システムコンサルタント・ITコンサルタントの業務内容や他のコンサルとの違いは?

就活生に人気のあるコンサル業界ですが、「システムコンサルタント」や「ITコンサルタント」と聞いてもイメージが湧かない方も多いのではないでしょうか?

今回は、わかりづらいシステムコンサルタント・ITコンサルタントの仕事内容や、その仕事ならではのやりがいや面白さについてお伝えします。

システムコンサルタント・ITコンサルタントの業務内容や他のコンサルとの違いは?
目次

システムコンサルタント・ITコンサルタントと他のコンサルタントとの違い

コンサルタントとは

コンサルタントの仕事は、クライアントの抱える問題を明確にし、課題解決を行うことです。調査をし立てた戦略をクライアントに提案したり、実際に戦略を実行するための支援をします。

一口にコンサルタントといっても、世の中には様々なコンサルタントが存在します。 ここでは、システムコンサルタント・ITコンサルタントと他のコンサルタントとの違いとはどんな点なのでしょう?

システムコンサルタント・ITコンサルタントとは

システムコンサルタント、ITコンサルタントは、システム・ITに関連したコンサルを専門とし、システムやITを活用して、業務の効率化や最適化などを行います。

その他のコンサルタント

クライアントの課題解決をサポートするコンサルタントは、その専門性によって大きく5つに分類されます。

①経営コンサルタント
経営コンサルタントは、企業の経営戦略全般をカバーします。経営の問題点を解決したり、企業をより大きくするための成長戦略を立てることもあります。

②戦略コンサルタント
戦略コンサルタントは、主に新規事業の立ち上げサポートや、企業の事業計画に対するアドバイスなどをします。

③システムコンサルタント・ITコンサルタント
システムコンサルタント、ITコンサルタントは、システム・ITに関連したコンサルを専門とします。システムやITを活用して、業務の効率化や最適化などを行います。

④人事コンサルタント
人事コンサルタントは、企業の人事戦略や採用活動・採用方針などを扱います。

⑤財務コンサルタント
財務コンサルタントは、企業の財務情報を扱う財務コンサルタントなどもあります。

システムコンサルタント・ITコンサルタントの働き方(プロジェクト期間、勤務場所)

システムコンサルタント・ITコンサルタントと他のコンサルタントでは、働き方に違いがあります。

働き方

【一般のコンサルタントの働き方】
コンサルタントはクライアント毎・課題毎に「プロジェクト」と呼ばれる体制を組成し、課題解決にあたります。

一般的に調査~戦略立案・提案までをメインで行う経営コンサルタントや戦略コンサルタントは、プロジェクト期間が2~4カ月程度と短い傾向にあります。

【システムコンサルタント・ITコンサルタントの働き方】
一方、システムコンサルタント・ITコンサルタントが関与するプロジェクトは、数カ月で終わるものから、2-3年をかけて実行する、中長期的なプロジェクトもあります。

勤務場所

【一般のコンサルタントの勤務場所】
また勤務場所について言えば、経営コンサルタントや戦略コンサルタントは主に自社で勤務し、必要時にクライアント企業を訪問する形をとります。

【システムコンサルタント・ITコンサルタントの勤務場所】
一方、システムコンサルタント・ITコンサルタントは、頻繁にクライアントとの打ち合わせが必要となるため、クライアント企業に常駐して仕事をすることが多くなるでしょう。

このように、システムコンサルタント・ITコンサルタントとその他のコンサルタントとでは、働き方(プロジェクト期間、勤務場所)に違いがあります。

システムコンサルタント・ITコンサルタントの仕事内容

コンサルタントの仕事は、クライアントの抱える問題を明確にし、課題解決を行うことですが、ここではシステムコンサルタント・ITコンサルタントの具体的な仕事内容をご紹介します。

主な仕事内容

システムコンサルタント・ITコンサルタントはシステムやITを武器としてクライアントの課題解決をサポートします。その仕事内容は大きく3つに分けられます。

①経営戦略に基づくIT戦略の策定
(例)企業の合併に伴い、IT戦略(新会社のシステム・ITがどうあるべきか等)を策定する

②IT戦略に基づく各業務領域(CRM、SCM、HCM等)のIT企画の立案
(例)各業務領域の課題を解決するため、システム・ITを活用した解決策と進め方を策定する
※CRM:Customer Relationship Management、SCM:Supply Chain Management、HCM:Human Capital Management

