう。

一般職

事務処理能力や窓口なら人当たりの良さなども見られます。入社後に簿記やMOS、また業種によってIT系の資格など取得する必要性が出てきたりもするので、時間のある学生のうちに勉強しておくことも良いですね。
大手総合商社などの場合は、語学ができると一目置かれたり、仕事の幅が広がったりもします。TOEICで高得点を目指しておいて、損はありません。

地域総合職

総合職と同じようにプレッシャーのある仕事をこなす熱意があることをアピールしましょう。転勤がないため一般職に近い部分もありますが、例えば「縁の下のチカラ持ちになりたい」、「細かな作業が得意」といった一般職向けの志望動機や自己PRはあまり向いていません。
あくまでも総合職と同等の仕事がしたいけれど地域に密着していたい、といったアプローチが効果的です。

まとめ

以上、総合職、一般職、地域総合職についてご紹介しました。

総合職は転勤地も部署も選ばず、仕事に大きな責任とプレッシャーを持って高収入を得たい人向き。
一般職は年収は重視せずプライベートと両立させたい、という方に向いていますね。しかし総合職と比べると狭き門でもあります。
地域総合職は、総合職と一般職の良いとこどりです。けれど仕事内容は総合職と変わらないのに給与は少ない、という面もあります。

どれもそれぞれの特徴がありますので、ぜひ将来を見据え、自分に合った働き方を考えてみてください。


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