就活でよく聞くIoTとは?どんなことをしているの?

就活中に多くの業界で「IoT」という言葉を目にしませんか?なんとなくイメージはわくものの、そもそもなんて読むのか、どんな意味なのかよくわからないという方も多いのではないでしょうか?

そこで「IoT」について、ここでしっかりとその内容や私たちの生活への影響、そして将来性までをおさらいしておきましょう!

就活でよく聞くIoTとは?どんなことをしているの?
目次

「IoT」とは?

「IoT」とはそもそも何なのでしょうか?まずは基本を押さえておきましょう。

「IoT」の読み方、そして意味は?

IoTとは「Internet of Things」の略で、「アイオーティー」と読みます。その意味としては、「私たちの身近にある、あらゆるモノがインターネットにつながる仕組み」のことです。

たとえばこれまでにもパソコンやスマートフォンなどはインターネットにつながっていました。しかし、これからの「IoT」の時代にはこれらの通信機器以外のさまざまな家電や家、車などがインターネットにつながり、私たちの生活が便利になることが期待されています。

「IoT」によって私たちの生活はどう変わる?

それでは、「IoT」によって私たちの生活はどのように変わっていくのでしょうか。これまでインターネットとは無縁だったテレビや照明、エアコンや家のカギまでもがインターネットにつながることにより、遠隔で操作したり状況を確認することができるようになります。

ボタンを押したり、専用のリモコンを使用せずともスマートフォンひとつで全てのものが操作できたり、モノの方が自らインターネットにアクセスしてくるようになると言われています。

「IoT」はどのような業界で活躍しているの?

それでは、「IoT」は今後どのような業界で取り入れられていくのでしょうか?もし自分が志望する業界に関係があるようなら知っておきたいですよね。詳しく見ていきましょう。

家電業界でどんどん取り入れられている!

「IoT」が近年急速に普及しているのは家電業界です。新たに販売されるエアコン、照明器具、テレビ、冷蔵庫などには「IoT」のシステムが最初から組み込まれており、スマートフォンのアプリなどから操作できるものが増えてきています。

さらには、不動産業界からも注目が熱く、すべて「IoT」に対応した家電を取り入れた家づくりや、鍵や窓などの開閉さえもスマートフォンひとつでできるように整えた家づくりや家の紹介、リノベーションなどに力を入れる不動産関係企業も増えてきています。

物流や農業での効率化に貢献!

さらに、「IoT」技術は工場の現場や農業などでも効率化をすすめるための手法として期待されています。農業であれば、ハウス栽培や水やりなど、自動で行うことにより人不足でも効率よく多くの農作物を育てることができます。

また、物流というとイメージしづらいかもしれませんが、ドローンや自動運転による荷物の配送や倉庫で荷物を管理するたえの仕組みとしても「IoT」技術を活用し、増え続ける荷物への対応をすることが期待されています。

人材不足や高齢化社会で大活躍

いずれにせよ、多くの業界では深刻な人手不足を解消するための手法として「IoT」技術が期待されています。物流以外にも、人手不足に悩む医療や介護の現場などでも導入を目指しています。

「IoT」技術を使うことで医師が不足している地域でも遠隔での診察が可能になったり、多くの入居者を見守る必要がある介護の現場では、「IoT」を活用することで夜勤なども少ない人数で効率よく高齢者の異変や手助けの必要な人のサポートができるようになると言われています。

医療に「IoT」技術をいかす

医療分野でも、「IoT」技術の活用が期待されています。スマートウォッチやセンターが内蔵されたリストバンドなどのウェアラブル端末は、脈拍や血圧の変化をモニター・記録することが可能で、健康維持や体の異常の早期発見に役立ちます。

近年は、「IoMT(Internet of Medical Things)」という言葉も登場しています。医療機器とシステムをインターネットでつなぐという考えで、医療に特化したインターネットの活用に注目が集まっています。

将来性はどうなのか?

それでは、「IoT」自体の将来性はどうなのでしょうか。「IoT」の技術の活用はここ数年で始まったばかりですので、大きな伸びしろと将来性があると言っていいでしょう。

これまでには「IoT」が関係ないと思われていた業界にも広がり、期待されていることもあり、これからその技術を活用する業界はますます広がるものと思われます。

スマートハウスなどどんどん広がる

とくに顕著なのが前述した不動産業界です。これまでには全て手動で行う必要があったものがすべて「IoT」の技術で行うことができれば、私たちの生活はとても便利になります。

そんな、全ての操作がスマートフォンひとつで叶う「スマートハウス」の開発に各社力をいれており、オフィスなどにも導入されています。

エンジニアの数が必要となる

さらに、「IoT」の伸びしろに伴って必要となるのはその技術開発に携わるエンジニアの数の増加です。

「IoT」を開発するのに必要なエンジニアには、各機械に内蔵する機能を制御するシステムを開発するエンジニア(組み込み系)と、私たちが「IoT」の操作を行うための画面やアプリなどを作成するエンジニア(Web系)がいます。

これらの技術を有するエンジニアたちには多くの活躍のチャンスがあるでしょう。

「IoT」の問題点や課題

私たちの生活を便利にしてくれるイメージの「IoT」ですが、問題点や課題についても知っておきましょう。

プライバシーの問題

すべてのものがインターネットにつながるということは、個人の行動や生活に関する情報がデータとして残ることになります。

この膨大なデータは活用価値が高い反面、悪用される恐れもあります。ビッグデータの管理・取り扱い、個人情報の保護については、対策が必要となるでしょう。

「IoT」を運用できる人材の不足

テクノロジーが急速に発達し、「IoT」も広範囲で活用されることが期待されていますが、運用できる人材の不足が課題となっています。

ネットワークを運用・管理する人材の育成が急務とされており、デバイスを開発したりネットワークを構築するエンジニアの需要が高まると予想されます。

利用者のセキュリティ意識の向上

IoT機器を狙ったサイバー攻撃は近年増加傾向にあります。「IoT」を利用する一般消費者の意識の向上も、今後の課題の一つとなるでしょう。

総務省及び国立研究開発法人情報通信研究機構(NICT)は平成31年2月から、サイバー攻撃に悪用されるおそれのあるIoT機器の調査及び当該機器の利用者への注意喚起を行う取組「NOTICE(National Operation Towards IoT Clean Environment)」を実施しています。

「IoT」が当たり前になる時代には、個人情報が悪用される危険性を理解し、自分で自分の身を守る必要があるのです。

最後に

「IoT」について、具体的にイメージが湧きましたでしょうか?自分が志望する業界にどのくらい関わりがあるのか、現在はなくとも今後関わりが発生するのかも含め、注目しておきたいですね!


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