就活に使う革靴の選び方は?選び方と注意すべきポイントを解説!

男女共に、就職活動ではスーツとともに革靴が必須アイテムですよね。しかし、これまでに革靴を買ったことがない場合、その選び方に悩んでしまうこともあると思います。そこで今回は就職活動でおすすめの革靴の選び方と注意すべきポイント、そしてお手入れの方法を徹底解説していきます。

就活に使う革靴の選び方は?選び方と注意すべきポイントを解説!
目次
  • 就活の靴はどんなタイプを選べばいい?
  • ├基本は男女共に「黒」の「革靴」がベスト
  • ├男性の場合は紐タイプを選んで
  • └女性はかかとまで覆われているヒールのあるものを
  • 就活で避けるべきNGな靴は?
  • ├男性はなるべく装飾のないタイプを選んで
  • ├女性は高すぎるヒールは避ける
  • └サイズが合っていない靴もダメ!
  • 就活で使う靴はどこで買うのがいい?
  • ├就活用の靴はスーツと一緒に購入するのがおすすめ
  • ├通販ではなく試着してから購入しよう
  • └合わないものを履いていると靴ずれを起こすことも
  • 購入後のお手入れも大切
  • ├使用後は必ず汚れを落として
  • ├艶出しスポンジも同時に購入するのがおすすめ
  • ├女性の場合はかかとがコツコツならないようにこまめにチェック
  • └靴は2〜3足あると安心
  • 最後に

就活の靴はどんなタイプを選べばいい?

基本は男女共に「黒」の「革靴」がベスト

男女に共通して言えることですが、革靴の色は基本的に「黒」を選ぶようにしましょう。社会人の方の革靴を見ると、茶色を着用している人もいますし、女性の場合パンプスにもベージュなどさまざまな色のものが販売されています。

しかし、黒いスーツを着用する場合、黒以外の革靴を選んでしまうと足元だけ悪目立ちしてしまうこともあります。

男性の場合は紐タイプを選んで

男性の場合、正面で紐で結ぶタイプのものを選ぶようにします。さらに、つま先の部分が『ストレートチップ』もしくは、『プレーントゥ』のものを選びましょう。冠婚葬祭でも着用できるフォーマルなものになります。

リクルートスーツに合わせる靴の素材は、牛革などの天然皮革が定番です。スエードやエナメルなどの素材はカジュアルで派手な印象を与えるので避けましょう。

雨の日のことを考えると、撥水加工されている靴が安心です。撥水加工がされていない場合は、防水スプレーをこまめにしておくといいでしょう。

女性はかかとまで覆われているヒールのあるものを

女性の場合には、シンプルなパンプス、もしくはストラップつきのパンプスを選びましょう。この時注意したいのは必ずかかとまで覆われているものを選ぶこと、そして3センチ~5センチ程度のヒールのあるものを選ぶことです。
パンプスの素材は本革、または合皮のものを選ぶのが定番です。エナメルやサテン地など光沢があるものは、就活用の靴としては違和感があるので避けましょう。

就活で避けるべきNGな靴は?

男性はなるべく装飾のないタイプを選んで

男性の場合、バックルのようなものがついているタイプもありますが、これはあまりおすすめできません。また、金具やタッセルがついているものも就活用としてはふさわしくないです。

つま先が細長くなっている「ロングノーズ」タイプの靴もおしゃれで人気ですが、就活で使うなら避けたほうが無難です。

女性は高すぎるヒールは避ける

女性の場合には、ヒールが高すぎるパンプスは選ばない方がいいでしょう。かかとがないミュールタイプも、就活だけでなくビジネスの場には相応しくありません。

ヒールに慣れていない人は少しでも楽なウェッジソールやローファーを選びたくなるかもしれませんが、どちらも就活には不向きです。

ヒールが苦手な人は、なるべく低くて太めのヒールの靴を選ぶのがいいでしょう。安定しているので歩きやすく、足が疲れにくいです。

サイズが合っていない靴もダメ!