③IT企画の推進・実行
(例)新システム導入のプロジェクトが、スケジュール通り、予算通りに進むようプロジェクトのマネジメントをする

SEとの違い

SEとシステムコンサルタント・ITコンサルタントはその役割や仕事内容に違いがあります。

SEは主に「要件に沿って正確にシステムを開発する」ことが役割として求められるのに対し、システムコンサルタント・ITコンサルタントは「顧客ニーズや業務を理解した上で必要な調整を行い、最終的にシステムやITを通じて企業の課題を解決する」ところまでが求められます。

また、SEの仕事は実際にプログラムを書いてシステムを構築し、納品する業務がメインなのに対し、システムコンサルタント・ITコンサルタントはシステムの設計・構築に入る前までの議論をした上で、IT化の具体像を描きます。

さらに、IT化が滞りなく進むようプロジェクトの進行をマネジメントする仕事も、システムコンサルタント・ITコンサルタントの仕事の1つです。

システムコンサルタント・ITコンサルタントの魅力

システムコンサルタント・ITコンサルタントの魅力について解説します。

最新の知識を身につけられる

様々な業界・業種のクライアントと関わるため、多様な知識や経験が身につけることが可能です。常に最新のITソリューションに触れることができるため、知識をブラッシュアップしていけるのも魅力のひとつです。

クライアント企業を取り巻くビジネス環境、多様な課題、業務フローといった一見バラバラに見える情報を関連付けて、戦略や企画を立案するため、知的欲求を満たすことができます。

クライアントの力になることで達成感を感じられる

クライアント先に常駐する勤務形態をとることも多く、クライアントと近い距離で仕事をすることができます。問題を解決したり状況を改善したり、クライアントの力になることはやりがいにつながるでしょう。

特に「クライアントと二人三脚でプロジェクトを成功させたい」「戦略の立案・提案だけでなく、実行まで携わりたい」「最新のITソリューションに触れたい」などの思いを持った人には適した仕事です。

代表的な会社

システムコンサルティング・ITコンサルティングサービスを提供している、代表的な会社を一部ご紹介します。

近年、システムやITのニーズが高まっており、様々なコンサルティング会社でシステムコンサルティング・ITコンサルティングのサービスを提供しています。

・アクセンチュア
・デロイトトーマツコンサルティング
・アビームコンサルティング
・ベイカレントコンサルティング
・日立コンサルティング
・フューチャーアーキテクト
・日本IBM
・野村総合研究所(NRI)
・PwCコンサルティング
・スカイライトコンサルティング

それぞれの企業の特徴を調べて、自分に合った企業を探してみてください。

システムコンサルタント・ITコンサルタントになるには

ではシステムコンサルタント・ITコンサルタントを目指す就活生は、どんな対策ができるのでしょうか?

資格を取得する

システムコンサルタント・ITコンサルタントになるために、必須の資格はとくにありません。取得しておくと役立つ資格は次のようなものがあります。

【システムコンサルタントに関連する資格】
・システムアナリスト
・システム監査技術者
・中小企業診断士
・アプリケーションエンジニア
・テクニカルエンジニア

【ITコンサルタントに関連する資格】
・ITストラテジスト
・ITコーディネータ
・中小企業診断士

インターンシップに参加する

システムコンサルタント・ITコンサルタントと言っても、企業によって仕事の幅や進め方は違うことが多いです。外資系企業と日系企業では、社風や文化もかなり異なります。

気になる企業が複数ある場合は、インターンプログラムに参加して実際に企業の雰囲気を体感してみるのがおすすめです。

1日や数日の短期インターンもたくさんあるので、積極的に参加してみてください。

最後に

いかがでしたか?今回は、わかりづらいシステムコンサルタント・ITコンサルタントの仕事内容や、その仕事ならではのやりがいや面白さについてご紹介しました。

インターンに参加すれば、さらに仕事内容の理解が深まるはずです。また、実際に社員と接することで、会社毎の雰囲気を感じることもできます。気になる企業があればぜひインターンに参加してみてください!


facebookでシェアtwitterでシェアこのエントリーをはてなブックマークに追加
大学生おすすめコンテンツ