インターンの参加後にはアンケートの提出を求められることがあります。しかし、うっかりアンケートへの回答を忘れてしまったという人もいるのではないでしょうか。今回は、インターンのアンケート回答を忘れてしまった際の対処法をメール例文つきでご紹介します。また、本選考への影響やアンケートで回答すべき内容も合わせて解説します。
- ・インターンのアンケート回答を忘れたときの対処法
- ・インターンのアンケート回答を忘れたときのメール例文
- ・インターンのアンケート回答を忘れると本選考に影響する?
- ・企業がインターン後にアンケートをとる理由
- ├①次回以降の参考にするため
- ├②学生の志望度を確かめるため
- └③企業と学生のマッチ度を確かめるため
- ・インターンのアンケートで回答すべき内容とは
- ├①インターンに参加した動機
- ├②企業説明で学んだこと
- ├③グループワークで学んだこと
- ├④自分の反省すべき点や改善すべき点
- ├⑤自分と企業がマッチしているポイント
- └⑥感謝の言葉
- ・【まとめ】インターンのアンケート回答を忘れたらすぐにメールで謝罪しよう
インターンのアンケート回答を忘れたときの対処法
インターンのアンケート回答を忘れた場合は、電話だと採用担当者の手を煩わせてしまうため、メールで一言謝罪を添え、アンケートに回答したい旨を伝えましょう。
インターンのアンケートは、締切が過ぎると回答フォームがマイページから削除されます。そのため、締切を過ぎてしまった場合は必ず採用担当者に連絡しましょう。
インターンのアンケート回答を忘れたときのメール例文
以下、インターンのアンケート回答を忘れた時のメール例文です。
件名:インターンシップアンケート回答遅れのお詫び/ 〇〇大学(名前)
本文:
〇〇株式会社
人事部 採用担当
◯◯様
お世話になっております。◯◯大学政治経済学部学部政治学科(名前)と申します。◯月◯日に御社のインターンシップに参加させていただいたのですが、◯月◯日締切のインターンシップのアンケートへの回答を失念しておりました。大変申し訳ございません。
お手数ですが、アンケートの回答フォームを再度送っていただくことは可能でしょうか。
確認不足でご迷惑をおかけしましたことを、重ねてお詫び申し上げます。
お忙しいところ大変恐縮ではございますが、何卒よろしくお願いいたします。
詳しい企業向けメールの送り方はこちらの記事で解説!
インターンのアンケート回答を忘れると本選考に影響する?
インターンのアンケートに回答しなかったことだけが直接的な原因となり、選考に落ちてしまう可能性は低いです。しかし、少なからず影響はするでしょう。
例えば、アンケートを締切までに提出した他の学生と比べれば、志望度が低いとみなされます。また、インターンシップ後にインターンでの評価やアンケートの回答を参考に、一部の参加者にリクルーターをつける企業がありますが、締切に遅れるとこのような場面で不利になってしまいます。
インターンのアンケートは、企業に対する熱意を伝えるための絶好の機会です。なるべくインターン終了直後に提出することをおすすめします。記憶が新しいうちに取り組むことで、インターンを通して感じたことをより詳細に伝えることができます。
企業がインターン後にアンケートをとる理由
①次回以降の参考にするため
企業は、次回以降のイベントやインターンの運営をよりよくするためにアンケートをとります。参加した学生の意見を参考に、よかった点、改善すべき点を把握し、自社に魅力を感じてもらえるようなインターンを企画しています。
②学生の志望度を確かめるため
企業は、アンケートの回答から学生の志望度を確かめています。志望度が高い学生には、限定イベントやリクルーターの案内をすることがあります。そのため、志望度の高い企業のアンケートでは、インターンを通して学んだことや魅力を感じたことを詳細に伝え、次回以降のイベントやインターンへの参加の意志を伝えることをおすすめします。
③企業と学生のマッチ度を確かめるため
社風や社員の方の人柄などは、インターンを通して自分で感じることが重要です。実際に自分で確かめることで、自分と企業が本当にマッチしているかどうかがわかってきます。アンケートの回答を通して、企業は学生が自社の社風をどのように感じたかを知り、マッチ度を判断しています。
インターンのアンケートで回答すべき内容とは
①インターンに参加した動機
感想を書く際には、まず最初にインターンに参加した動機や目的を書きましょう。
多くの場合、インターンのエントリーシートで「インターンに応募する理由」や「インターンを通して学びたいこと」という設問があります。エントリーシートに書いたインターンの参加目的が達成できたかどうか、達成するためにどのようなことを意識して取り組んだのかをアンケートに書くと高評価が狙えます。
インターンのエントリーシートを書くコツとは?
②企業説明で学んだこと
企業説明を通して初めて知ったことや魅力を感じたことについて詳細に書きましょう。社員の方がインターンの中で説明していたことをアンケートに書くことで、「この学生はよく話を聞いてくれていたんだな」と採用担当者から評価され、熱意が伝わりやすくなります。
③グループワークで学んだこと
多くの企業では、実際の業務を体験してもらうためにインターンでグループワークを行います。グループワークで業務体験をすることで、企業説明だけでは知ることのできなかった業務の難しさややりがいを感じることができます。社員の方が企業説明で話していたことだけではなく、実際に自分が感じたことを自分の言葉で書くことが重要です。
インターンのグループワークで評価されるポイントとは?
④自分の反省すべき点や改善すべき点
インターンを通して見つけた自分自身の改善点も合わせて書きましょう。改善点を書くことで、向上心やインターン参加後も努力する熱意をアピールすることができます。企業で働く上では、向上心を持つことが重要です。失敗と反省を繰り返して改善していくことで、良い成果をあげることができます。改善点を見つけることは、向上心の表れです。
⑤自分と企業がマッチしているポイント
インターンを通して見つけた、自分と企業がマッチしているポイントを詳しく書きましょう。企業が特に大切にしている考え方や、グループワークなどでそれを実際に体感した場面、社員の方の人柄や社風など、インターンシップでしか感じることができないことについて書くことをおすすめします。
自分がインターンシップを通して特に魅力的に感じたことと、自分の強みや性格、価値観がどのようにマッチしていると感じたかを分かりやすく伝えましょう。
⑥感謝の言葉
アンケートでは、インターンシップを企画・運営してくださった社員の方に対して必ず感謝の言葉を伝えましょう。インターンでお世話になった社員の方の名前は必ずメモしておき、「人事部の〇〇さん」と名前を添えた上で感謝の言葉を述べると丁寧な印象になります。
【まとめ】インターンのアンケート回答を忘れたらすぐにメールで謝罪しよう
インターンのアンケートは、企業が次回以降のイベントやインターンシップの企画・運営に活かすためだけではなく、学生の熱意や志望度を測るために重要な役割を果たします。そのため、インターンのアンケート回答を忘れたらすぐにメールで謝罪をし、回答フォームを送ってもらえるか企業に確認することをおすすめします。
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