気を付けるべきポイントは選ぶ革靴のタイプだけではありません。サイズが自分の足にしっかりと合っているかも印象を左右することになりますので注意が必要です。

あまりにもサイズが合っていないものを着用すると、歩き方がおかしくなることもありますし、「もしかして準備を忘れていて急遽誰かに借りたのか?」なんて思われてしまうかもしれません。堂々と見られてもはずかしくない歩き方ができるように自分に合ったサイズの革靴を選びましょう。

就活で使う靴はどこで買うのがいい?

就活用の靴はスーツと一緒に購入するのがおすすめ

就活で使う革靴を探すなら、スーツ専門店やデパートなどの紳士服売り場がおすすめです。店員さんにおすすめの靴を聞けば、就活で使うのにぴったりの靴を紹介してくれるでしょう。

スーツを買う時に靴も一緒に買えば、自分のスーツにマッチした靴を選んでもらえるので失敗もありません。

通販ではなく試着してから購入しよう

革靴はブランドによってサイズ感が異なるため、必ず試着してから購入しましょう。通販ではなく必ず試着してから購入ができる実店舗での購入をおすすめします。

特に、足はむくみやすい部分でもあるので、むくんでいる夕方に試着するのが良いでしょう。履いた時に、かかとに人差し指が入るくらいの余裕があるのがちょうど良いサイズとなります。

合わないものを履いていると靴ずれを起こすことも

万が一無理矢理合わない靴を履いていると靴ズレを起こしてしまいます。面接や説明会が重なると、その革靴で1日中歩き回るということもあるはずです。そんなときに合わない靴を履いて靴ズレを起こしてしまっては面接に集中出来なくなってしまいます。

購入後のお手入れも大切

使用後は必ず汚れを落として

革靴は、お手入れもとても重要です。スニーカーなどと比べて汚れやほこりが目立ちやすいので、毎日家に帰ってきたらお手入れをするようにしましょう。面接時には靴のお手入れがちゃんとされているかどうかも面接官に見られています!

【靴の手入れの手順】

①ブラシでホコリや目立った汚れを落とす
②クリーナーをクロスにつけて靴の表面の汚れを拭き取る
③シュークリームを靴全体に塗る
④靴をブラッシングする
⑤クロスで磨く

型崩れを防ぎたい場合は、シューキーパーを使って保管しましょう。木製のシューキーパーを選べば、湿気が防げるので靴をいい状態で保つことができます。

艶出しスポンジも同時に購入するのがおすすめ

やわらかい、眼鏡ふきのような布でやさしく拭くだけでもほこりや汚れをキレイにすることができますが、より好印象のためには、靴を購入する際に「艶出しスポンジ」も一緒に購入すると良いでしょう。

革靴をよりピカピカに見せてくれる艶出しコーティングが含まれたスポンジがあれば、帰ってきてさっとそのスポンジでひと拭きするだけで新品のように見えます。多くの革靴コーナーで安価で販売されているので、革靴を購入する際にセットで購入し、新品の状態のときから手入れをするようにしましょう。

女性の場合はかかとがコツコツならないようにこまめにチェック

ヒールのある革靴を着用する女性の靴は、長く履いていると金具が飛び出し、「コツコツ」と音が鳴ってくることがあります。これは音が響いてうるさいだけでなく、見栄えも悪くなってしまいます。

こまめにかかと部分をチェックし、金具が飛び出しそうになっていたら、駅などで見かける靴修理のお店に持っていきましょう。だいたい1000円前後で修理してもらうことができます。

靴は2〜3足あると安心

就活で使う靴は、できれば2〜3足用意しておきましょう。靴が2〜3足あると、靴を休ませることができるので、靴の匂いや湿気を防ぐことができます。

同じ靴を続けて履くと靴が傷みやすくなるので、靴をいい状態で保つためにも複数の靴をローテーションさせるようにします。

最後に

就職活動でおすすめの革靴の選び方と注意すべきポイント、そしてお手入れの方法を解説しました。実は意外と見られている靴はサイズ感やお手入れなど意識することがたくさんあります。しかし、それが社会人としてのマナーでもあります。

よく一流ホテルのホテルマンは「その人の靴を見れば格が分かる」とも言います。高級な靴かどうか、という意味ではなく、細部まで手入れを怠らないかどうかを見ているのだそうです。

面接官も同じように、そういった細部まで大切に丁寧に仕事をするかどうかをチェックしています。気を抜かずに靴にまで気を配るようにしましょう。


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